こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
スポーツ用品店さんの『ネーム刺繡』に関する気になる店頭POPの事例を紹介します。
【現状の店頭POPの書き方】
【コメント】
スポーツ用品店さんが、『ネーム刺繡』をおすすめしている店頭POPです。
店頭POPなので、商品説明を中心にお知らせしています。
これを店頭看板に書き換えるには、どうすればいいでしょうか?
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ネーム刺繍
>・漢字・ブロック体
>筆記体・仮名
>体操服、ポロシャツ
>バッティング手袋など
>※刺繍ができない物もあります。
→まず、素朴な質問で注目してもらいます。
→例えば、『なぜネーム刺繍をする人が多いと思いますか?』
→この答えは、色々ありますが、一番の理由を伝えるといいでしょう。
→なぜなら、これが必要性につながるからです。
→ネーム刺繡をするものは、具体的に紹介します。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(スポーツ用品店のネーム刺繡)
いますか?
理由は、他の人の物と間違わないよ
うにと言うこともあるでしょうが、
一番は特別感があって格好いいから
です。
◆野球用品の場合
・バッティンググローブ
・ユニフォーム
・アンダーシャツなど
◆ゴルフ用品の場合
・ゴルフグローブ
・ゴルフキャップ
・ヘッドカバーなど
◆刺繍の書体
・漢字、ローマ字、仮名字
・筆記体、ブロック体
新しい物に買い替えた時がチャンス
ですよ!一度お試しを!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→イキナリ商品の説明をするのでなく、そこにつながる問い掛けから始めることが今回のポイントです。
→『なぜ・・・?』と問い掛けると、『なぜかな~』とお客さんは、その答えを無意識に考えます。
→なので、その答えを教えてあげるといいですね。
→この答えに、『なるほど』と思ったお客さんに、興味を持ってもらえます。
→この後、具体的な事例を伝えてイメージしやすくしてあげましょう。
→最後は、行動の促しです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則