なぜかメラノーマになってしまったお気楽主婦の備忘録

娘のホクロのつづき

私のメラノーマを最初に見つけてくれた、近所の皮膚科へ久しぶりに行ってきました。娘(10才)のホクロの経過をみてもらいたいからです。ちょうど1年ほど前に気になって見てもらいましが、1年たち念のため。1年ほど前の記事はこちら→娘のホクロ変化といえば。。1年前は大きなホクロの右横にあった小さなホクロが巻き込まれて1つのホクロになっていること。。大きさや色の濃さなどは変わっていません。いつもながらに美しい女医さんと私のメラノーマの経過や現状などを報告したあと早速本題の娘のホクロ。。結果としては、もちろん問題ない。とのこと。ダーモスコープの画像をモニターで見せてもらいましたが、色が均一であることや、ホクロの縁が丸型であって、とんがっていたりギザギザしていない。ということで、明らかに私のとは違って、悪い顔ではないそうです。先生は、娘の前ですので、私の病気のことは言葉を選びながら話してくださいましたし、娘にとっては、母親が悪いホクロの病気で手術していることは理解しているわけで、もしかしたら自分も？？と不安だったから先生が、「絶対大丈夫よ！」と言ってくださり安心したようでした。ただし、刺激は厳禁！だそうです。今の時点で悪いホクロでなくても刺激によって変化する症例はあるそうです。あと、海に行く時は日焼け止め！先生のお話から、やはりメラノーマ患者が確実に増えていると感じました。それから、ノーベル賞の話から、がんセンターの山崎先生のお話、新薬の情報などをお聞きして、さらに、今後の見通しが明るいことを伺いました。なにはともあれ、娘のホクロの心配はなく、娘自身の不安が拭えたのがよかったです。

定期検診 術後1年2ヶ月

今日は2ヶ月に一度の定期検診で築地に行って来ました。いつものように、待合室で待つとほどなく呼ばれました。いつも優しい物腰の主治医に原発の太股と鼠径部を触診してもらい、問題なし！をいただきましたすでに、次回の検査予定、その後の外来予定は組んであるので、その予定を確認して終了。お会計を済ませても受付から30分いつも朝一の予約なので、待たずに済んで本当に助かります。そして、今日も夫と待ち合わせしてランチ！時間があるので築地から丸の内までお散歩。50分ほどかけて、ゆっくりと歩きましたランチは、オアゾのイタリアンにしました。ここのところ、2ヶ月ごとの検診のあと、夫が会社を抜け出して一緒にランチしてくれるのが習慣になりました二人で食事する機会なんて、子供を授かってからはほとんどなかったので、こうして二人の時間が持てることは幸せなことだなーと、感じていますま、会話の弾まないランチですけどね。。すべてに感謝！

ヘアドネーション

次女がばっさり髪を切りたいと言っていました。ちょうどその頃、「ドックはおもちゃドクター」というディズニーのアニメ番組を見ていたら、頭に帽子をかぶった女の子が出てきました。抗がん剤治療中で毛髪がない女の子です。長女も次女も、私のがんセンター入院中に、同じように治療中で毛髪がない方に出会っていて、それを自然に受け入れていましたので、テレビで見るその女の子に対しても、不思議に思うことなく、同情しつつ、応援しつつ、見ていました。私が「髪の毛がない子のために、髪の毛を寄付できるんだよ！」と話したら、次女がすぐさま、「それやる！」と即決そんなこんなで、インターネットで調べてヘアドネーションを受けてくれる美容室へ。切った髪の毛は、美容室から「Japan Hair Donation ＆ Charity」に送られ、医療用ウィックに使われます。次女は、数年ぶりのショートヘアに。とっても似合っていて、本人も気に入っていました。いいことしたね～

