山に森に実りの秋が
来ました。
コナラやカシやシイが
惜しげもなくどんぐりを降らせ
生きもの達のお腹を満たします。
 
 
子供の頃は
黄金色に輝くどんぐりを
誰でも夢中で拾いましたね。
 
 
うちでは数年前から
近くの雑木林のどんぐりを
育てています。
拾ってすぐ腐葉土にまくと
すぐに芽吹いて
まっすぐに太い根を伸ばし
この状態で冬を越します。
 
 
翌年から庭の柔らかな土に
植えかえると
少しずつ成長していますが
どんぐりを実らせるには
まだまだかかりそうです。
 
 
いつかわが家に
たくさんの生き物が息づく
雑木の庭が育つことを
夢見ていますが
それはまだまだ先の話です。
 
 
ところでこの豊かな秋に
お腹をすかせて
明日をも知れぬ生きものが
わが家にいます。
夏に子供たちが捕ってきた
カマキリ君です。
 
 
子供たちがぜんぜんエサを
あげないので
私が必死になって
庭でバッタをつかまえて
食べさせていましたが
 
 
最近はバッタがほとんど
いなくなってしまい
かわりにチョウやイモムシを
とってきてあげています。
 
 
でもそれも毎日はとれません。
そこで今日はひき肉を
あげてみたところ
ムシャムシャと食べていました。
か、カワイイ‼
しばらくすると食べるのをやめ
何か変だと考えているようでした。
 
 
自然の中では
獲物がいなくなる冬には
みんな死んでしまうカマキリ。
うちの子は?
ひき肉を食べ続ければ
もしかしたら冬を越すのか?
行けるとこまでいきましょう!
 

 

飼い主さまの経済的な理由で

ワンちゃんネコちゃんを

どうしても飼い続けることが

できなくなる時があります。

 

 

お金だけでなく

家族やご自身の病気や介護が

その理由となることもあります。

 

 

これはどうしても

仕方のないことなのです。

飼い始めた時と

状況が大きく変わることは

誰にでも起こる可能性の

あることです。

 

 

それではどうするか。

悩むのは当然だとは思います。

でも

まず飼い主さまの生活を

優先するべきでしょう。

 

 

そのために

病院での安楽死が選択される

こともあります。

これは

保健所に持ち込んだり

捨てたりすることとは

まったく別次元のことです。

 

 

ペットのために

生活に大きな負担をかけて

無理をしていると

時間とともに疲弊して

愛情をかけてあげることも

難しくなるでしょう。

 

 

他に飼ってくれる知り合いが

運良く見つかったとしても

それでその子は本当に幸せに

なれればいいですが

なれるかどうかは

わかりません。

 

 

譲渡会をしている人達に

引き渡せば

それで飼い主としての責任を

はたしたことになるのでしょうか?

それでその子の幸せは

約束されたのでしょうか?

そんな保証は

どこにもありません。

 

 

ペットは

飼い主さまに愛されて

可愛がってもらうために

人が作り出して

生まれてきた命です。

ただ生きていれば

いいわけではありません。

 

 

そう考えれば

現実的にどうしても

飼えなくなった時は

飼い主の責任を全うして

最期を看取る

その選択肢もあるのです。

 

 

他人がその選択を

否定したり口出ししたり

することはできません。

その人が問題を解決してくれる

わけではありませんし

その時の状況は

飼い主さまにしか

わからないのですから。

 

 

今までたくさんたくさん愛して

できるだけのことはしてあげた

この楽しかった日々を

忘れない

これからも心の中では

ずっと一緒…

 

 

そんな想いがあれば

その子は幸せだったと

言えるはずです。

 

 

私達は

飼い主さまの

心と生活を守るために

安楽死をお引き受けしています。

 

 

その理由が

ペットの不治の病の苦しみであっても

飼い主さまの経済的な問題であっても

目的は同じなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで晴れなくてもいい

というくらいに晴れて暑かった
今日は
次男の保育園最後の運動会。
 
 
ずいぶん前から次男は
運動会への並々ならぬ意気込みを
話してくれていました。
 
 
応援の隊長になって
応援歌を作って練習してるとか
リレーで勝つために
速く走る方法を研究してるとか
練習の時に負けたのが悔しすぎて
みんなの前で大泣きしたとか
 
 
年長さんともなると
運動会の趣旨もよく理解して
ちゃんとやるものだなぁ
ぐらいに感心はしていましたが…
 
 
その当日の今日
息子のあまりの迫力に
ひっくり返りそうなほど
圧倒されてしまいました。
 
 
普段は兄におもちゃを取られて
泣きわめいている子が
 
 
リレーでバトンを受けとると
風のような全力疾走‼
躍動感のある力強い走りで
前の子を抜き去ると
最後のカーブから
「うおーーーーーー‼」
と叫びながらぐんぐん差を広げ
トップで次の走者に
バトンを渡したのでした。
(あとで聞いたら
「勝つのはオレだぁーー‼」と
叫んでいたそうです。)
 
 
そのままチームは1等賞で
息子は喜びを爆発させて
何度も飛び跳ねていました。
 
 
やっぱり単純にかけっこの速い
男の子(女の子も)はカッコイイ!
 
