私の地元のディラーの整備士に故障に対するアドバイスを頂いたところ、

パレットの製造・販売をしているスズキ自動車の整備士とパレットのOEM日産ルークスの販売をしている日産の整備士の方意見が一致しましたので、シリンダーのガスケット抜けだけなら水が減ってオーバーヒートをするだけで、エンジンに負荷を掛けただけでオーバーヒートするのは可笑しい、このエンジン(K6A)はサーモスタットの故障が多い事を踏まえて、改めてサーモスタットの点検を勧められました。

サーモスタットは社外品に交換したばかりでしたが、交換後にオーバーヒートをしましたし、水回りの洗浄を行いました。

確かにサーモスタットを交換した時に、プラスチックで出来ていましたので、熱に弱いんですね。

また、サーモスタットの交換後にエンジン内部の洗浄を行いましたので、錆が詰まった可能性も捨てきれませんので、

サーモスタットをエンジンから取り外してみるとこの様な状態でした。

上の画像の中央部に見えるのがサーモスタットで、周辺に錆が積もってます。

下の画像は恐らくヒーターホースが刺さっているところが熱で割れています。

また穴の中は錆が凄いです。

緊急で部品を取り寄せる必要が在りますが、これで直れば部品代だけで済みますので、十万円~二十万円コースから、三万円コースで治せます。

サーモスタットを取り外したついでに、ラジエータとエンジン内をきれいな水で洗い流しました。

スタッフの友人たちや嫁からも備品を外しているのに、エンジンを掛けたら潰れると猛反発されながらの作業でした。

エンジン内部に流水を行っての作業ですのでエンジンには問題ありません。

エンジン内部から出た水から錆が完全になくなるまで洗い続けました。

後は部品が到着し取り付け治って居るかの確認が楽しみです。