1年間の振り返り

メラノーマを告知され、拡大手術から1年、現在の自分の気持ちなどを整理してみようと思います。個人的な思いを書きますので、面白い内容ではありませんが、記録として残します。この1年は結婚、出産と共に人生の転機と言えます。結婚も出産も喜ばしい方向への転機ですが、癌発覚！　となると。。どうでしょうか？厚さ1mmを超えると転移の可能性が。と言われ、その進行スピードの速さなどの理由からか悪性度が高いと言われるメラノーマですが、幸いなことに、厚さ0.8mmだった私のメラノーマ。5年ほど前にできた1.2cmほどの大きさのホクロ（メラノーマ）がその形や大きさを変えることなく、とどまっていたのか、じわりじわりと浸潤していたのか。経緯や理由はともかく、厚さ1mmに達することなく発見できたことがラッキーで、近所の皮膚科の先生がメラノーマを研究されていた経緯をもつ先生だったこともラッキーで、そのおかげで、国立がんセンターのY先生につながったこともラッキーで。アンラッキーの中にもラッキー要素がいっぱいあって、今こうしていつも通りの生活があり、家族とともに私がいます。本当にありがたいことです。拡大手術の前日、Y先生が「手術のあとはただの怪我人ですから。」とおっしゃってくださった。今も心に響きます。1年たった今も手術の傷はピリリと痛むし、太ももにある10ｃｍほど傷は肥厚性瘢痕（ひこうせいはんこん）となってミミズがはっているようです。また、深く皮膚を切り取っているため、傷の部分は凹んでいて、横からみると明らかに分かります。でも、そんなことは気になりません。おばさんですから、見た目なんてそんなに気になりませんし。。。心の方は。というと、普段は自分が癌サバイバーだということは忘れてしまっていることが多くなりました。もともとお気楽な性格ですから、最近は不安にかられることはほぼないです。もちろん検査時期になるとこんな私も多少心は不安定になりますが。。それから、いつもなんでだろうか？考えることですが、自分が癌サバイバーであることを公表することはどうもできません。基本的に自分のことを隠す性格ではないので、過去に尿管結石になったことや、眼窩底骨折をした経験を笑って話せますが、メラノーマに罹患したことだけは、どうも出てきません。なんででしょうね。一般的に、癌 = 死 を連想する病気だからでしょうか。理由を作りだすなら、子供たちの耳に入ってほしくない。という思いがあげられますが、本当の理由はよく説明できません。聞かされた方が驚き、気を使うようになるだろうことを、嫌ってなのか、単純に知られたくないのか。今となっては、いつもの生活に戻っているので、あえて話す必要もない。ということもあります。なので、最初からの経緯を知っている少数のママ友と、親しい友人にだけそっと話しています。その友人たちは、温かい目で見守ってくれているので、とてもありがたいです。もうひとつ、「今やれることを、迷わない。」「今できないことを、迷わない。」ようになりました。自分に正直に、無理せず、日々を楽しむようになりました。自分が20年来ずっと夢だった、リクガメを飼うことやら、たまたまご縁があって引き受けた学校のボランティア活動など、自分が今できるこを背伸びせず、楽しんでいます。そして、家族といつまでも寄り添って、母業をまっとうできるように。子供の成長を見届けることが一番の夢です日々に感謝して！

いよいよ術後1年をむかえます

11日、築地のがんセンターへ経過観察として外来診療に行ってきました。去年7月18日に拡大手術、センチネルリンパ節生検をしてから、およそ1年。リンパ節への転移が確認されなかったため、手術後の治療はとくになく、経過観察中です。ちなみに原発のホクロは表在拡大型で大きさは1.2cm×1.0cmほど。厚さが0.8mmでした。朝一の予約、10分も待たずに診察に呼ばれ、いつも通り穏やかに迎えてくださったY先生にお会いすると、なぜかほっとします。「まだ1年なんですねぇ。まだまだ厳重に診ていかないといけないですね。」とおっしゃっていました。そうか、厳重に。。なんですね。いつものように、原発のあった右太ももの傷、リンパ節生検をした鼠径部の傷を触診。特に問題ありません。鼠径部にホクロが増えたことが気にかかっていたので、質問したところ。。。。先生：「ホクロではなくて、いぼですね。病気には関係ありません。」ときっぱり私：「加齢によるものでしょうか？」先生：「言いにくいですが。。」といった、会話でもって、おかげさまで、加齢を実感そのあと、年内の診療スケジュールを決めました。引き続き、経過観察は2カ月に1度、検査は半年に1度のペースです。前回は4月に検査を行っているので、次回の検査は年内。11月末となりました。ということで、9月に経過観察で受診、11月末に検査、12月はじめに検査結果を聞く。といったスケジュールです。ここまでのすべて、Y先生がおひとりで対応してくださいまして、この日は他の先生や看護師さんに会うことなく終了。すごく短い時間ではあるものの、丁寧に優しく接してくださり、いつも安心感をもらえます。ありがたいこと。次回はまた、2ヶ月後です。

