原動機の型式は重要 | AITHON CARS BLOG

原動機の型式は重要

まいどっ!

本日は、アメ車の基本のテーマで 「原動機の型式」です。

原動機の型式については、アメ車に限った話ではありません。

車検があるクルマ全般に必要な事で当たり前の事ですが、

最近は、クルマを個人売買で購入される方が多くなってきて トラブルになり兼ねない部分なので知っていても損はありませんよ。

 

特にアメ車は、特定のモデルにどのエンジンが付いているのが正しいのか パッと見ても見分けがつかない方が多いと思いますし、

知っていてもアメリカで違うエンジンに変えられて並行輸入で登録されれば、通常とは異なるエンジンがのっているってケースもあります。

又は、修理の為にエンジンを交換されている場合もあるかもしれません。

 

GM系の90年代くらいまでのV8エンジンは、エンジンブロックだけ見たら 区別がつかないくらい似ています。

 

同じ年式・車種だとしてもエンジンの記載される型式が違う場合が実際にあります。

 

当たり前の事ですが、車検証に記載されている原動機の型式と今付いているエンジンの型式が一緒でなければ車検は通りません。

 

 

↑車検証記載されている原動機型式 「C L R 」

↓エンジンにある原動機型式 丸印の部分

 

 

エンジン型式が見える場所にあればラッキーです。

車輌によって異なる場合があるので、エンジンの下面にあったり側面だったり裏だったりします。

 

↓の車検証の様に漢字と数字の型式は、職権打刻と言い最初に新規登録された都道府県で一台一台違う番号を打ってあります。

 

漢字の「玉」は、埼玉県で打った事を意味します。

 

日本車だと職権打刻は、盗難や事故による修理などで英数字不鮮明の問題がある場合に打たれる様ですが、

アメ車の場合、並行輸入車や一部の正規輸入車は職権打刻の場合が多いです。

最近は、打刻でなく「国」の漢字が入る剥がせないシールタイプに変わっています。

 

なので、壊れたエンジンを変えるのに同じ車種年式だとしても、

車検証が「玉〇〇玉」でエンジンが「東(東京)〇〇東」が打たれているとアウトです。

この場合は、まずスムーズに車検は通りません。

 

もし、個人売買で車検が一年残っているクルマを買ったとして

一年後に車検に出したらエンジン型式番号が違う事で車検不適合って事もありうる話。

中古車販売店でこんな事が起こったら、シッカリクレームを入れて処理してもらえると思いますが、個人売買となるとどうなる事やら・・・

 

個人売買が云々よりも、買う側はリスクもある事を予測して最低限 車体番号や原動機型式は確認した方が良いと思いますよ。

 

 

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