各星座にはその星座を

守る役割を持つ守護星があります。

 

そして、その守護星に

結び付けられている

サポートハーブやアロマがあります。

 

このシリーズでは

守護星に対応するハーブやアロマを

ご紹介していきます。

 

守護星(ルーラーや支配星とも言われる)

や守護星に深く関わってくる四体液説に

関する詳しい内容は以下ブログに

まとめてありますので、

合わせてチェックしてみてください。

『西洋占星術 中級編〜守護星と四体液説〜』守護星と四体液説とは  ハーバルアストロロジーの説明をするためには西洋占星術が欠かせなくなってくるので、何回かに分けてハーバルアストロロジーに関連する西洋占星…リンクameblo.jp

 

本日ご紹介するのは

金星です。

 

金星は夕暮れ時に

肉眼でも見ることのできる

明るさを放つ惑星。

英語では「ヴィーナス」、

ギリシャ語では「アフロディーテ」と呼ばれ、

彫刻や絵画などで愛と美の女神として描かれています。

古代では太陽神、月神と共に生活の中で

重要な位置を占めていました。

 

金星が象徴するのは、

「愛と美と調和」

愛を司ることから、

愛に通じる喜びをもたらすものの存在、

結びつきを欲するがための欲望や嫉妬

人を惹きつける魅力

自分の大切だと思う価値観などを

表すと考えられています。

 

金星は牡牛座おうし座と天秤座てんびん座を守る天体で、

占星術的にはその人の愛情表現

趣味嗜好、所有、財産

男性の場合の好みの女性像などを表します。

 

二つの星座の支配星となりますが、

同じ支配星でも二つの基本要素が

異なるため、意味合いも違ってきます。

 

牡牛座の場合は「地」のエレメントを持ち、

「不動」であるため、物質的な意味合い、

五感を集う喜び、財産を意味します。

 

天秤座の場合は「風」のエレメント、

「活動」であるため、

社交性や調和がキーワードに。

 

生まれた時の金星の位置を通して、

その方の楽しいと感じること、

その人の恋愛パターンや、

美の捉え方などを知ることができます。

 

四体液説では月と同様、

COLD&MOISTの性質を

持っていると考えられていて、

季節でいうと

COLDの冬的な冷やす要素と

MOISTの春的な湿った要素を

併せ持っています。

 

金星に対応するハーブやアロマは

「愛と美と調和」がテーマとなります。

美肌効果があるもの

美しい花を咲かす植物、

催淫作用のあるもの、

身体のバランスを整えてくれる

植物などが含まれます。

 

かの有名なクレオパトラも

愛用していたことで知られている

ローズは金星対応。

その香りの成分構成はとても複雑で

100−500の微量成分が含まれると言われています。

精油としてのローズは

水蒸気蒸留法で抽出するローズオットー

揮発性有機溶剤で抽出する

ローズアブソリュートがあります。

香りはアブソリュートのほうが

生の花の香りにに近いと言われています。

ローズには、肌を美しく保ち、

生殖機能を改善する働きもあると

考えられることから、

金星対応に分類されています。

 

ゼラニウムも金星対応。

ローズと似た香り成分を持っていて、

身体的機能のバランスを整えてくれます。

ホルモンバランスの乱れによる

月経不順や更年期障害に良いと

考えられていることから

金星対応に当てはまります。

 

17世紀の伝説的なハーバリストである

ニコラス・カルペパーがまとめた

薬草事典では、

赤色のダマスクローズ

金星対応としています。

その他、金星に対応する植物として、

小麦やスミレ、スペアミント、

その他、いちご、すもも、さくらんぼ

西洋梨、桃、ひよこ豆、インゲン豆などが

挙げられています。

冷やす作用があるものや

女性の見方をしてくれるもの、

つまりは子宮や月経に働きかけると

考えられているもの、

美容に良いとされていたもの、

催淫作用があると

考えられていたものが

金星対応として含まれています。

 

牡牛座おうし座対応の植物は

「地」の要素があるものを。

大地に根付くイメージのあるもの、

すなわちフルーツ系や豆類などが

良いでしょう。

 

天秤座てんびん座の場合は、風の要素。

風はハーバルアストロロジーでは

花部とリンクされるので、

ローズやゼラニウムなどが

おすすめです。

 

妊娠中や女性ホルモン系の疾患を

お持ちの方はローズやゼラニウムは

NG の場合がありますので、

必ず医療機関にご相談の上ご使用ください。

 

ハーバルアストロロジーでは

植物の特徴と

天体の意味合いを

照らし合わせることで

サポートハーブやアロマが

決まっていきます。

 

今回は、主に金星を守護星として持つ

牡牛座と天秤座をご紹介しましたが、

当方オンラインにて

ハーバルアストロロジーセッション

 

を開講しております。

 

生まれた時の天体の位置に合わせて
今の星の動きについて説明を行い、
各個人にあったサポートアロマとハーブの
ご紹介をしておりますので、
ご自身に合うサポートハーブを知りたい方や
相談したいことなどありましたら、
ぜひチェックしてみてください。
 

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注意アロマ(精油)やハーブに関する注意点注意

・精油を使用するときは、肌につかないように気をつけましょう。万が一ついてしまった場合は、大量の水で洗い流してください。
・精油は絶対に飲用しないでください。
・妊娠中や医師による治療を受けている方、薬の処方を受けている方は必ず精油やハーブの使用に関して、医療機関にご相談の上、ご使用ください。

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