Xデーから1年たって

1年前。「結果がよくない。」とやんわりと悪性黒色腫を告知された、あの日。先生の優しさからくるそのやわらかい言葉に、いまいち事情が頭に入らなかったっけ。すぐさま、がんセンターのY先生に電話してくださり、2日後の予約が取れた。あのときは、自分のことなんだけれど、何のことやら。。ただ、言えることは、1年たった今、あの時と同じように家族と平凡に暮らせていることが素晴らしいことで、ありがたいこと。私の右太ももにあった、メラノーマは5年ほど、同じ姿でそこにあって、あまり進行せずにいてくれたこと。理由は分からないけれど、本当にラッキーだったと思う。たまたま、近所の皮膚科でついでに診てもらったホクロがメラノーマだった。もっと放置していたらどうなったのか？考えても仕方がない。　これを考え始めると、永久ループから抜け出せなくなるしね。なんとかなるやーな性格なので、ま、これからもあまり深く考えずに、のんびりいこう！次に書くのは、7月の外来のときでしょうか。次の外来の時期は、拡大手術から1年。というまたまた1年の節目です。そのときには、もうちょっと体の経過とか、心の経過なども、書きたいと思います。

メラノーマの疑いあり。から1年です。

娘のアトピーの通院で、ついでに。と診てもらったホクロ。「ヤバいものかもしれない。。メラノーマかもしれない。」と診断され、真っ白になったあの日から、ちょうど1年がたちます。あの日、娘たちと一緒に家に帰る最中も、夕御飯も。。なんだか上の空で。インターネットで調べることは怖いことだらけ。夫からすぐにでもとって、検査してもらうように言われ、すぐ手術の予約をして。。。あの日からメラノーマが確定するまでの1カ月ほどの日々が一番心が不安定でした。無事に2回の手術を終え、経過観察のみとなった今。もちろん、不安がまったく訪れないことはないけれど、心穏やかに、毎日を過ごせています。手術の傷は、ピリピリっと時折痛みます。これはずっと続くことなんでしょうね。もう慣れてしまいましたそういえば、、気味の悪いホクロ（メラノーマ）の写真を、"魔よけ"としてバックに忍ばせて、持ち歩いていますなんとなく、強くなった気がするのは、気のせいでしょうか。。娘たちと夫のいる、この平和な毎日に感謝です。そして、愛カメ、諭吉に日々癒されていまーす。

