あかりです
1987年から1990年頃
ハウンドドッグが大好きで
大友さんが大好きで
よくコンサートに
行ってたんです
6人の熱いステージが最高に
カッコよくて
楽しくって
ファンクラブにも入って
もう夢中になってた
でも数年で
熱が冷めたように
(大友さんが結婚したからかな〜)
ハウンドドッグからは
離れていって
30年以上
私の生活に
ハウンドドッグはなかった
なのに
その時は突然やってきた!
2021年11月
確か5日だと記憶してる
いつも通り
ベランダで洗濯物を干し終えて
部屋へ一歩入った
このドレッサーの前で
(カーテンの向こうがベランダ)
なぜかこの日
「昔 ハウンドドッグの
コンサートに
よく行ってたなー」って
ふと思った
その瞬間
30年以上前の
ハウンドドッグの
コンサートの映像が
リアルに頭に浮かんで
自分がその場に
瞬間移動した感覚になった
(コンサート真っ最中)
わたし短大生
19か20歳
意図せずに
時空を超えた
鏡には不思議な力があるのかも
昔を思い出して
「懐かしいな〜」とは
全く違って
カラダは2011年11月にある
でも私は
1990年頃にいる
何と表現していいのか・・・
意識がフワッとする感覚
とても不思議な感覚
一瞬で違う空間に移動した
今 思いかえすと
若いころは
ただ楽しいことに
夢中になっていた
そんな
忘れていたキラキラした感情を
思い出した瞬間だった気がする
この日から
今と過去の
行ったり来たりが
始まった
過去に戻る場所は
決まって
ハウンドドッグの
コンサート
服装は
短大の時に実際に着ていた
Tシャツに
デニムのタイトスカート
Reebokの白いスニーカー
日中はとにかく
頭がボーとして
最低限の家事はしていたけれど
思うように進まない
娘が
「顔がボーとしていて
いつもと違う」と
わたしの異変に気づいていた
ふと我にかえると今に戻る
わたしは当時52歳
えっ!
えっ!
はっ?
えーーーーーー!
わたしは20歳じゃないの?
ピチピチの短大生だよー!!
自分の歳が理解できない
結婚して30年がすぎて
娘ふたりもアラサー
だから
わたし52歳だと頭ではわかる
でも
本当の自分は
今20歳で
コンサート会場にいたと
思ってる
だから
わたし20歳
20歳なのに結婚して30年?
わたしより
娘たちが年上?
20歳も52歳も
間違いなく両方ともわたし
もう何が何だかわからない
52ー20=32
何回も計算した
自分は20歳なのに
現実世界では32年も経ってる
頭の中が?だらけ
もちろん
30代だと思っている大友さんも
今は60代半ば
えっ!
えっ!
えーーーーー!
信じられない
それはおかしい!
60代半ば?大友さんが?
ますます混乱する
いつのまに
32年も経ってるの?
32年も・・・
えっ!
えっ!
32年は
あまりにも長い年月
状況が理解できない
これを毎日繰り返す
ウソみたいだけどホントなんです
困ったことに
この
行ったり来たりは
自分の意志では行き来を
コントロールできなかった
だから
朝
目が覚めるとすでに過去にいて
30代の大友さんが
ステージで
「badboyblues」を歌ってることも
あった
わたしは
32年間
何をしてどう過ごして
きたんだろう?
52歳の今を否定する気持ちは
ないけれど
32年の長い年月を
振り返ると
あの頃のように
楽しく過ごしたのだろうか?
もっと大切に丁寧に過ごせたのでは?
そんなことを
ぼんやり考えたりする日も
ありました
この時はまだ
この経験が
私の人生を好転させる
きっかけだとは
思ってなかった
つづきはこちら
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