昨日、息子のお友達がわが家に遊びに来ました。
やってきたのは、
3年生になってできた新しいお友達たちでした。
新しいお友達だ
それだけで、私はすっごくうれしかった。
何度も書いている息子のことだけれど、
息子は未熟児で産まれて、発達が人より遅く、
まだまだ未発達なところが多いの。
そして人とのコミュニケーションがスムーズにできないことも多い、
そんな息子に新しいお友達がやってきたのです。
うれしいな~~~~~
実は遊びに来たお友達の1人とは
先日遊ぶ約束をしていました。
でも待ち合わせがあいまいだったのか
待ち合わせ場所で会うことができず、
遊べずに帰ってきたことがあったのです。
本人は残念がっていましたが、
これだって経験せねば。
じゃ、どうやったらちゃんと会えると思う?
息子は息子なりに考えて…
今日、約束してきたんだね。
よかったね
新しいお友達たちがきて、
楽しそうに遊んでいる姿をみて、
とてもうれしい私でしたが、
夜になって、その時間を思い出していたら、
もっともっとじゅわ~~~っとうれしさがこみ上げてきたことがありました。
お友達たちとおやつを食べながら
話していた会話。
それは先日の体力検査の時の話のようでした。
身体も周りの子よりひとまわりもふたまわりも小さい息子。
体重だって、誰よりも軽い。
その体つきに比例して力も強くない。
体操に関していえば…
みんなと同じようにできることの方が少ない息子です。
友達:K君は走るの7秒だったよな。(学年で一番早い子でした)
Sは?
息子:ボクは11秒。
友達:そっか~
でもさ、あの時転びそうだったよな~。
転びそうじゃなかったら10秒とかいけたよな~。
友達:うん、うん。そうだよー。
友達:ソフトボール投げ、何メートル投げた?
友達:ボク、25メートル
※すごっ!クラスで一番大きい子でした。
息子:ボクは10メートル
友達:そっかー。10メートルかぁ。
Sさー、ドッチボールのボール、だいぶ強く投げれるようになったもんな~。
まだまだ会話は続く…。
私は、
息子が11秒で走ったことも、10メートル、ソフトボールを投げたことも
知っていました。
当時、息子がとても得意げに話をしてくれていました。
その得意げな姿から想像するに、
息子はすっごくがんばったんだと思いました。
だから
わが家では
すごーーーーーーい!!!
やったね~~~~
なんて言って褒めていたのです。
でも子どもたちの会話を通して、初めて知りました。
転びそうになって、それでも11秒だったんだ。。。
ドッチボール、ちゃんと参加してるんだ。。。
(ルールがわかってるのかな?とか、
たとえやっていても、走り回ってるだけ
そんなイメージの私でした)
この会話を思い出してみて…
このお友達たちの息子への言葉。
すごいな。
すっごくあたたかい言葉だったな。
親の私が息子にかけた言葉よりも
もっともっとあたたかい言葉だったと思う。
お友達たち、やさしいな。
息子のこと、すごく理解してくれている。
息子は
こんな子たちと一緒に学校生活を送っているんだ。
こんな子たちにきっといっぱい助けてもらって、
学校生活送っているんだ。
実は3年生になって、お友達との関係で嫌な想いもしている息子でした。
でも、何かあっても、いつも周りの子が、
見ていてくれて、助けてくれて、守ってくれて、
そんなふうに過ごしていました。
きっとこの子たちみたいな子が息子の周りにはたくさんいるんだな。
息子はいいお友達に囲まれて、学校生活送ってるんだ。
そんなことを思ったら、
じんわ~~~~~り、うれしさがこみあげてきました。
私は、親として
息子にできることとできないことがある。
学校での生活は…親の私が助けてあげられない。
でもこうしてお友達がいる。
息子と仲良くしてくれるお友達がいる。
本当にうれしいな。
うん、うれしい。
そんなことを昨日でした。
帰り際には
「また遊ぼうな~」と言ってバイバイしている姿
幸せだね~