検査結果は転移なし、問題なし。

たくさんの方に訪れていただき、ありがとうございます2ヶ月ぶりに更新したブログですが、アクセス数がうなぎ登りして、本人がうろたえてます。一過性のことでしょうが、メラノーマという珍しい癌です。ひとつの情報として、これからも今まで通り発信していきたいと思います。今日は検査結果を聞くために、築地のがんセンターに行って来ました。毎度のことですが、病院にいらっしゃる方全員が、癌患者さんとそのご家族かと思うと、その多さに驚きます今日も朝一の予約でしたので、30分も待つことなく診察室に呼ばれました。結果は、CT、腹部超音波、血液検査ともに、転移なし、問題なし。原発のあった右太股と鼠径部のリンパ節を触診して、そちらもしこりなどなく、問題なし。次回はまた2ヵ月後です。"転移なし"は、喜ばしいことだけど、転移の可能性があるからこその、検査だと再認識して、ほんの少しずーーんとなりました。お気楽なもので、普段は自身の病気のことなどすっからかんに忘れて、娘たちのいる平和な毎日に没頭してますが、築地に来ると癌と向き合わざるを得ない。だからこそ、前向きに向き合って、"大丈夫！先生も穏やかな笑顔だったし！"とよく分からない自信を持ち直し、銀座をブラブラ夫が会社を早退してくれたので、これから待ち合わせてご褒美？ランチ家族が健やかに暮らせることに感謝です。いよいよ小学校関連のボランティアの仕事が本格化します。自分が今できることを、身の丈でやって、子供たちが笑顔で学校生活を送れる手助けが出来ればいいなー。と思います

術後初めての検査

久しぶりの更新です。このブログに書くことがないことは、とても喜ばしいことさて、今日は久しぶりに築地のがんセンターに行って来ました。昨年7月に拡大手術を受けてから初めての検査です。検査内容は、血液検査、造影CT、腹部超音波検査の3点セット。血液検査は3本で合計13mlでした。CTは、頭から太股の真ん中ぐらいまで。造影剤の下腹部にじゅわーっととくる感じが、相変わらず苦手です腹部超音波では、検査技師の方の優しいかけ声のもと、息を吸ったり吐いたり。各臓器を念入りにみて下さっていました。最後に用意された麦茶をいっき飲み。。水分が体に入った状態ですい臓をみるとおっしゃっていました。15時予約の超音波検査では、朝8時以降固形物の飲食禁止。となっていましたが、11時ごろ、夕食の支度をしていて、思わず味見をしてしまった。。スプーン一杯のドライカレー。。正直にお伝えしたところ少量ならオッケー！とのことで、無事に検査してもらえました。ちなみに、CTの方は検査の2時間前までに食事を済ませること。となっていました。今日はボケボケでして、診察券も保険証も忘れてるし。これも病院の受付で何とかなりましたが、自分でも呆れておりますということで、検査結果は5月の始めです。何事もないように、祈ります。

術後6回目の外来診療、術後7ヶ月

2017/7/18に拡大手術してから、7ヶ月たちました。傷は太いみみずのまま、薄いピンクだったのが、紫色に変わってきました。痛みは本当にたまに、ピリピリする程度に落ち着いています。今日は築地に行って来ました。診察は2ヶ月おき。先生が降りてくるのが少し遅かったのか、20分ほど待ちました。朝一の診察なので、いつもすぐ呼ばれて、すぐ終わり。年明けに小さなしこりで大騒ぎしてしまったことを謝罪したら、「いいんですよ。心配になりますよね。心配なときはいつでも見せてくれれればいいですから。」と、本当に穏やかで優しいY先生いつものように、拡大手術の傷、鼠径部の傷を見ていただき、話題のしこり跡(なくなってしまった。。)を確認。特に問題ないですねー。次回は術後初めての検査です。CT、腹部超音波、血液検査の3点セット。結果を聞くための予約をして、診察終了。しこり事件のあと、体調はもちろんのこと、心が凄く落ち着きました。平和な毎日をほのぼのとやってます。どうしてメラノーマになったかな？なんてぼんやり考えたりもしますが、くよくよするとかでなく、だからこその今を生きてます専業主婦。穏やかで、平凡な毎日ですが、家が好きだし家事も好きだし、子供たちの笑顔がいつまでも続くように、毎日を丁寧に！最後にかわいこちゃんを！この子に癒されてます

