こんにちは、値上げの専門家（中小企業診断士）の伊丹芳則です。
薬局店さんの『残尿感』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
薬局店さんが、『残尿感』のお悩みを解消しようとしている店頭看板です。
とても分かりやすくお知らせしていますね。
できれば、『少し気になる？』ことを具体的に伝えたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『＞』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
＞少し気になる？
＞残尿
＞・外出時
＞・夜中
＞・仕事中
＞・電車
＞・病院では特に問題はないけど
＞スッキリしない
＞お気軽にご相談下さい
＞相談薬局
→まず、『残尿感』が少し気になることを、具体的に伝えることから始めましょう。
→例えば、『寝る前にトイレに行ったのに、残尿感があって寝付けない』
→例えば、『夜中に尿意で、すぐに目が覚める』
→この後、お客さんの気持ちに寄り添ってあげます。
→そして、薬局店でできることを伝えるのです。
→最後は、行動の促しも忘れずに！
【変更後看板の文章】
＜例えば＞
◆店頭看板の事例（薬局店の残尿感）
尿感があって寝付けない！
・夜中に尿意ですぐに目が覚める！
など尿のことで不安があるあなたに
ひょっとしたら、恥ずかしいから病
院はイヤと思っていませんか？
しかし、尿トラブルは意外と深刻な
リスクになることが多いんですよ！
そんな方は、薬局で手に入る漢方の
生薬を試して、自然治癒力を高める
ことをおすすめします。
少し気になるな～と思ったら、早め
にご相談下さいね！
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→シンプルにお知らせするのもいいですが、より具体的に伝えて身近な問題であることに気付いてもらうことが今回のポイントです。
→そして、お客さんに寄り添ってあげると、より身近になります。
→しかし、そのままにしておくと、リスクがあることもしっかり伝えましょう。
→その上で、薬局店にできることを理解してもらいます。
→このような流れを作ることで、相談しやすい雰囲気を感じてもらえると、来店されやすくなるはずです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則