前回まで、もう救いようないじゃん、、、という暗さでしたが、やっと、この回から、わたしの人生が開き始めます。
20代の前半は、バイトをしながら、自分探しをしていました。バイトは、ちょっと変わった面白い業界で、その頃に培った能力は今の起業にかなり役立っています。
けれど、バイトという立場で、できることが限られており、もっとやれることがあるのにな、と自分が生かされていない感覚に悶々としていました。それから、お給料が同年代の半分くらいなのもね・・・。
ボランティアの市民活動を始めてみたりもして、そこで思わぬ注目も浴びてしまったりして、結果離れてしまったりと（注目が怖かったんです・・・）
自分の能力がないわけじゃないことにどこかで安堵しながら、心身もなかなか言うことを聞かず、うまく生きていけてませんでした。
ちょうどその頃、わたしはＮＬＰという心理学に出会いました。
世界有数のマスタートレーナーとご縁をいただき、20代ずっと悩んできたわたしの心身の深い問題がたった1回のセッションで解決したのです！
日本で誰も持っていないくらいの師匠の技術に、わたしは惚れ込んで、教えを受けることにしました。
その時に師匠がまっすぐにわたしの目をのぞき込んで、言ってくれました。まだなんの輝きもなかったわたしに、
「あなたには素晴らしい可能性がある。きっとあなたは、素晴らしいトレーナーになれるよ。」
営業としてではなく、心から、愛情から、声をかけてくれました。
はじめて、誰かに才能を認めてもらえたので、ものすごくうれしかった。師匠はちゃんとわたしの本当の姿を見ていたんですね。
わたし以上にわたしを信じてくれる人に、そして技術も惜しみなく与えてくれる人に、わたしは初めて出会ったのでした。
移動が大嫌いなわたしが、なんとＮＺまで行って。
そこから、本当に本当に、３６５日寝る時間以外、学び、技術を磨き続ける5年間で、アシスタントにもなりました。
何度も何度も師匠が言ってくれました。
「あなたを誇りに思うよ。」
今でもその師匠の在り方が、わたしの最大のロールモデルです。
この時、スピリチュアルなコースも師匠から学び、サイキックな能力が開花したり、物語が降りてきてそれを授業で使わせてもらったりと、自分の”才能”がどんどん花開いていきました。だから、起業のキ、が頭をよぎりはじめたのは、30代半ばです。
プライベートでは、お付き合いしていた彼と結婚。彼はデザイナーでした。デザインというわたしの知らない世界があり、彼の興味を追うようにわたしもデザインもすこしばかり知ることになりました。（それも起業にめっちゃ役立っています）
今思うことは、
人生で何一つ、無駄はないんだな、ということ。
どんなに苦しいことも（わたしの魂、チャレンジャーすぎるだろｗ）
それが変化する時、才能に変わるのです。
さて、結婚して都会の便利な素敵なお部屋を借りて、フラワーアレンジメントに通って資格を取得したりと、”リア充”キラキラ妻でした(笑)が！大事件が巻き起こり、それから数年がんばってみたのですが、結局離婚に至ります・・・