術後半年。取捨選択中

今日で拡大手術、センチネルリンパ節生検から半年たちました拡大手術の傷は相変わらず太いミミズのようですが、痛みを感じることはだいぶ少なくなりました。年末年始のしこり事件では、また告知前後の恐ろしい思いをしましたが、できたしこりも、その後小さくなってきたようです。今から思えば大袈裟なかまってちゃんのようで、恥ずかしい限りですが、注意深いにこしたことはないし、色んな意味で必然だったとおもいます。娘たちも3学期に入り、また穏やかな平常モードの到来こんな平凡だけどゆったりな日常が大好きだし、ありがたいことです。そして、生かされたからには、やりたいこと、やりたくないこと、出来ること、出来ないこと。そんなことを、この半年間じっくりと考えていました。そして、お騒がせしこり事件を機会に、今、取捨選択を実行に移しはじめています！まず、習い事のフラをやめて、その時間を使い、娘たちの学校のボランティア的なことを始めることにしました。それから、ひとつの大きな夢を叶えました！ヘルマンリクガメの″諭吉″です！新しい家族としてむかえましたリクガメは結婚前からの夢で、夫への長年の説得に娘たちも加勢してくれたことも効を奏しました。そして自分よりも長生きするかもしれない、カメの飼育への心の整理もつき、ようやく念願がかないました！諭吉、可愛い過ぎます。私ののんびりな毎日をさらにスローにしてくれる、この平和な子にメロメロでございます。娘たちが大人になり一人立ちしたあとも、生き続けるだろうこの子のためにも、母は長生きしなければね毎日を大切に、自分の気持ちに正直に、穏やかに丁寧に、感謝していて、生きたいとおもいます。そのための取捨選択。さて、昨日は夫の誕生日たまには！とシフォンケーキを焼きました。名目上は夫の誕生日。心の中では半年祝です生クリームをたっぷりとかけて頂きました！美味ーー

しこりの正体は

築地へ行って来ました。今日の待ち時間は本当に長く感じました。診察室に入ると、Y先生が早速診ましょう。とおっしゃって、ベッドに横になる。「あ～、これね。。」と触診。途端に先生の雰囲気が柔らかくなり。。「リンパの上でもないし、悪いものではないから、大丈夫。でも経過観察はしましょう。」とのこと。おそらく、繊維のかたまりか、脂肪のかたまりらしい。誰にでもできる、しこりの類いですってーー。もしこれが2倍になったら、ヤバイけど、そうでない限りは、経過観察のみだそうです。次回の診察は予定通りの2月となりました。きっときっと、こんな些細なことで！な患者だったのかもしれないけれど。。「気になることがあればすぐに診ますから。今回みたいに、連絡してくださいね。」と、いつも通りの優しい言葉をかけてくださり、本当に素晴らしい先生です。しこりは2㎝になると、ヤバイ。と覚えておきま～すお会計は毎度毎度の220円なり。この安堵感への対価としては安すぎる！しかし本当にこの一週間は生きた心地がしなかった。。原発の傷の近くだったから、どうしても最悪な方へと思考が行ってしまい。。ヘトヘト何でもないとは！ほっとしました！よかったよーし！いい年にするぞ！

主治医に電話しましたら

今朝、がんセンターの"再診予約"の番号に何度か電話。年明けだからか、何だか繋がりにくい。私のような患者さんがワンサカいるのかな？？ようやくつながり、診察券の番号と名前、主治医と話がしたい旨を伝える。。「Y先生ですね。お待ちください。。」となり、ほどなくY先生の声。やはり、大きい病院はシステマチックだ！(って前にも書いたな。。)新年の挨拶も早々に、しこりの件を伝えると「明日来れますか？」と先生はい。いきます！このスピード感が有り難いと呑気に構えるべきか。。このスピード感がメラノーマには必須と考えるべきか。。どちらにせよ、一も二もなく、明日来て！と言ってくださる先生を信じます冬休み中の娘たちは、急遽、私の母にお願い出来たし、安心して行って参ります

