ワギャォゥン、ワォゥンワン!ワンワンワンッ!
朝方、悲痛な叫びが入り混ざった鳴き声で目を覚ました私は
「え?何?」と、ベッドから跳ね起き、愛犬ショコラの待つリビングへと急ぎました。
リビングへと行くと、彼女は何か言いたげではあるけれど、普段と変わらない感じに
庭へ出してくれと、サッシを前足でカリカリとしました。
普通に庭へ出て行った彼女。 しかし、何かいつもと様子が違います。
トリマーで獣医のもとに長くいた妹に連絡し、
症状を伝え、獣医に連絡をしてもらい医院に行きました。
彼女は、腎不全でした。症状から慢性だろうとのこと。
入院して、治療を行っても一向に数字に変化が起きません。
それどころか、何も食べなくなり体力も低下していきます。
「長くはないだろう」と判断した妹は、帰りたがってる彼女を家に帰すことにしました。
家に帰ってから10日間
彼女は、食べることも飲むことも出来なくなりました。
彼女の小さな身体は、点滴さえも受け付けなくなりやがて永い眠りにつきました。
ーー
あの時、もっと早く彼女の異変に気付いてあげられれば
あの時、キチンと定期検査をしてあげていれば
あの時。。。。。あの時。。。。。
私の中には、そんな後悔が渦巻いていました。
その後、
「ペットの気持ちを聴いてくれる」
「ペットへの気持ちを伝えてくれる」
という「アニマルコミュニケーション」に出会いました。
しかし、どんなに彼女に「ありがとう」と伝えてもらっても
もう一度会って、もう一度抱き上げて
自分で「ありがとう、幸せだった」と伝えたいと思ったのです。
その思いからアニマルコミュニケーションを学んだのです。
そして、エリクソン催眠を行っていた私は
私と同じように自分で伝えたい、自分で話たい人が
ペットと意識を繋げて話すことができるようにと思い
エネルギーワークと月の天使をガイドとして派遣する【サイキックヒプノ】で
飼い主さんが自分でペットに会いに行くというセッションを始めたのです。