【若紫92-2】☆文脈からの解釈☆ | 源氏物語イラスト訳(受験古文無料学習ツール)
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【若紫92-2】☆文脈からの解釈☆

コロナの自粛ムードをポジティブ思考で乗り越えよう!

こういう時こそ、自主勉がはかどる!!

 

ふだん時間がかけられない古文の読解も

こういう時だからこそ、できるのです!

 

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源氏物語イラスト解釈

 

【これまでのあらすじ】

 天皇(桐壺帝)の御子として産まれ、容姿・才能ともすぐれていた光の君は、幼くして母(桐壺更衣)を亡くし、臣籍に降下、「源氏」姓を賜り、左大臣の娘(あおい)の上を正妻にもらいました。一方、帝の後妻である、亡き母によく似た藤壺宮(ふじつぼのみや)への恋慕、そして、中流の女空蝉(うつせみ)との一夜限りの情事、プライドの高い六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)との逢瀬、物の怪による夕顔の急死…。光源氏の恋は成就することなく、尽きせぬ恋慕を重ねていくのでした。

 ただ今、第五帖「若紫の巻」です。夕顔が亡くなった翌年、光源氏18歳の3月(春)に、瘧病にかかって、その加持祈祷のために、北山に訪れ、そこである僧都の屋敷を垣間見ます。そこで光源氏は、かわいらしい少女若紫を目にしました。直後に僧都が光源氏に会いに来て、自邸の僧坊に誘います。

 

【今回の源氏物語】

「…故按察使大納言は、世になくて久しくなりはべりぬれば、えしろしめさじかし。その北の方なむ、なにがしが妹にはべる。…」

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 ☆ 古文オリジナル問題~解釈問題~☆

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「…故按察使大納言は、世になくて久しくなりはべりぬれば、えしろしめさじかし。その北の方なむ、なにがしが妹にはべる。…」

 

本文の内容として最も適当なものを、次の中から1つ選べ。

 

1.按察使大納言が亡くなったので、その娘を引き取り、僧都の妹とした。


2.今は亡き按察使大納言の妻は、今では僧都が引き取って妹としている。

 

3.按察使大納言が亡くなったので、その妹を引き取って僧都の妻とした。

 

4.僧都と妹は、今は亡き按察使大納言の子である。

 

5.今は亡き按察使大納言と結婚したのが、僧都の妹である。

 

笑い泣きゲロー笑い泣きゲロー

 

源氏物語イラスト訳では

このアプローチが効率的に行えるよう

ブログを展開しています。

 

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⑶ 古文単語

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「源氏物語イラスト訳」では、古文目線を鍛え、

 

「イラスト解釈」では、文法古文常識の力を

複眼的視点で鍛えていきます☆

 

先日のセンター試験では、

擬古物語が出題されました。

2020年度のセンターイラスト解説はこちら⇒

 

 

擬古物語、王朝物語では、

多くが『源氏物語』をモチーフにしたものです。

 

特に今回のセンター試験は

まさに「若紫」の「垣間見」の場面と瓜二つでしたよね~!

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

大学入試共通テストに移行しても

この出題傾向は変わらないと思います。

 

むしろ、こうした古典常識となる「源氏物語」の基礎知識を活かして、速読トレーニングを重ねていくことが、今後の古典の学習方法だと思いますよっ!

ウインク

 

 

 

今日のポイントはここ☆

 

☆文脈を見ての解釈☆

 

古文の最大のポイントは

人物関係と、置かれた状況をつかむこと。

 

チュー

 

 

特に、

長い会話文の場合は、

途中で何が書かれているか

分からなくなってくるので…

 

ゲローゲローゲロー

 

人物の状況が書かれてそうな部分は

きちんと主語・述語を押さえて

読み解いていく必要があると思います。

 

 

 

「…故按察使大納言は、世になくて久しくなりはべりぬれば、えしろしめさじかし。…」

 

ここまでの文脈では、主語述語をきちんと押さえましょう。

ウインク

 

「故」というのは、

亡くなった」ということ。

 

按察使大納言」は、今はすでに亡くなっているのですね。

 

亡くなってから長い時が経っているので、

光源氏は「えしろしめざしかし」、

つまり、「ご存じでないだろうよ」と、僧都は言ってるんですね。

キョロキョロ

 

 

 

「…その北の方なむ、なにがしが妹にはべる。…」

 

この主語述語も押さえましょう。

 

その」は、前述で話題にのぼった「按察使大納言」です。

 

彼の北の方、つまり、奥様は、

「なにがし」「妹」だったのです!

ニコニコ

 

【なにがし(某)】

【名詞】

①人名や地名、事物などが不明の時、または具体的なことを省略する時に用いる語。だれそれ。どこそこ。何とかいう

②人名、地名、事柄など、一般によく知られているためにかえってぼかしていう時に用いる語

【代名詞:人称代名詞】

…男性があらたまった気持ちで謙譲的にいう語。わたくし。拙者。小生(後世の「それがし」に該当する)


(※『全訳古語例解辞典』小学館 より)

  

 

 

ちなみに。

この「」というのが、

若紫の祖母である、尼君のことなんですね。

口笛

 

 

 

 

…こういうふうに、

主語述語をきちんと押さえて

きっちりと読んでいくと

正確に、文脈をつかむことができるんですよ!

 

チューチューチュー

 

 

 

 

 

 

 

 

【答え】…

 

 

 

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