梅雨明けの方が、梅雨っぽいかもしれないですね。
さて、明日はいよいよエアレース世界選手権2017カザニ大会の放送ですね。
そこで!
今回はマニアックなターニングマニューバ(縦のターン)のタイミングについて書いてみようと思います。
今回の模型は、実はFALKENさんのSNSの投稿で当たりました!!
千葉大会で見かけたんですが、時間が無くて買えなくて、こんな形で手元に来て凄い嬉しいです。
さて、始めましょう!!
通常はこの写真の様に、水平方向、垂直方向10°以内の傾きで通過しなければなりません。
これが、次の写真の様に上昇しながら、通過してしまうと
クライミングインコレクトレベル+2秒のペナルティです。
パイロットのヘルメットが基準となるので、次の写真の様に通過後であれば
ペナルティは無く、最高のタイミングで上昇することが出来ますね。ここがポイントです!!
次の写真の様に
完全に通り過ぎてから上昇すると、その分ターンが大きくなり、また戻る距離も大きくなってしまします。
パイロン通過と同時にターンを始める!!
ここでタイムは大きく変わります。
この縦のターンの始動時期がキーポイント!!
今回のカザニ大会でも見所になると思います。
と、手で模型を持って説明するのは、非常に簡単ですよね。
1秒間に約100m進むエアレースでは、一瞬のタイミングを逃してしまうだけで、かなりな距離をロスしてしまいます。
これを各選手は実際に超人的なタイミングで、フライトしているんですよね。やはり、一瞬たりとも気が抜けないレースですね。
さて、本日はここまで!!
解説している私も待ちに待った放送です!!
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