あっという間に3月も半ばを過ぎようとしていますね。
ずいぶんと春らしい陽気になってきましたが、まだまだ風邪やインフルエンザの子もチラホラです(*_*;
さて、一昨日のヴァリエーションクラスでの出来事。
一昨日は、夏休みのプレコンクール出場を目指し、ヴァリエーションクラスに入ったSちゃんの初日でした。
私がスタジオに到着すると、始まる前にちょい先輩チームが、ヴァリエーションクラスの掟をいろいろと伝授してくれていました(*^^*)
ヴァリエーションクラスは自分でバーレッスン等のウォーミングアップをすることになっていますが、残念ながらSちゃんはまったくやった形跡なし。
聞けば、スタジオに自分が到着した時間もわからないとのこと。
自分のスケジュール管理はコンクール出場には必須。
それもできないようなら、いくらプレコンと言えども、参加は認められません。
とりあえず自分でバーレッスンをするように言い渡したら、バーの順番が全くわからない模様。
それでもしばらく、放置していたら、見るに見かねた中学生たちが、自分たちの真似をするようにと助け舟を出してくれていました。
ありがたいなぁ、いい子たちに成長してくれたなぁと、とても嬉しくありがたい気持ちでいっぱいになりました。
そして、昨日。
土曜日は、6月のダンフェスのためのリハーサルが別枠あります。
ちょっと背伸びした作品にしたので、低学年チームには少々ハードルが高いです。
みんなかなり健闘してくれていますが、まだまだできないところがあるので、お互いに教え合う時間をあげたところ、ちょい先輩チームたちが本当に一生懸命、誠心誠意、教えてくれました。
踊りは本能に近いもの。
本能に近いから人間性が出る。
だからこそ、踊りだけが上手な子にしたくない。
下手でも、テクニックがまずくても、人として、当たり前のことができる魅力のある子になってほしい。
そう願い続けて、指導してきた事がこのように形になってくれて、本当にありがたいです。
コンクール………賛否両論ありますが、残念ながら長崎のように、プロのダンサーの生の舞台が頻繁に見れるわけではなく、コンクールが毎月のように開催されているわけでもなく、ワークショップが受けれるわけでもない土地では、子どもたちのバレエの視野を広げるよいの材料だと思います。
参加する子はもちろん、参加しない子も、コンクールを目指して頑張る子たちに刺激をもらい、励みになっているように思います。
昨日、小学生チームに「バレエを習っている子は目がキラキラしていて、シャンとしているものであり、べきであるよ」と話したら、帰る時は何だかシャンとして帰って行きました。
みんなで高め合って、素敵に成長できますように(*^^*)