新年と誕生日

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。結婚してからというもの、長女が3ヶ月のときをのぞいては、年末年始は夫の実家です。年末には、今庄365スキー場に出かけ、子供たちにとって初めてのスキー！お天気もよく、デビューには最高のスキー日和。スノボーしかできない母は、長女(3年)にスノボーを、夫が次女(1年)にスキーを教えました。二人とも一生懸命取り組んで、それなりに滑れるようになりました。次はリフト行けるかな娘たちの人生初は、とってもとっても楽しかったようで、二人ともまたやりたい！と、意気込んでいます。家族4人みんなで体を動かして遊んで、いっぱい笑っていっぱい誉めて、幸せな時間でした毎年恒例にしよう！大晦日は紅白を観たい！という娘たちと、ちょっと夜更かし。それでも22時にはお布団に潜り込み、家族が川の字で寝るのもいつまで続くのかなーなんて、子供たちの成長を思いながら、眠りにつきました。新年の朝は、義母の手作りおせちとお雑煮を囲み厳かに始まります。娘たちにとっては、ばあばが作るおせちがお正月の御馳走としてインプットされています。母は毎年食べる専門なので、こんな立派なおせち料理つくれませんそんな話をしていたら、長女に「お母さんもおばあちゃんになったら、おせち料理作ってね。食べに行くからね。」と言われました(笑)娘の想像力は素晴らしいです義父も一昨年、胃ガンの手術をしていて、私が去年メラノーマ。色々なことがありますが、家族が揃って新しい年を穏やかに迎えることが、有り難いことで、娘たちの笑顔と共にいれることが、一番の幸せそして、そして、明日は4回目のゾロ目の誕生日です加齢には抗えないこともありますが、まだまだ娘たちの成長をしっかりと見守る必要があるし、彼女たちの人生初にたくさん立ちあわないといけませんから、しっかりと前を向いて行きますよー！まずは鼠径部にできたしこりと向き合わねばならない。東京に戻ったら早速主治医に連絡取るつもりです正直不安で仕方ないし、朝起きたら無くなってるかな？なんて期待してたりするけど、そこにあるんだから、目をつぶる訳にはいかない。一歩づつ、進もう今年も、ひとつひとつ丁寧に、よい年にしよう！

しこり？

昨日から夫の実家(福井)に移動中。途中、富士山がよく見えました！名古屋好きな我が家は、名古屋で一泊するのが慣習になっており、今回も常宿になりつつある、栄近くの名古屋東急ホテルです。昨夜は台湾ラーメンを食べに、味仙へ。これも毎度のことです。で、ここまではよかったのですが、、ホテルに戻り、お風呂のあと、タオルで体を拭いておりましたら、、鼠径部に小豆大のしこりを発見！いったい、これ、なんでしょう。。とりあえず、帰省中だし、あまり気にせず。。っていっても気になるけど、、年明け、病院行った方がいいのかな？

告白の行方

メラノーマのことを告げた、友人たちから、温かいメールが届いた同世代で"がん"と聞くと、少なからず衝撃を受けただろうけれど、生き方、人生について、改めて考えるきっかけとして捉えてくれていた。大切なもの、大切な人と共に、笑って長生きしよー。なんて話ができた。後ろ向きな話を、ちゃんと前向きに解釈してくれる友人のその人柄を改めて大きいと思ったし、秘密にしようと思った自分の考えがちっぽけで恥ずかしくなった病気になっても、ならなくても、自分が今まで築いてきた人間関係を信じれば、おのずと自然に伝えるべき人、タイミングなどはやってくるはず。だから、無理に隠そうとせず、自然体でいればいいのかな。と思えるようになった。色々と考えすぎてしまうのは、私のダークサイドストレスをためやすい性格なのだろうか。。。。

術後5ヶ月

5ヶ月。入院していた日々は遠い昔のよう傷はみみず。時折痛む程度、鼠径部の傷も寒くなってからは時折痛む。痛みのレベルは10段階で0.5ぐらいかな。手術前と変わらぬ生活ができています！感謝です今日は会社時代の同僚のお宅に招かれてた！気の合う仲間が久しぶりに3人集まって、賑やかで華やかな時間。40代。子育ての話題から、健康の話題、癌の話題になり、話すつもりはなかったのに、自然に自分のメラノーマの話をしてしまった。とりあえず、検査いこーって彼女たちは口々に話してたけれど。。変な罪悪感が残るのはなぜなんだろー。隠しても罪悪感。話しても罪悪感。自然体でいたい私には、今まで何でも話してきた友人に、隠し事は難しいです

