理科社会の学習について(つづき) | 個性派学習塾 愛岐ゼミより

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学習の早い段階で「四科のまとめ」を利用する

という方法について質問されることも多いのですが、

どういう情報源から回っている話でしょうか。

四谷大塚のカリキュラムが

6年上の第5回までに

理社の単元学習を終了しますので、

それくらいのタイミングで

総復習+ひと周り広めの知識の習得のために

「四科のまとめ」を利用されるのは良いと思います。

愛岐ゼミでも基礎知識の「落ち」がないか

「四科のまとめ」(国語、社会、場合によって算数)

を使って確認していただいています。

しかし、初めからこの教材を使うのは

どういう意図なのでしょう。

きっと知識だけを習得すれば良いという

ちょっと前の考えなのでしょう。

「四科のまとめ」は

出題されるやすいことをピックアップしたもの

事実の説明が乏しい教材で学習することが

初期の学習に何の効果を生むでしょうか。

先ほど書店に行って参考書を眺めてきましたが

「ここが出る!」というテイストの参考書は

めっきり少なくなっていて、

分厚い参考書には「ここが出る!」という項目はあるものの

図解や資料、説明を多くした構成になっており

理社は今やどの参考書でも悪くはないと

考え直してきたところです。

参考書テキストは適切な時期に

適切な順序で使うのが良いと思います。

 

理科社会は後回しにして

最後に詰め込めば受験に間に合うのか。

偏差値50以下の中学には

まだまだその方法は有効かもしれません。

しかし、そんな学習が面白いのでしょうか。

一生の土台を作るための学習ですから

受験に合わせて一時期「絞り込む」のは

別に悪い戦略とは思わないのですが

まだ受験までに年数がある時期こそ

学習の楽しさを追求する時期であり

理科や社会の「なぜ」を

親子でまたは塾で多く語り合うことが

とても重要だと思います。

そして、詰め込んだ知識は

知識と知識とのつながりに乏しく

「使えない」知識となることが多いのです。

受験勉強としての学習は

小5からでも良いかもしれませんが

それまでにしっかりと

興味関心を伸ばすような下積みが

必要だと思います。

「理科社会は後で詰め込めばよい」

下積みがある方が言うのと

まったく学習していない方が言うのとでは

全く意味合いが違います。

問われたことを一口に答えるなら

「理科社会は直前の詰め込みでは役に立ちません」

と答えるでしょうし、

小3小4あたりの学年で

どの問題集で練習すればよいですかと問われれば

「問題集に勤しむ前にやることがあります」

と答えるでしょう。

この矛盾した回答は

私の中ではとても整合性のとれた答えです。

 

理科社会が好きな子が増えるとよいなと

いつも考えています。

愛岐ゼミより