流産手術も3回目で、慣れたものだなどとタカを括っていたが、麻酔から目が覚めてみるとまだ手術台に居た。
曰く、出血が止まらず、しばらく様子を見ていたとのこと。
その後、貧血もなさそう(500 mlほど失血したらしい)ということでとりあえずは帰されたものの、通常より頻繁にフォローすることになった。

 

ナプキンまでは必要ないものの、トイレに行く度に少ない出血があるという状態が続いた。

それでも大量出血等はなさそうということで、ピルで月経周期を調節し、流産処置後7週ほどで子宮鏡で観察すると、子宮内になにかがあることが確認できた。

測定した血中hCGは12 IU、エコーによれば血流は少ないながらある。

子宮の中のものの処置はレディースクリニックではできないので、大きい病院に行ってらっしゃい、と紹介された。

 

総合病院に行ったのは子宮鏡検査の2日後だったが、子宮内の血流が多くなっていて、このまま手術とはいかなさそうだ、とのこと。

別日にMRIを撮り、2週間後に結果を聞きにいくことになった。

総合病院は治療方針を先生方で相談してくれるのがよいのだろうが、対応がゆっくりだ。

 

このあたりから、出血量が増えた。

トイレに行く度に溜まった水がしっかり赤くなるくらい。月経3日目くらいか?

日常生活で出血することはあまりないが、ナプキンが手放せなくなった。

黄体期だからかもしれないが、流産後1度目のときより多いので、単純にそうなのかもよくわからない。

もし、子宮内にあるものがそんなに悪いものではないとしても、ずっとナプキンをして生活するのは不便だ。運動もしたいし。。。

だが手術には、子宮への血流を減らす処置(経頸管的切除術(TCR)。子宮動脈塞栓術(UAE)も有りうるか?)が必要と言われてしまうと、一応妊娠を諦めていない身としては悩んでしまう。

 

さて、MRIの結果だが、子宮の底の方に、20 mm程度のまん丸いポリープがあることがわかった。

hCGも2週間前より少し減っている。

何しろ、エコーで確認した血流はまた、かなり少なかった。(ではこの出血は何だ?)

メチルエルゴメトリン飲んで様子を見ましょう、となった。

 

メチルエルゴメトリンはなかなか優秀で、飲むと直ちに出血量が減った。

調べてみると、胎盤ポリープの処置で、メチルエルゴメトリンの服用だけで消失を待つ、というj方法もあるらしい。ある症例では60日程度(流産手術後から120日程度)で消失している。

ただ、手術で治療する例も、同じくらいの日数が経過している。


流産してしまうと、予後が長いな。妊娠できるよ、という子宮に戻るのに半年はかかるんじゃないか。
また、子宮中隔を切除する手術をしたことで、癒着しやすくなっている可能性がある、とは言われた。えーそうなの。

 

いろんなことがあるな・・・