術後4回目の外来診療

お越しくださりありがとうございます。更新頻度の少ないブログですが、同病の方をはじめ、気にかけてくださっている方がいらっしゃることに、本当に感謝いたします。また、「メラノーマ」や「ほくろ」というキーワードでもって、このブログにたどり着く方もいらっしゃるようで、私の情報が少しでもお役にたてれば。という思いで、これからも何かあれば、更新したいと思っています。そう意味では更新頻度が少ない方が異常なし！ということですね他の病気の方も、同病の方にはとくに、今まさに戦っていらっしゃる方、そしてそのご家族の方、皆様の治療がうまく働くことを祈ってます。そして、情報を発信してくださる方々にも感謝いたします。💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖今日は久しぶりに築地のがんセンターに行って来ました。9時30分に受付をすませ、待つこと数分。すぐ先生に呼ばれました！やった！前回が10月でしたので、2ヶ月ぶりです。手術の傷がみみずになって、寒くなったからか痛みを感じることが多くなった以外は、大きな変化はありません。原発のあった太もも部分、鼠径部にかけて触診して頂き、問題なし手術後初となる検査は来年4月に決まりました。メニューは造影CTと腹部超音波検査と血液検査だそうです。その前に2月に診察があります以下、私のミミズです。生々しいのは、お許しください。みみずは、「肥厚性瘢痕（ひこうせいはんこん）」と言うそうです。太ももの外側、縦に10cmの手術痕。この部分の皮膚は常に引っ張られるので、仕方がないそうです。痛みや痒みなどの症状がひどい場合は飲み薬、塗り薬、注射などの治療があるそうで、一番効くのは注射だけれど、患部に注射するので痛いそうです幸いなことに痛みが多少あるだけなので、つつしんで、ご遠慮いたしました。手術前に先生が、「今は病人だけど、手術後はただの怪我人だから。」とおっしゃってくださった通り、今のところ怪我人でいれることに深く感謝です。帰りは品川の10zenさんにて日替わり薬膳ランチ。「鰤のムニエル タプナード添え」美味しくいただきましたー

がん友

もともと私のメラノーマのことは、たくさんの人には知らせていない。家族以外に、入院することで直接迷惑をかける方にだけ、知らせている。ただ例外は、習い事。先生に長期お休みを頂くために、知らせたところ、先生の口から、生徒さんにも広まってしまった。その判断を先生に委ねたのだから、仕方がないのだけれど、ちょっと誤算。でも、その誤算のおかげで、"がん友"ができた。彼女からのランチの誘いに、嬉しくて。というのも、習い事の帰りにみんなでランチに行ったりはするけれど、二人っきりでのランチは初めて彼女も習い事を休んでいるというので、何か話があるのかな・・・とは思っていたのだけれど。とっても美人の少しお姉さん。相変わらず綺麗だなーなんて思いながら早速、「どうしたの？？」と聞くと。。。「乳がんになったの。」え？？？？幸いなことに、7mmの小さな腫瘍。それでも皮膚を這う形のものだったから、早くわかって本当によかった。すでに乳房の全摘手術を終えていて、リンパへの転移もなく、この後はホルモン治療だけだという。驚きと共に、元気そうな姿に安堵。彼女の場合は、おっぱいのことだから、がんになったことだけでなくもっと心が揺れたと思うし、まだ再建手術などもあるから、大変は大変なんだれど、時折涙を交えながらも、とっても前向きな彼女に、パワーをもらいました。がんになったことで抱える思いは、やはり同じ立場にならないと本当には理解できないと思うから、私にとっても彼女にとっても、これから心の支えになると思う。いろいろ情報交換しながら、お互いに長生きしようねっ！すべての出会いにはきっと意味がある！ありがたいこと。

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