こんにちはニコニコ

今朝の京都は快晴!
朝は冷え込み、空気がシャキッとして、気持ちよくこどもたちを送り出しました。
 
 
さて今日のテーマは、ティール組織。
先日行った勉強会の学びをシェアします!
 
 

先日、京都府立大学で開催された公開講義に参加してきました。
 
テーマは、前から気になっていた【ティール組織】
 
販売されてから売れに売れているというこの本。
新時代の組織論だそうで。
なんじゃそりゃ??
 
コーチングは個人だけでなく、組織の関係性にもアプローチするので、
どんな組織論なんだろう?と気になってはいたのですが、
なんせ、この分厚さ、、!
 

 
 
なかなか読む気になれず、放置してました。。
それが。近くの大学で無料で勉強会があると知り、参加してきました〜照れ
 
 
ティール組織とは、
著者であるフレデリック・ラルーさんのある気づきから始まったそうです。
 
そもそも今までの組織論は、
世間的に成功している企業(売上が高い、利益率が高いとか)を分析したりインタビューして、導き出したもの。
 
でも、ラルーさんは感じたそう。
世の中的には成功している企業で、そこで働いている人たちも幸せに働いているはずだと思っていたが、
どうも実際にインタビューしたりしてみると、みんな幸せそうではない。疲弊しきっている。
この違和感はなんだ??
 
そこで、彼は世界中を旅して、
人々が幸せに充実して働いている組織を探して、その組織から共通点を探し、
導き出したのが、この【ティール組織】というものだそうです。
 
今回はこの著書の日本語版で解説を執筆されている、嘉村賢州さんがお話しくださいました。
 
ティール組織の共通点とは、
・自主経営 / セルフ・マネジメント
・全体性 / ホールネス
・存在目的 
 
この中で、今日は自主経営について、私の学びをまとめてみます。
 
権力をトップに集め、同じ組織に働く人々を権力者とそれ以外、にわける、
これが今の一般的な組織ですよね。
 
このような組織では、人間性の影の部分が浮き彫りになってくる、とラルーは指摘しています。
個人的な野望、政治的駆け引き、不信、恐れ、ねたみ・・
あきらめ、怒り・・
 
一方ラルーが発見した、自主経営を行っている組織では、
人々が自分の裁量で判断し、いきいきと働いていたといいます。
 
事例で挙がっていたのが、オランダで地域密着型の在宅ケアサービスを提供する組織「ビュートゾルフ」。
 
以下、引用----
この組織では、看護師は10-12名のチームに分かれ、各チームは、細かく割り当てられた担当地域に住む、およそ50名の患者を受け持つ。1つのチームは、以前には部門ごとに区別されていたあらゆる仕事を担当する。看護師たちは、ケアサービスを提供するだけでなく、どの患者を何人受け持つかも自分たちで決める。新しい患者の受け入れ、ケアプランの作成、休暇や休日のスケジューリング、業務管理も、さらにはどこにオフィスを借りるのか、そこをどう飾るのかもチームで決める。現地のコミュニティーにどうとけこんで行くのか、どの医師や薬局と協力していくか、そして現地の病院とはどう協力するのがベストかを判断する。ミーティングをいつ開くのか、看護師間の仕事の割り振りをどうするのかを考え、個人やチームの研修計画も立てる。自分たちが対応できないほど患者が増えた場合には、チームの規模を拡大するのか、二つに分けるのか、さらに自分たち自身の業績も分析して、生産性が落ちたときにはどう修正するのかも決める。チーム内にリーダーはいない。重要な判断は集団で決める。
-----
 
その結果、同社が一顧客あたりに必要とした介護の時間はほかの介護組織よりも40%近く少ないことが、調査により明らかになったそうです。
顧客(患者さん)からの満足度はダントツNO.1。
 
こんな組織が成り立つなんて、今までの管理型組織では思いつきもしませんよね・・!
 
正直まだ、
実際ティール組織に移行するにはどうしたらいいのか?
(少なくともトップが腹を決めて動かないと絶対に変わらない!と断言されていました)
弊害はないのか?etc..
 
その他諸々疑問点はいっぱいですが、
とてもおもしろい組織論だなと感じています!
 
ビュートゾルフについて、
この勉強会でもお話くださった嘉村賢州さんがまとめられているサイトがあったので、
興味がある方はコチラでも確認してみてください。
(当たり前だけど、わたしよりよっぽどわかりやすいです!笑)
 
コーチングでは、その人ひとりひとりがどうありたいのか?に向き合っていきます。
同じく、仕事においても、どうありたいのか?を追求してできたティール組織。
なんだかものすごい可能性を感じます!
 
まだまだ理解不足だけど、
これからじっくり深めていきたいと思います!
 
 
わたしの大好きな英語のひとつに、【Vocation】があります。
使命、やりがい、天職とも訳されたりしますが、
本来仕事は、Vocationなのです。
 
ひとりひとりが、自身のVocationに気づくサポートをこれからもしていきたいと思っています。
 
それではまたー!
 
----★告知★-----
☆ビジョンボード作成ワークショップ☆
12月17日、開催決定!!
時間: 10:30-13:00
場所: 学び場とびら(四条烏丸スグ)
詳細はコチラの記事へ♡
 
 

---

●ご提供中のメニューはこちらの記事からご覧になれます。

 

●クライアント様の声はこちらの記事からどうぞ。

 

クラッシー掲載(10月号)記念キャンペーンは、年内まで。

ご予約は先着順です。

この機会をお見逃しなく♡

詳しくは、お気軽にお問い合わせくださいニコニコ