SNSの投稿で、ある主婦のキッチンの画像を見ました。
美しいキッチン。
しかし、決してインテリア雑誌に出て来るようなお洒落なものではありません。

丁寧に磨き上げられた洗い場。
何も置かずに清潔感溢れる作業台。
洗った後のお皿が美しく並べられた食器カゴ。

手入れの行き届いた、奥さんの素晴らしい仕事が垣間見れる美しいキッチンでした。

一方私のキッチンは三角コーナーの中にゴミがたまったまま。
洗剤と食器を洗うためのスポンジを入れたケースは水垢でフチが汚れています。
吸盤でくっつけていますが、その吸盤は水分を含むと移動してしまい、いつも歪んでいます。
ガス台の前は油でベタベタ。洗ったお皿を乾かしておくカゴはピラミッドの様に積み上げられています。

さて、美しいキッチンにする為に調べて出て来たのは…。
「三角コーナーとスポンジ置きはなくす」
というのが一番のコツのようでした。

こんなものなくしてどうするんだ?
これはいるだろう??
もちろん、これらをどうするかも書いてありました。

私は流しから三角コーナーを取り去りました。
三角コーナーに捨てるゴミは出た瞬間にビニールに入れて冷凍庫のパックにしまう事にするのです。

そしてスポンジ置きはなくし、スポンジはキッチンのふきん掛けに吊るす事にしました。

なるほど…。目からうろこだな。こんなアイディアがあったのか…。

私のキッチンにはお皿を洗う洗剤と手洗いの洗剤のポンプのふたつだけが置かれました。
そして、洗いカゴの食器は積み上げずに横に並べる方式にしました。
それだけで私のキッチンは見違えるようになったのです。

私のキッチンに対する清潔感は旦那の実家にも影響を及ぼそうとしました。
私は義母の許可を得てキッチンを奇麗にする事に決定。
清潔感溢れるキッチンにできますよと言うと、喜んで「ポーちゃんに任せる!」と言ってくれました。
そして三角コーナーの代わりに取り付けてある生ゴミ袋を外しました。
これでここのキッチン特有の「ツン」とする匂いがかなり半減されるはず。

しかし、この計画は義父によって阻まれました。
次の日に行くと、私が隠していた生ゴミ袋を取り付ける器具が元に戻され、ビニールが取り付けられています。
義父が言うには「使い勝手が悪い」の一言。
結局旦那の実家のキッチンは軽い腐敗臭が漂うキッチンのままです。

復縁とは全く関係ない話で申し訳ない!
しかし、全く繋がらない話ではないのです。

意識を変えると言うのは今まで自分が積み上げて来たものを捨てる事になります。
自分の常識を打ち破ることになります。
これを抵抗なくできるかそうでないかで意識を変えられるか変えられないかが分かれます。

自分を変えるのが難しいのはこのせいです。
「今日からちゃんとやる!」と決めても、自分の常識を覆す事なく「復縁の為に頑張る!」と意気がってもダメなのです。
あなたが信じる常識を捨てる、または覆す事はとても苦しい事です。
「こんな事やるなんてとんでもない!」
と言う事をあなたがやれるかどうかなのです。

私が推奨するのはもう何度も説いている事なのですが「復縁を目標にしない」と言う事。
これが本当にできる人が復縁希望者の中に何人いるでしょうか?

復縁は目標ではありません。
復縁は幸せのゴール地点ではありません。
復縁は一度ダメになった関係を修復すると言うキズモノの恋路です。

復縁さえすれば幸せになれると思っている人はその考えを捨てて下さい。
あなたの意識を変えないと、復縁しようがしまいがあなたは決して成長する事はできません。
復縁できなくてもあなたが成長すればそれは素晴らしい事なのです。

そして、たまたまキッチンの掃除の話をしましたが、整理下手な復縁希望者はぜひ掃除をして下さい。
まだ年末大掃除の季節ではないけど、例えばキッチンや風呂場やトイレ限定でも構いませんので一ミリの隙もないように磨き上げて下さい。
トイレ掃除は運気を上げると言いますしね。

復縁希望者は心の整理が下手です。
一度自分の周りを整理して磨き上げてみて下さい。
続けていると心の整理ができるようになるかもしれません。