 
一歳児クラスから共に
この広大な園庭で育った
他の友達みんなも
年長さんになるとこんなにスゴイ?!
と感動するすばらしい走りで
頑張りと成長を見せてくれました。
 
 
保育園や学校のいろんな行事は
親は楽しみではあるけれど
準備がいろいろ大変だったり
仕事を休まなければならなかったりで
面倒に思うこともあります。
子供も自分の得意でない行事は
キライだと思うこともあるでしょう。
 
 
でもこうして
どこかで一度でも活躍できて
輝ける場があるって
良いものだな
そう感じた今年の運動会でした。
 
 
そして
勝つのはオレだと叫んで
本当に勝ったその経験は
これからの彼の人生を
きっと支えてくれることでしょう。
 
 

 

ずっと一緒だった

大切にしてきたあの子が
亡くなった
 
 
こんなにも悲しい
こんなにも大変なことが
起きたのに
なぜか泣けない、涙が出ない
何も感じない
 
 
亡くなったすぐ後は
そんな状態になることも
あるのです。
 
 
自分はものすごく
冷たい、薄情な人なのか⁉
と戸惑い
自分が怖くなることも…
 
 
それはあなたが薄情だから
ではありませんから
安心しましょう。
あの子を精一杯に
大切にしてきたからこその
心の反応のせいなのです。
 
 
人の心は
一大事の緊急事態が起こると
自分を守るための反応を
起こすそうです。
 
 
それ以上に衝撃を受けて
心が崩壊しないように
何かあっても
何も感じないように
感情を麻痺させてくれて
いるそうです。
だから今はそれでいいのです。
 
 
もう一つ
涙が出ない理由があります。
それはその子を迎えてから
亡くなるまでの間
たくさんかわいがって
大好きだよってたくさん愛情を伝えて
できるだけのお世話をして
もう全く悔いが残っていないから
 
 
むしろすがすがしい気持ちで
最期を迎えることができたということです。
それは本当に素晴らしいことです。
 
 
そして今までできなかったことを
泊まりがけの旅行に行ったり
一日お買い物を楽しんだり
次のワンちゃんネコちゃんを
迎える準備をしたりしても
それでも何も問題ないですし
胸を張ってそうして欲しいと思います。
 
 
なぜか泣けない
どちらの理由であっても
亡くなった子はたくさん愛されて
とても幸せな日々を過ごせたはずです。
それが全てですよね。
だから泣かない自分は冷たいなんて
思う必要はありません。
 
 
たとえば
おうちにいつもやって来る
半野良ネコちゃんが
まったく何も食べなくなり
元気がなくじっとしている…
 
 
または
 
 
もう20歳も近い
ご長寿ワンちゃんが
食欲がなくなり
寝ていることが多くなった…
 
 
こんなどちらの場合でも
病院で検査や治療を
どこまでやるか考えた時に
 
 
何もせず自然にまかせる
というお考えの飼主さまは
けっこういらっしゃいます。
 
 
できるだけのことをしてあげたい
という気持ちはみなさん同じでも
「できるだけ」の内容が
飼主さまによって
それぞれちがうのです。
 
 
それは病状にもよりますが
入院してできる限りの検査と治療を
することであったり
負担やストレスのかかることは避け
苦痛を和らげる対症療法だけに
することであったり
何もせず自然にまかせる
ことかも知れません。
 
 
この中のどれが正しくて
どれが間違っているということはなく
飼主さまが愛情をもって
判断したのなら全て正しいのです。
そしてその選択に沿って
こちらもベストを尽くしていきます。
 
 
何もせず自然にまかせる
と言っても
してあげられることは
たくさんあります。
 
 
住み慣れたおうちで
大好きな家族にかこまれて
暖かくしてあげて
清潔にしてあげて
今日はこんなことあったね、
大好きだよ、と
話しかけながらなでてあげて
最期の時をいつものように
その子らしく一緒に過ごして
見守る…
 
 
ワンちゃんネコちゃん達が
本当に求めていることって
それが全てです。
 
 
無理をさせず
飼主さまにも無理のない
おだやかであることを優先するなら
その選択も正しいのです。
 
 
ただ、自然にまかせると決めても
実際に死がさし迫ると
悩むことも多いのが
現実のようです。
 
 
流動食も水も飲まなくなった
意識がなくなってしまった
呼吸がなんだか苦しそうだけど
どうしよう?
このまま見てるだけでいいのか?
 
 
自分の選択が間違っているのでは?
という不安にかられることが
多くあるようです。
たくさんのペットを
看取ってきた方でなければ
当然かもしれません。
 
 
もちろん悩むのが
悪いわけではありません。
そんな時はいつでも
ご相談に来ていただければ
良いのですが
 
 
病院に連れて行けば
点滴に通ってください、とか
酸素室に入院して
いろいろ検査しますか
人工呼吸しますか
心臓マッサージしますか
という状況が待っています。
 
 
その時どうするか。
急にはなかなか決断できなかったり
後悔してしまうことも
あるかもしれません。
 
 
そのために普段から
家族みんなで
うちの子にはどのように
してあげたいか
いろんな考えを話し合って
いただければと思います。