最近、ポカポカ陽気に包まれて
昼間眠たくなりますよね。
「春だから昼間眠たいのか!」
と思っていても、実は「睡眠不足」が原因かもしれませんよ。
「先生!大丈夫です。私はしっかり寝ていますから」
という方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
睡眠の「質」は大丈夫ですか?
寝るときに、お酒を飲んでから寝る方も多いようですね。
「お酒を飲むとよく寝れる」という声もよく聞きます。
あなたはいかがですか?
「逆にお酒を飲まないと寝れない」なんてことはありませんか?
確かにお酒を飲むとよく眠れる気がしますが
実際にはあまりよくないことが研究でも明らかになっています。
今回は「お酒と睡眠の関係性」についてお伝えします。
まず、睡眠のメカニズムについて考えてみましょう。
私たちの睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠の二種類で構成されています。
ノンレム睡眠は浅い眠り、レム睡眠は深い眠りのことで夢をみることもありません。
これらは一晩に4~5回交互に、一定のリズムで繰り返されます。
レム睡眠がしっかり取れると、朝気持ちよく起きることができます。
疲れが残っている感覚もありません。
しかし研究の結果によると、お酒を飲むと「レム睡眠」が妨げられます。
体内にアルコールが入ってくると、それらを分解するために
「アセトアルデヒド」という物質が発生します。
そしてこの物質がレム睡眠の邪魔をするのです。
レム睡眠の時間が短くなったり、4~5回起きるレム睡眠の回数が
2~3回程度に減少してしまうのです。
そのため
「昨日は早く寝たのに、なんだか疲れが抜けていない」
と感じるのです。
お酒の摂取によって「眠りにつくまでの時間」は短くなるようですが
それによって「睡眠の質」が低下してしまっては意味がありませんよね。
また、お酒を飲むと利尿作用が強くなるので
夜中にトイレにいくことによっても眠りが阻害されます。
他にも毎日お酒を飲むとだんだんと量が増えていって
肝臓や腎臓などに大きな影響を与えてしまうようになるかもしれません。
「晩酌が一日の息抜き」
「唯一の楽しみ」という方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫です。適度な量で押さえておけば・・・(笑)
できるならたまには晩酌の間隔を開けて「休肝日」を作ってあげましょう。
最後に、質のいい睡眠を作り出す方法をご紹介します。
- 1.朝に日光を浴びる
- 2.食事は就寝の2時間前に済ませる
- 3.就寝1時間前にはテレビ・スマホをOFF
- 4.入浴後軽くストレッチをする
質のいい睡眠には、睡眠前の準備が大切なのですね。
【ぎっくり腰・腰痛しびれ・交通事故むちうち専門院】
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引用元:アルコールは睡眠導入剤??