美容整形です。
私は、自分の口元に対してずっとコンプレックスがありました。口元の突出感、笑うと歯茎が露出してしまうガミースマイル、口が閉じにくいことなどがありました。
内向的な自分からどうしても変わりたくて芸能のお仕事を始めて一歩進んで、名前を本名に改名してまた一歩進んで、少しずつ前進していました。
どんな意見も受け入れてそれも糧にして進み続けようと決めたのに、なぜかもう一歩が踏み出せなくなり、立ち止まってしまいました。
口元が気になって人前で素直に笑うことが怖くなっていました。
あと少しここがこうなっていれば…毎日メイクをするたびにその気持ちが溢れてきました。
手術をするべきなのかずっと考えていました。
嫌われたらどうしよう。
変に思われたらどうしよう。
わたしどうなるの?
大丈夫?
これから先、どう生きていけばいいの?
自分が自分でなくなってしまうんじゃないかと怖くてたまりませんでした。
安易に決めることはできません。
ただ、手術をしないという選択は出来なかったです。
私の性格上、この先すればよかったかも…という想いを抱えて過ごしていくことはわかっていたからです。
一歩踏み出してみようと決意したのは、
今、可愛くなりたい。
と強く想ったからです。
もう何も気にせず思いっきり笑えるようになりたい。この胸に残るわだかまりを消したい。
その想いだけでした。
手術当日。
平気!大丈夫!頑張るんだ!って自分に言い聞かせていたけれど、本当は何もかもがすごく怖い。怖くて怖くてたまらない。涙が止まらない。手が震える。
変わることも怖かった。
変われないままでいることも怖かった。
言ってることが矛盾していてわけがわからないかもしれませんが、どっちも本当の気持ち。
手術後のダウンタイムの数ヶ月間もずっと怖かったです。少しは自分の思っていた通りになるんだろうか。ちゃんと前に進めるようになるんだろうか。本当に手術してよかったのか…色々考えていました。
そして、落ち着いてきた今の感想は
勇気出してよかった。
何故、このことを公表したかというと隠す必要も無いのかなと思って。
今の私も手術前の私もワタシだから。
ただ、周りの人には表情が明るくなったと言ってもらえるようになりました。嬉しいです。
色々な意見があると思います。それも全てありがたいです。
コンプレックスな部分を少し変えました。私は胸を張って、手術してよかったと思います。
美容整形については、肯定も否定もするつもりはありません。
決めるのは自分だと思っています。
いつも応援してくださっている方々。
私の言動や、ネガティブな部分で心配させてしまってごめんなさい。そしてどんな時も味方でいてくれてありがとうございます。
よくバラエティ番組などで言っていた、自撮り写真での口元の修正加工はしないようになりました。だけど、相変わらず実物と写真は異なると思います。笑
どんな自分の姿も素直に受け入れていけるようになりたいです。
まだまだ不器用ですが、たくさんたくさん笑いたいです。
メイクも楽しくなりました。口紅を塗って、こんなにもしっくりきたのは初めて。力を入れなくても自然に口が閉じられるのも嬉しいです。
これからも髪型やメイク、ファッションも勉強して自分に合ったものを見つけていきたい。挑戦したい。
1mmでも可愛くなりたい。
その精神を持ってまた一歩、進みます。