クレーム対応の専門家だからできる心理カウンセリングってあるんです。

クレーム心理カウンセラーの藍色シアンです。


僕が受けたモラル・ハラスメント

これをもっとわかりやすい別の言葉にしたいなぁ
そんなことをここ数日ずっと考えていたんです。

Wikipediaで調べると「モラル・ハラスメント」って

精神的な暴力、嫌がらせ。

となってまいす。

そして、僕が受けてきたモラハラの
その相手の武器はなんだろうって考えてみると、

二つありました。

それは、「言葉」と「態度」

よくよく分析してみると

この二つしかないんです・・・・。

あれって感じ・・。

もちろん、その「言語」「態度」には
いろんなバリエーションはあったけれど

でも、この二つが全てです。

そして、この二つとも、
肉体の暴力に比べると、間接的なんですね。

なので、僕の受けたモラル・ハラスメントは

「言葉の暴力」と「態度の暴力」

この2つだと言えるんです。


だから、これからモラル・ハラスメントを説明してみて言われれば、

クレーム心理学的に言えば、モラル・ハラスメントとは

「言葉と態度による暴力」

としていいのかなと思います。

そうします(^^)。


そして、もうひとつ大切なこと。

それは「暴力の目的はなんだろう」です。

戦争も暴力です。
喧嘩も暴力です。
モラル・ハラスメントも暴力です。
何らかの抗争も暴力です。
人の話を無視するのも、時として暴力です。
この震災での買い占め、これもある見方をすれば暴力です。
本や映像、マスメディアも時として暴力になります。


バーゲンで、人を押しのけて真っ先にお買い得品に行くのも、
ある意味(^^)暴力かもしれません。(ちがうかな?)

つまり暴力とは「攻撃」ですね。
そして「攻撃」の真の目的は、

「自分を維持させる」です。

ちょっと難しいかな。

自分を維持させるために、
人は日常的に、こんなことをしているのかも。

生きるために、何かを食べる。
生きるために、息を吸ったり吐いたり。
自分を満足させる。
自分を安心させる。
自分を守る。
自分を優位に立たせる。
相手を自分の思うようにコントロールする。

そして、この「自分を維持させる」ことを
人間関係にあてはめてみると
暴力を使い攻撃し、相手を傷つけ屈服させ(上下関係を創る)、
コントロールする。

ということなのかなって。

もちろん「自分を維持させる」というのは
人だけじゃなく生き物の根源的欲求なので、

他にもいくつもの方法があるし、
それには優しい対応とかもありますよ!

でもここでは、「暴力」に視点をおいているので
こんな感じになるのかなと思っています。


そして、ここまで分析できると
僕の受けたモラル・ハラスメントとは、

あの夫婦が、自分たちを「維持」させるために、
言葉や態度を使った暴力で攻撃し、
僕を屈服させ、コントロールしようとしたこと。


ってことになるのかもしれない。

ちょっと片苦しくなってきましたが、
最後に、次に続くとっても大切なこと話します。


あの僕の受けたモラハラが、
「言葉と態度の暴力」だとして、

そして、言葉も態度も
きわめて間接的なコミュニケーションだったとして、



ならば

どうして




僕はあんなに傷ついたんだろう

ってこと。



そして、そこから得られる答えはただ一つ。


あの夫婦は、直接僕を傷つけてはいない(肉体的暴力はなかった)。
彼らは間接的には僕を傷つけたけれど
直接手を下したわけじゃない。





すると


誰が直接、僕に精神的ダメージを与えたのか?





それは








ってことになってしまう。


え~~~~~~~~~~~~~っ


ってことで(^^)

次回に続けます。



お知らせがあります。

今週の金曜日 4月8日に東京の恵比寿で、
「クレーム心理学初級セミナー」をやります。

お陰さまで残り3席です。

詳細はこちらから。
よかったら来てみてくださいね。