藍染めのあとの
後処理(灰汁抜き、色止め=中和)についてです。
素人がネットなどで調べた情報を参考に
自己流にやっている方法なので、
鵜呑みにはしないで下さいね☆
ご参考までに…という事で。
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【 灰汁抜きに関してのちょこっと情報 】
☆正藍染め、紺邑さんの、灰汁抜きに関する情報はこちら。
(写真や動画などでわかりやすい情報です。)
☆書籍『天然染料と衣服』青木正明著
紺邑さんに取材した、正藍染めの詳しい記述が写真付きであり、
灰汁抜きに関しても掲載が少しある。
この本の中では、お湯につけて灰汁抜きしたあと、しっかり天日干しをし、
色止めについては特に記載がない。
(書籍上では、はしょっているだけかもしれないです。)
この本の記載では、灰汁抜きのあとに、しっかりと天日干しをする事が大事との事。
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【 藍染めの灰汁抜き と 色止め 】
藍甕から取り出した手ぬぐいを、
洗って天日干ししたあと、
自宅で使う為に
灰汁抜きと色止めをする。
灰汁抜きは、お湯に漬けっ放しにするだけ。
お湯も、蛇口から出る程度のお湯でOK。
(たしか、どこかの情報で、70度とかって書いてあったかな?)
お湯が冷めて水になっちゃってもOK。
一晩つけて放置しておく。
※シルクなど動物繊維は傷めないようぬるま湯でOK、とネットの情報にありました。
手ぬぐいの周りにじわっと灰汁が茶色っぽく出てきているの、
写真じゃわかりにくいかな?
浸し終わり、布の水分をぎゅっと絞って
灰汁の出た水を出したもの。
薄ーく茶色い。
※後日追記:あとで知ったが、灰汁抜きのあと、しっかり天日干しをするのが重要との事。
(天然染料と衣服という書籍の中で記載のある、紺邑さんの正藍染めでの方法。)
上記を洗って脱水して、
濃いめの酢水につけて色止め(中和)とする。
※この色止めの前にしっかり天日干しをした方が良いかも。
※金沢湯涌創作の森で、藍染め体験(化学建て)をした時は、
酢酸で色止めしていました。
先生は『酢酸は酢と同じ。』(本当に同じではないが、同類のイメージ、という意味。匂いは酢の濃い感じ。)
と、おっしゃっていたので、
なるべく薬品を使いたくない私は(酢酸って薬品???)
ネットの情報も調べた上で、酢で色止め(中和)しています。
濃いめの酢水に漬けて、また一晩おいて、
翌日水で洗ってから普通に洗濯した。
(販売物は、中性洗剤で手押し洗いする予定。)
※後日追記:
染め終わった後に酢水に漬けるのは、アリのようです。
後日見つけた情報です。
…ちなみに、私は藍染めも日常使いのものは洗濯機で
他の衣類と一緒に、普通に洗う。
…正藍染めは色落ち、色移りしない、というが、
最初のうちは、真っ白な衣類とは一緒に洗わない方がいいのかも…。
(販売時は常識的な藍染めの取り扱い方をお勧めする予定)
私は普段(普段着)は白い服は着ないから、
自分で藍染めを日常で使っている分には
意識した事はないけれど。
以上、自己流の
灰汁抜きと色留めに関してでした☆
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【 おまけ 】
染めが終わったものを、
灰汁抜きして色止めしたのに
酢水を洗い流す時、
青水が出て、洗面台が青くなった。
前、こんなに青くなったっけ…???
本建てじゃなくて、普通建てだから…???
中性洗剤で酢水を洗い流す時も、
青水が…。
…浴室の、樹脂の床にこぼれた青水で、
床にも色がついていた。
洗面台は陶器だから洗えばとれるけれど、
樹脂の床は、すぐに洗わないと色がついてしまう感じ…。
藍は付着で、染着ではないっていうけれど、
やっぱり気をつけなくてはなぁ…と思いました。
以上☆