うつぶせでの首すわりサポート

 

きょうは「首座り前のうつ伏せサポート」についてです。

 

 療育ではひたすらに「うつ伏せ(タミータイム)が大切」だと言われつづけています。

 

 ~うつ伏せが大切な理由~ 

首や肩の力をつける 

寝返り、お座り、ハイハイのための筋力を育てる 

 

うつ伏せは、首座りのためのトレーニングになるだけではなく、その後の寝返り、お座り、ハイハイなどの 筋力も育てるそうなのです。 

 

ニコもそうですが、お座りが出来るようになると座っているほうが楽なので、うつ伏せを嫌がりますが、 ハイハイのためにはうつ伏せを続けたほうがいいと言われています。

 

 療育で習った、うつ伏せのサポートの仕方です。 ↓

(動画撮影時は12カ月で首が座っています)

 

 

こちらが実際に3ヶ月ごろにニコと練習している時の写真

 

▼赤ちゃんの肩のしたに肘がくるようにする。   

しっかりとサポートをして、肘が開かないようにする。  

このポジションを取ることで、肩腕まわりの安定感が増して、頭を持ち上げやすくなるそうです。

 

このアドバイスをいただくまで、ニコは数秒しか頭を持ち上げられませんでしたが、 このサポートで劇的に変わりました。 

 

▼お尻が浮かないようにサポート 

最初のうちは、頭をあげようとすると、 逆にお尻や足が浮いてきてしまいます。

 

お尻を浮かないように押さえることで、頭があげやすくなるそうです。 このサポートで頭が持ち上げられるようになりました

 

お尻をサポートしつつ、腕肩もサポートするのが 難しいというお問い合わせをいただいたので、 私がやっていた方法を追記させていただきます。 

 

 

 

私の肘をニコのお尻サポートにつかって、 私の両手でニコの肩腕をつかんでいました。 

 

 ~うつ伏せをさせるにあたって~ 

▼固めの場所でうつ伏せさせる

ベッドや柔らかいソファーなどのうえだと、 呼吸をしにくくさせてしまうことがあるそうです。 私の動画はベッドの上ですが、真似なさらないように気をつけてください。

 

▼うつ伏せは1日に何回でもやっていい

「首の力が足りない」とセラピストに指摘されてから ニコに1日に4回くらい、1回10-20分のうつ伏せをさせたら、どんどん首の力がつき始めました。 

 

▼鏡、オモチャ、カラフルな物、絵などを 目の前に置く

月齢が1-2カ月のころは 視力が30センチくらいなのだそうで、そのくらいの距離にものを置く。 うつ伏せだと親の姿が見えなくなり 不安になることがあるので、声がけも大切なようです。 ニコは「絵本」か「子ども番組」があれば うつ伏せを頑張ってくれます。

 

 

 

一番のお気に入りの絵本は 「ぽぽんぴ ぽんぽん」

(作: 松竹いね子  絵:ささめやゆき 出版社: 福音館書店)

 

 3カ月のころからこの絵本が大好きで、 いまだにこれを越えるものはありません。ニコの言葉の先生曰く、こういう擬音が面白い絵本から入門すると良いとのことでした。

 

 

 

 

 

ちなみにうえの動画撮影の時、 ニコにはiPadで超人気子ども番組の Yo Gabba Gabba!を見せていました照れ こんな感じで 「頭を持ち上げてもっと見たい」と思わせながら 日々の練習をしてきました。

 

特にニコが生後3カ月から大好き好きなのは~ I Like To Dance - Yo Gabba Gabba!でした。

 

 

▼6カ月以前は、 無理させない

泣いたら助けがもらえることを教える時期のため、赤ちゃんが泣いたら、無理をさせないでねとのこと。 

 

▼6カ月をすぎたら、泣いてもすぐに助けずに、 ちょっと様子をみてあげる。 そういう状況のなかで本人が問題解決のために、働きかけていくことも、大切なのだそうです。 

 

以上、ご参考になさってみてください。

 

療育で得た知識については 出来る限り正確に伝えていくつもりですが、 これは専門的な知識に基づくものではなく、 あくまでも私が理解した範囲でのご紹介になります。 

 

ダウン症のある赤ちゃんの正しい身体的発達のサポート方法を知りたい方は、こちらの本がオススメです!アメリカのダウン症センターで40年に渡ってダウン症のある子どもたちの身体づくりをサポートしてきたウィンダーズ先生(理学療法士)が、両親むけに解説している本です。

 

 

 

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過去に別のブログで掲載していた息子のニコに関するブログを再編集して再掲載しています。興味を持ってくださった方は、テーマ「ダウン症候群のある子の暮らしや情報」でソートして読んでみてください。