ネコ屋敷への道 | AIKYO to DOKYO

ネコ屋敷への道

今んトコ、今年の台風はナゼか宮城を嫌ってるよーで、直撃がない、、、

でも、今回のは渦の尾あたりの凶暴な風が、ソレナリに傷跡を残してくれてね、、、

コウベを垂らし始めた稲穂が激しく揺さぶられてるその横で、倒されちまったブロッコリーやスティック・ブロッコリーたちを、起こし・土寄せする。

蒸した空気の中、合羽を着こみ作業すれば、逃げ場のない汗が、また汗を呼ぶ。

、、、スカッとした台風一過ではなかったなぁ…空も空気もドンヨリなまま去っていったわ。

台風が去ってウレシイのか3匹、飛ばされたバナナ箱でヒトシキリ遊び、夕食をすませたあと、

ふいに、水はけのわるい湿地のような小学校の校庭を進んでゆく3匹。 …映画『スタンド・バイ・ミー』の少年たちみたいでもあり…ナゼかもう帰って来ないような気がするくらい、楽しげにハシャグ後ろ姿だった。

そんな夕べは満月。 会えるのも今年はあと4回を残すのみとなった。

、、、

今日は、いや今日も、か…降ったり・止んだりが繰り返される、なんともウダツのあがらん一日だった。

そしてヤンとチャッカを見かけていない…。

でも、朝の空気はカクベツだった…チリホコリのない純度の高い空気…秋のソレに近い匂いのする空気。

スティック・カリフラワー、発進である。

…仕分けで意外に手間がかかってしまった。 生でそのまま食べてみればサクサクして美味い。

…ま・こんなもんかね。 即完しもらいたいな。

本来は14日にお参りするのだが、天気がわるいらしいし・混み合うトコが好きではないので、明日お墓参りに行こうかなと。 で、出荷した際に花を求める。 綺麗なトルコキキョウはタマタマ同時に出荷してたサトウさんがつくったもの。 買って車に乗り込むと、窓をコンコンするサトウさんが「コイヅはオマケだ」と2束助手席に放り込んでくれた…

こーゆーキモチとゆーか、ココロイキとゆーか…購入したものくらいの価値があるし、生産者のヒトガラが窺えてステキな瞬間だ。スーパーやコンビニにはけっしてマネのできない”活きた流通”でもあるし。

、、、

幌車庫の後ろあたりの落っこちた段ボールも整理する。 

カタワラに毛布をかぶった電動アシスト3輪車がある。ワタシが帰郷の際、お袋にプレゼントした…のだが、前輪2つ・後輪1つの3輪車ってバランスのとりかたが逆で、まったく乗れない&練習する気がないお袋…結局1日でタダのテツクズ扱いと相成ってゲンザイも幌車庫に眠ったまま。

…その3輪車の前で、アタマをアチコチに擦り、甘えるシグサのママスケ。 …!?!?!?!? アリ? ママスケの足元に… アリリのリ?

ほかの家で産み、ステラレタってのは間違いだったのか?… やはり我が家で産まれておったのか、

キミも!

そしてキミもっ!

…もう目が開いてるし、時期的に合ってるな… そっか、うちで産んでたんだね、やっぱ。

いやぁ、台風をよくコラエタねぇ、エライねぇ、ヨカッタねぇ、、、 って、新たな2匹が登場って事? …むむむむ、これって俗に言われてる”ネコ屋敷”の道を歩んでるって事かしら? 

…あわわわ(苦笑)。