眠たい国のタクシードライバー

眠たい国のタクシードライバー

主に愛国活動、タクシー乗務日記、政治のお話、etc

Amebaでブログを始めよう!
家の中にナイフをぶら下げた強盗が何十年も居座っとる。
もうほとんど家族同様に暮らしとる。
最近まで強盗は家の者に
「お前らは黙って俺の飯と世話だけしとけ。強盗は許さん」
と、偽の家訓まで作って、主人を始め家族全員それを頑なに守ってた。
しかし強盗もここへ来て、寄る年波に耐え兼ねたか...
「俺が強盗に行くから付いてこい、手伝え」
と言ってきた。
この時に、家の主人が家族に
「お前は強盗に逆らえ」
「強盗の言うことなんか無視してろ」
・・・と言えば、それは家族に
「死ね」と言ってるようなもの。
主人は、今まで
「強盗なんか絶対できない、悪いことなんか絶対いけない」
と、思ってたけど、これまでちょこちょこ、周りの家にモノを盗られたり、家族に怪我をさせられたりしたけど、居座る強盗はそこまでの面倒は見てくれない。
結局、周りの家を見渡したら、何のことはない
「みんな強盗やんけ・・・」
「よし、こうなったら強盗の手伝いしよう、その代わり、俺たちが立派に強盗出来たら、この居座ってる強盗には出て行ってもらおう。出て行かないなら、今度は我々で追い出そうじゃないか」
それでも、何十年の間に家族は偽の家訓が身に染み付いて
「お父ちゃん、家訓に背くなんてでけへんで」
と、我が身の危険も顧みず騒ぎ出す。
で、主人は考えた。
「この家訓には『強盗は許さん』と書いてあるけど、『強盗の手伝い』まで許さんとは書いてない。それに強盗でない家に強盗に入るのは強盗やけど、強盗の家に強盗に入るのは強盗とは言わへんねん」
バカ息子が
「お父ちゃん、そんな日本語おかしいやろ、お父ちゃん、ここは日本か?」
↑↑↑
今この辺か?ww