この車の初代ロードスターは当時の販売チャンネルの名前からユーノスロードスターとして販売されていた車です。
今回はそんなこだわりのお車に、こだわりの高級オーディオマッキントッシュ(MZ406 MCM4000 MC425)を取付依頼を頂きました。
マッキントッシュはもともとアメリカのブランドでホームオーディオなどでは百万円以上するアンプなどを出しているメーカーです。
ブルーアイズと呼ばれる左右のスピーカー出力をアナログメーターで表示するパワーメーターも重厚さを感じさせます。
ご依頼頂きましたオーディオはもともとクラリオンがカーオーディオ事業として出していたブランドでかなり昔に廃盤になっており今回のご依頼品もオークションでオーナー様が海外から買ってきたモデルです。
ゴールデンウイークにお問い合わせ頂き5月7日には赴任先の県外へ行かれるとのことで適合確認もままならぬまま現車合わせで6日に取付させて頂きました。
作業の困難な点は国産車の主な規格2DINに対してデッキは1.5DIN、更にパワーメーター約1DIN。
取付穴も全く違います。
さらに今回は希少性の高いビンテージ品。
説明書も無く適合も不明でしたのでオーナー様のご希望を伺いつつやってみることとさせて頂きました。
作業当日お車を見せて頂き、(訳あって運転もしました)かなり状態の良いユーノスロードスターで楽しい車です。
作業は断線されている一本一本の延長や端子作り、動くのか確認。
•アンプレスCDデッキ取付
•パワーメーター取付
•デッキのバッテリーからの直接電源化
•アンプ取付
•アンプのバッテリーからの直接電源化
•動作確認
•バッテリー交換
となり作業その他トラブル含めて約11時間の作業となりました。
明日はオーナー様。ドライブとのこと。
デッキが無いまま乗っておられたこのユーノスロードスターもこれで楽しいドライブができると思います。
アンプや電源強化などは、リスクもあるため少しでもご自身の車や作業内容を把握して頂くと良いと思います。
今回はちょうど良くRCAケーブル(写真黄色のケーブル)と千円程度の安いケーブルの比較もすることが出来ました。
お客様と二人で全然違う…となり楽しい結果に驚きました。
ケーブルの違いで、ボーカルを含む音域と低音がかなり変わり安っぽいスカスカの音から重厚な音に変化し本当に驚きでした。
以下作業風景と写真です。
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