聖地から帰って早 数日が経ってしまいました。帰ってからは荷物の片付けや法具の手入れにも時間がかかりますが、次々と今後のミーティングや説法会などの準備などが始まります。するとあっという間に数日経ってしまいます。

 さて、25日には多くの参加者の方々と合流して聖地自然修行のはじまりです。

山人さんの予言どおり、参加者の方々を出迎える頃には早朝の雲も上がってすっきりと晴れ上がりました。前夜、天気予報が変わり曇りから晴れになった、とのことでした。バスセンターまで皆さんを出迎え、梓川伝いに宿泊地まで歩きます。雨上がりというのは何と美しいのでしょうか。

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 さっそく河原に降りて、簡単な儀式をした後、梓川の水に手足をつけて禊ぎをし、各自の法具を雪解け水でお清めしました。

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 その後、支度をして明神池までの散策に出かけます。朝晩の冷え込みは厳しいものの、晴れると散策にはちょうど良い涼しさです。所々、休憩を入れながら歩きます。

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 約1時間ほどで明神池への入り口に到着。穂高神社奥宮への参道に入ります。吊り橋を渡り切ったあたりで上祐代表が空を指さして「ここが以前、虹が現れた場所」と説明されました。

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 明神池の入り口には、日本アルプスの総鎮守、海陸交通守護の神(穂高見命)をお祀りする穂高神社の奥宮があります。

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 その奥にあるのが神秘的な明神池です。明神池は神が降りたる地、かつては神地 かがみ池といわれ、澄み切った湖面に明神岳を映し出しています。静かな湖面を見ていると、「心を映す神の池」と喩えられる由縁がよくわかります。他人に映し出される自分自身と同じこと。

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 ※まるで創ったお庭のように整っていますね。


 行きは梓川左岸、帰りは右岸を通ってぐるっと一周して河童橋に向います。


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 河童橋からは温泉に行きたい人、休みたい人それぞれに、夕食まで自由時間となりました。中には一人、岳沢に挑む勇者もいらっしゃいました。


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※岳沢アップ 近そうで遠い


 夕食後は、教師としての大自然と、宗教の象徴物についての上祐代表の講話があり、ご自身が縁を感じている観音菩薩と聖徳太子、それにまつわるエピソードが紹介されました。


 奈良の向原寺に、盗まれたご本尊が戻って来たというニュースもあり、上祐代表はかなり興奮されていました(^_^)



 かつて上高地を訪れた際、自然界が見事なバランスの上に調和を保ち続けていることに改めて気づき、大自然が法の現れで自分もその一部と感じたことがあります。 私にとっては上高地は一つの原点だと思っています。

 このような聖地に赴き、皆で法を分かちあえる幸せを感謝したいと思います。