80歳の介護テクノロジー
当施設では、生産性向上のための介護テクノロジー導入するにあたっては、当初より介護記録をデジタルで記録できるものを探していました。県外も含めて1年半以上、色々な展示会に足を運びましたが、当施設で使えるものがなかなか見つかりませんでした。その理由は、60~80歳の職員が、全職員の4分の1を占めているからです。仕事の申し送りや防災時のために、チャットワーク(連絡アプリ)を2年前から取り入れていましたが、年配の職員にとっては普通に使用できるまでには、1年ほど掛かりました。携帯電話やタブレット端末で記録するとなるとなかなかハードルが高いなあと。そこで音声で入力できる介護記録ソフトを探すこととなりました。ある展示会で、骨伝導ヘッドホンにマイクが付いたものを装着し、利用者さんの横でプライバシーに配慮した言い方で話すことで、介護記録が作れる「ハナスト」や「ケアカルテ」に辿り着きました。ある一定の話し方のルールはありますが、これなら!!当施設でも行けるかも!と。今は、紙媒体の記録とデジタルの移行期間で、ユニットごとに紙媒体の記録は、少しずつ減ってきています。当施設の80歳の職員もスムーズに記録が出来るようになりました。当初は、何カ月サポートしないといけないのだろうかと想定していましたが、うれしい誤算です。