平本沙織さんが2018年末にTwitterに投稿した内容です。わずか1ヶ月で2万6000件のリツィートされ、多くの意見が投稿されました。





沙織さんは、懸命の保活の末にようやく入園許可がでた保育園が、数駅先でした。満員電車で通園するものの、子どもは押し潰される危険と隣り合わせで、周囲の乗客から罵倒や蹴られたりする日々でした。満員電車は、母子にとても厳しい。人間不信になりそうになったそうです。

じつは同じ頃に、「こどもそばで働けることをあたりまえの世の中に」を理念としているママスクエア代表取締役の藤代聡さんからは、「企業内保育所を整備しても、都心の会社まで子連れで出てくるには危険すぎるため、思ったほど利用が増えない。親子で電車を安全に利用できるようにできないでしょうか」というお話もいただいておりました。

沙織さんは「子連れ100人カイギ」の実行委員長でもありますので、ママスクエアの藤代さんと、「渋谷papamamaマルシェ」実行委員長の神薗まちこさんと、この議論を無駄にしないようにと、団体を立ち上げました。





「子どもの安全な移動を考えるパートナーズ」
公式HP:
https://saferpublic.wixsite.com/website-1

Facebook:
https://www.facebook.com/Safer.public/




まずは「みんなの声を調べよう!」ということで、2019年2月にアンケートを実施しました。
数日で1000件以上のママたちを中心に声が寄せられました。アンケート結果は公式ページで公開してますので、抜粋でご紹介します。

注目すべき結果はー



約9割が電車は「子どもにとって危険だと感じる」と答え、

約7割子連れでの乗車を諦めた経験があることがわかりました。


「公共」交通機関であるはずの電車に、子連れが乗れずにいる実態が伺い知れます。




乗車を諦めた理由で最も多かったのは、「車内が子どもに危険である」というハード面のバリアと、「子どもが騒いで周りに迷惑と思われるかも」という心理的バリアでした。

つまり、最低でもこの二つのバリアをクリアしないと、子どもは電車に乗ることが難しいわけです。



そこで2019年2月25日に、こどもの安全な移動を考えるパートナーズの皆さんが、小池百合子都知事へ要望書を手渡しました。




(東京新聞)





<要望内容>
一つ目は、ハード面バリアの改善策として「子育て応援をする車両」の設置です。
二つ目は、心理面バリアの改善策として「子どもが安全に移動する」ことへの啓発




8割以上「子育て応援車両」等の対策が必要、1割弱が「その他の対策が必要」とと答えています。「対策がは必要ない」答えたのは6%にとどまりした。



都議会でも働きかけていきます!!