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ORCA, OpenDolphin, HorliX(Horos, OsiriX)あたりの話題が多いでしょうか。

PHORLIX Lite をベースに PaxViewer のストレージ機能などを組み込んだところ、まあまあ動くようになったので PHORLIX として公開しました。

 

 

見ての通り、現在ではwebサーバ機能も実現しています。
ストレージにあるスタディを(当たり前ですが)アプリで、これとは別にブラウザでも表示させているわけです。

 

今だとこのページより落とせます。

 

 

仕事の流れで「電子カルテから呼び出せるブラウザベースの DICOM Viewer」を作成する必要があり、これを macOS デスクトップアプリに仕立て直した。(2026/6 に windows に移植したので、現在は windows バージョンもあります)

 

PaxViewer という。

 

 

こちらのページでダウンロードできるので、ご興味持たれたら使ってみてください。

(windows バージョンはこちらMicrosoft Store から)

 

 

 

前にも軽く触れたのだが、怪文書が再度出現したため反論記事などを何本か書いた。

結果、おかげさまで、AI のまとめなどでも「OpenOcean は GPL 違反」というような論旨のコンテンツはなくなった。

 

この騒動の副産物として、まず皆川和史の LICENSE 文書の改竄が明らかになったことだ。

 

内容に関しては『OpenOcean 怪文書 -GPL 誤用による違法行為教唆-』・『OpenOcean が GPL 違反?』・『OpenOcean 皆川和史による著作権表示の改竄』などを参照してください。

 

もう一つは、ソースコードの利用の指針が具体的に立ったことだろう。
現行の dolphin-dev の OpenDolphin は、上の LICENSE 文書がいまだに修正されずに残っているため、正直、ソースコード自体を使わない方がいいと思う。

 

 

 

(続く)

 

OpenDolphin でしばしば指摘されていたことだが、カルテデータがバイナリで永続化されている関係上、2次利用がしにくい。
アプリ内部でプレーンテキストに変換して適宜利用するという手法もなくはないが、明快さに欠ける。

 

OceanMini ではテキストで永続化しているので、試しにローカルで走る LLM と連動させてみたら、かなり使えそうな結果になった。

 

 

この機能を追加した Ver1.0.6 はこちらからダウンロードできるので、よかったら使ってみてください。

 

 

 

OpenOcean というのは 2018 年頃に公開していた OpenDolphin 由来の電子カルテだ。

なんで 2025 年にもなってこのソフトのことを語っているかといえば、これにまつわる怪文書がまた出現したから。

 

何言っているかわからないと思うが、経緯などは

小林慎治氏の OpenOcean に対する事実誤認

小林慎治氏の OpenOcean に対する誹謗中傷・印象操作

などを読んでもらうのが一番かと。

 

いや、まさか LICENSE 自体が改竄されていたとは夢にも思っていなかった。

 

ところで、この怪文書が最初に出現した時、われわれはこの文書のことを大して重視していなかった。
というのは、ソフトウェアに対する技術的・実務的な感覚が違いすぎて、とても話が噛み合わないと思ったからだ。

例えば、(C) Life Sciences Computing Corp と表記がなされていれば、慣れた人同士なら、これがいわゆる「職務著作」にあたるものだという前提にのっとって話が進む。

実際、LSC の担当者との交渉時にはこの前提に沿って、配布の可否や (C) 表記の方法などを決めていった。

商用で流通しているプロダクツがあるのだから、著作権法を意識した話し合いになるのは当然だ。
われわれの頭の中には知的財産権に関する一般的通念というようなものがあり、必要に応じて、著作権法を参照したり、GPL を意識したりする。

ところが、怪文書は GPL の文脈でしか物事を語らない。

「感覚が違う」と書いたのはそういう理由だ。

 

今回の騒動で怪文書を再読したが、もう徹頭徹尾、GPL との絡みでしか物事を見ていない。
彼によれば、OpenDolphin は皆川和史という人の個人的著作なんだそうだ。根拠は、古いバージョンの LICENSE 文書。
おかしいでしょ、そんなの。

しかも、今回、それが改竄されたものであることが判明したし。

 

GPL への過度の偏重の他に、気に入らないのは「コミュニティ」という言葉の雑な使い方。
電子カルテのような特殊なソフトの場合、不特定多数の一般ユーザーというのは考えにくく、潜在的なものを含めてユーザーは開業医に限られる。強いていえば、これがユーザーコミュニティになる。
OpenDolphin の場合は、複数のプロダクツが存在していたので、各々のプロジェクトの開発者連中が開発コミュニティになるだろうか。
これらユーザーコミュニティと開発コミュニティとを合わせて「コミュニティ」と呼ぶのが適当だと思うが、彼はそのどちらにも所属していなかった。
にもかかわらず、彼は自分がコミュニティの代表者にでもなった感覚で物事を語る。
この態度には違和感しかない。

 

→小林慎治のいう「コミュニティ」からの「是正勧告」に従った場合、おそらく犯罪になるので researchmap に掲げていた記事のタイトルを

OpenOcean 怪文書 -GPL 誤用による違法行為教唆-

とし、この点を意識して加筆修正した。


→職務著作は一般の人には馴染みのない概念だと思うので、『OpenDolphin と職務著作と GPL』という記事を公開。

 

→検索エンジンの AI によるまとめ記事はかなり改善された。

 

 

特に

「現在(2026年時点)ではこの指摘を支持する声はほとんどない」
「AIが古い情報や誤った指摘を学習し、現在でも「GPL違反」と誤った要約を行うことがあるため、情報源には注意が必要」

あたりの記載がなされるようになったのは、反論系の記事の反映と言える。

なお、著作権法に基づいて「違反」などと申立できる主体は原則著作権者に限られます。だから、無関係な小林がそのように主張すること自体、法的にはかなりグレーな行為です。だから、このような事案では、違反を指摘した側は根拠を提示し続けなければいけません。反論系の記事が公開されてから、半年近くたっているのに、(再)反論はみられませんから、これは決着がついた問題と考えて良いでしょう。

怪文書はやはり怪文書に過ぎなかったわけです。