さて、やる気のあるうちに連続投稿をしておきましょう。(^-^;ゞ

前回、「この世でたった一人の結ばれるべき人」について書きました。
結論としては『そんな人はいない』と言う事を説いてしまう事になってしまいましたが…。

だから、望む人と復縁できない、と言う事を言っているのではありません。
恋人や夫婦なんて、所詮、いざとなればいくらでも代用がきくよ、と言う事を言いたかったのです。
まあ、こう書くと身も蓋もない感じですがね…。(^-^;ゞ

ただ、相性とか好みとかはあります。
どうしても好きになれない相手と言うのも存在しますので、無理矢理好きでもない人と付き合ったり、結婚したりと言う事であっては、自らの幸せを放棄する事になります。

恋人や夫婦の絆と言うのは、所詮は薄いものなのです。

例えば、あなたの両親はどうでしょうか?
それこそ、この世にたった一人しか存在しない人間ではないですか?
父、母、と呼べる人が複数いる人もいるかもしれませんが、あなたをこの世に送り出してくれた人は世ので、血の繋がった両親だけのはず。

どこの誰に生まれるかと言う事は自分の自由になりません。
これこそが「運命」と言うものなのです。

兄弟姉妹ですらたった一人の存在でない人もいます。
そして兄弟姉妹がいないから生きていけない、と言う事もありません。
「兄弟は他人の始まり」と言うのは色んな意味があるけど、兄弟ですら他人なのなら、彼氏や彼女、夫婦の絆はもっともっと希薄な、クビの皮一枚で繋がった薄い縁なのです。

親兄弟とうまくいかない人が友人や恋人とうまくいくはずがないと思いませんか?
「親が私をわかってくれない」「子供の気持ちがわからない」と言っている親子は山ほどいます。
親子でもその心を読む事ができないのに、人生の途中で偶然出会った人間に、心の全てをゆだねて生き甲斐にするのは、あまりいい事とは言えないと私は思います。
それは愛ではなく、依存なのです。

「私は相手の全てを理解しているし、相手も私の全てを理解してくれている」
そんな風に思うと、この人以外では相手が考えられないように思います。
しかし、他人の全てを理解する人なんて、この世には存在しないのです。

しかし、恋愛をするとその辺がわからなくなり「相手は私の事を全部理解して受け入れてくれているんだから、何を言っても何をやっても私を見捨てる事はない」と思う人が多い様です。
これは運命の「この世でたった一人の結ばれるべき人」を信じて過信する心が生み出すものではないでしょうか?

何度もいいますが、あなたの「この世でたった一人の結ばれるべき人」はこの世に何人もいます。
特定の人と付き合ったり、一緒に結婚生活を営んでいる時間だけそうであればいいのです。
何らかの形で別れる事があれば、その人なしで生きていく心が必要です。

恋人や夫・妻と別れて「死にたい」と思う事は確かにあります。
それがいつまでも続いて本当に死んでしまう人もいますが、その人は何の為に生まれてきたのでしょうか?
恋愛をする為に生まれて来たの?結婚する為に生まれて来たの?
まあ、それでも構いませんが、たった一人の為にあなたの命を絶つ価値ってありますか?

ちょっと話は逸れますが、私は財産をうしなったり借金を抱えてその事に耐えられずに命を絶ってしまう人を愚かだなあと思っています。
借金くらい頑張って返済しろ、と言う事ではありません。

「お金」と言う概念は人間が社会生活を営む為に便利なものとして存在するもの。
所詮、人間が勝手に作ったシステムの中のアイテムのひとつに過ぎません。
良く考えればお金は直接食べる事すらできない、単なる紙や銅やアルミニウムです。
人間の行動によってその価値は千差万別する、非常に信用の置けないものです。

それを所有していない事が、または人に返さなければならない事が、あなたの命を捨ててまで悩む事なのでしょうか?
もう、他に生きて行くすべはないのでしょうか?

すべては「考え方」です。
復縁してもしなくても、あなたに残された幸せの道はこの世に山ほどあるのです。
そう、この世は宝の山なのです。
この宝の山を目の前に、なぜ絶望だけをいつまでも感じなければならないのでしょうか?

まずは元気を取り戻してやり直さなくてはなりません。
その為に「復縁できなくても良い」と考えるのは希望の光ではないでしょうか?

自分を許して自分の人生に光を当てましょう。
そんな人には思わぬ幸運がやってきて当たり前だと私は思います。