指導 FI氏(三段)

参加 成年部(男性6名、女性1名)

 

(1)諸手取り呼吸法 入身・転換 

  • 取りは、ガッチリ掴まれてからではなく、掴まれそうになった時には始動する。

  • 転換は春水道場式で、手のひらを上に向ける。

(2)諸手取り入身投げ 表・裏 

  • 前回掲載した動画参照のこと。

  • ポイントは、取りと受けをつなぐ直線上で投げを行い、受けが直線上に倒れるようにする。

  • すなわち、表は、受けの侵入してきた方向ではなく、受けの進行方向に倒す。裏は、受けの侵入してきた方向に倒す。

  • 転換は春水道場式で、片手取りの時と同じく、手のひらが上を向く

(3)諸手取り四方投げ 表・裏

  • 表は、受けの外側に転身。裏は、受けの内側に転身。

  • どちらの場合も、受けの右手を取る。

  • 表も裏も、受けの進行方向に倒す。

  • 入身投げと同じく、受けと取りの直線上で倒れるようにする。

  • 受けは、最後まで両手で取りを掴む。したがって、倒れても畳を叩かない。

(4)諸手取り呼吸投げ 表・裏

  • 表は、右足を大きく右斜め前方に出し、転身する。この時、左足が右足を越えて転換にならないように留意。

  • 裏は、しっかり春水式の転換を行い、受けが前方に出て振り向くと同時に、取りは、入身転換を行なって、受けと同じ方向を向いて投げる。

  • すなわち、表も裏も、受けの侵入してきた方向に倒す。

  • あくまでも天秤投げなので、受けの脇の下に腕を差し込んで、肩で押す投げ方はしない。手のひらを上に向けて脇の下に差し込み、手のひらを返して投げる。

  • そのまま投げると、左斜め前方に投げることになるので、腕を差し込んだ状態から右足を引いて向きを変えて直線上に投げる。

(5)諸手取り小手返し 表・裏

  • 右足を大きく出して、転身を行い、受けが前方に崩れている間に手のひらを下に向けると、ちょうど受けの右手が掴みやすい位置にくるので、そのまま小手を取って再び大きく転身し、小手を返す。

  • 表は、投げ捨て。

  • 受けが掴んだ手を離してくれなくても、そのまま小手を返して倒す。下手に、手を引き離したりはしない。

  • 裏は、しっかり転換して、受けを前方に出したのち、そのまま小手を取って、再度転身して小手を返す。

  • 裏は座技の二教で極める。

(6)座技呼吸法

以上。

この1週間で全員の動きはかなり改善され、動きに慣れてきたような気がします^^) とは言え、まだ先は長く、気長に頑張りましょう。。。。&がんばります!!