店頭看板の事例(漢方薬局店の薬膳茶) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

漢方薬局店さんの『薬膳茶』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

漢方薬局店さんが、『薬膳茶』をおすすめしている店頭看板です。

 

『物忘れ予防』の薬膳茶を紹介しています。

 

できれば、現状をもう少し伝えてから、おすすめするようにしたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>漢方薬局の薬膳茶

>で物忘れ予防!

>イチョウ、ヤマブシタケ

>シナモン、トチュウ

>4種類の生薬の

>味わいと香りどうぞ!

 

 

 

→まずは、『物忘れのシーン』で問い掛けることから始めます。

 

→例えば、『バッタリ会った人の顔は分かるけど、名前が出て来ないことはありませんか?』

 

→そして、『物忘れ』のことを詳しく伝えます。

 

→その上で、改善方法を伝えるのです。

 

→その中の1つに、『薬膳茶』を紹介します。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(漢方薬局店の薬膳茶)

バッタリ会った人の顔は分かるけど
名前が出て来ないことはありません
か?

このような物忘れは、歳を重ねると
誰でも起こります。物忘れとは、忘
れたことの自覚があって思い出せな
いことを言い、適度な刺激を与えれ
ば改善されやすいです。

例えば、ウォーキングなどの運動や
お友達と会話を楽しむことなど、ま
た、血の巡りを良くする薬膳茶も効
果的です。

おすすめは、イチョウ、ヤマブシタ
ケ、シナモン、トチュウの4種類を
組み合わせた薬膳茶

ちょっとしたことが思い出せないと
感じたら、ぜひお試しを!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品だけをお知らせするのでなく、『問題シーン』をハッキリと伝えることが今回のポイントです。

 

→『問題シーン』をハッキリさせると、お客さんと共感できます。

 

→共感することで、お客さんが興味を示してくれるのです。

 

→この共感をせずに、いきなり商品を伝えると、他人事になってしまって、振り向いてもらえません。

 

→ちょっとしたことですが、とても大切なことです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則