みんな元気にしてるかな?

広島のアイ動物病院で院長やってる人の、つれづれなる毎日


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怒りの伝えかた教えて ブログネタ:怒りの伝えかた教えて 参加中

さて、今日はブログネタニコニコ

猫飼いの皆さんは猫のイカ耳って言葉

ご存じかもしれませんねグッド!

猫が怒ったり、緊張したりすると耳がねて

こーんな顔になるあれです



って、これはカールやん(笑)


耳がイカみたいになるからという説や

怒り耳(いかりみみ)が変化したという説がありますが(笑)にひひ

どうなんでしょうね^^あせる

やはり、患者さん猫の耳がイカ耳になった時は

こちらもちょっと気をつけないと、無用の怪我をしたりしますガーン

先日、診察が終わって二階への階段を上っていたら

こはる嬢がお出迎え目


おかえりにゃ

か~ら~の~?



イカ耳!!!





【Recolle】弁当箱に怒りをぶつける…妻や母による仕返し弁当が衝撃的!
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本当は昨日のうちに

ご報告するつもりだったのですが

去年の夏、いたずらされて、両眼球摘出をする事になりながら

その後、元気に過ごしてくれていた愛ちゃんが

昨日亡くなりました




本当に何の前触れもなく

昨日の朝まで普通に元気に遊んでいて

食欲もあり、排便排尿も異常ありませんでした

目の見えない愛ちゃんなので事故があってはいけないと

お出かけの際は必ず大きめのサークルに入って

お気に入りの手作りパッチワークのベッドに

丸くなって留守番していたそうです


飼主さんが午前中1時間ほどお出かけの用事があり

昨日もいつもと同じように留守番していたはずなのですが

声をかけると眠るように呼吸が止まっていたとの事

あわてて、うちに連れてきてくれたのですが

身体はまだあたたかいものの

心臓も呼吸も止まっている状態

蘇生処置を行いましたが

ついに心臓が動き出す事はありませんでした

あまりに信じられない出来事で、なんだか現実味はないのですが

考えられるのは、急性の心不全発作くらいで

苦しんだ様子も見られないくらい穏やかな顔でした

いままで何の予兆も感じられなかっただけに

その予兆を見逃していたのではないかと自問自答しています


その後あたたかいお気に入りのサンルームにお棺を作ってもらい

たくさんの花に囲まれた愛ちゃん




あまりに短かったけど

やさしい飼主さんのもとで

とても幸せな日を過ごしてくれていた事は間違いありません

「またおいで、今度は見えるようになっておいでね」

飼主さんのお別れの言葉でした

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ワクチンの接種についてご質問をいただいたので

今日はその話をさせていただきますグッド!

ご質問はワクチンは3年に一回でいいのではないかという

犬同伴可の宿泊施設のホームページへのリンクと

それに対する私の考えを聞きたいとの事でしたひらめき電球





まず、ワクチンの3年に一度の接種ですが

文献をひっくり返すと、一部の個体に伝染病の予防に充分な抗体価が

3年から7年の間持続したというデータはあるものの

ほとんどの個体は3年の間主要3ワクチン(ジステンパー、パルボ、肝炎)の内のいずれかは

不十分な抗体価しか保持出来なかった

場合によっては1年も抗体価が持たないものもあるというデータもあります

つまりは、3つの病気のうち一つは5年抗体価が高いままだったけど

他の病気に関しては1年ちょっとで抗体価が下がってしまったケースなどが

結構な確率であったという事ですダウン

そういったデータを読み解いたとき

あぁ、1回接種したら、3年も免疫が続くんだ

いや場合によっては一生免疫が出来る子もいるんだから

うちの子もそうに違いないとワクチンの追加接種をしない事に決めるのは

飼主さんの自由だと思いますビックリマーク


しかしながら、獣医師はそうはいきません

最大公約数的なワクチン効果を考えた上で

できる限り伝染病は防いで多くの動物達の健康を守らなくてはいけない

そう考えた時、私は混合ワクチンの年に1回の接種はまだ必要だと思います


日本でこれだけワクチン接種が普及する前はジステンパー、パルボなどは

普通に見られた病気でした

ジステンパーによる神経症状や二峰性の発熱に苦しむ犬ショック!

嘔吐、下痢(血便)により、みるみる衰弱してく仔犬の姿しょぼん

ワクチンの普及により現在はほとんど見る事のなくなった伝染病ですアップ

(さらに言えば、犬パルボワクチンは年に二回接種してもらっていました)

それでもまだ、たまに散発的に発生は見られます叫び


そういった現場を見てきている立場として

私はワクチンは年に1回の接種をおすすめしています

いろいろな考え方があります

ワクチン接種を3年に一度にしますという方を

私は説得するつもりはありません

ただし、獣医師の立場として

3年に一度で大丈夫ですよといえる根拠もありませんし

責任も負えません

3年に一度にしようと他の方に呼びかけるのならば

それなりの責任の上で発言していただきたいなという気持ちはあります

(注:今回ご紹介いただいたサイトの事ではありません
   今回ご紹介いただいたサイトの事については最後に書かせていただきます)



ワクチンによる抗体価のつき方、消失の仕方は個体差があります

その中で現在流通しているワクチンで伝染病を予防するためには

わたしはまだ年に1回の追加接種が望ましいと思います

ワクチンの性能が向上して

95%以上の動物で3年間は充分な抗体価が保てるとわかったなら

3年に一度の接種もありますよと言えるでしょうし

99.5%以上の動物で同じように効果があるとわかったら

3年に一度の接種を、飼い犬が不幸にしてその0.5%である可能性もある事を

理解してもらった上ですすめる事もあるでしょう

(それでも万が一ではありません、200頭に1頭の割合です)


猫さんに関してですが、実は3年に1回の接種でいいのではないかという論争は

猫のワクチン接種において始まったものなのですひらめき電球

ワクチンによる組織反応(副作用)として、線維肉腫の発生が問題になっていた頃

猫ワクチンに含まれるパルボ(汎白血球減少症)の抗体価が3年以上保持出来るという事で

3年でいいのではという提言をしたアメリカの獣医師グループがありました

ただし、伝染性鼻気管炎、カリシウイルス感染症などの予防には充分ではないという事で

後になって、パルボに関してはという注釈がつきました

つまり3種混合ワクチンであれば

年に1回の接種が望ましいというところは変わらないと思います


最期に、抗体価検査について

最初に見せていただいた宿泊施設のHPには3年以内のワクチン接種の無い場合には

毎年の抗体価検査(3種)の抗体価証明が必要とされています

抗体価検査ですが、これを毎年やってくださるのは理想的だと思います

抗体価検査をきちんとやって

それからワクチンを接種するかどうか決めてもらえるのであれば

何の問題もないと思います

こちらのオーナーも機械的にワクチンを打つ事に疑問を持ちましょうねと

提言されているんだと理解しました

個人的にはこちらの宿泊施設のオーナーは

しっかりしたお考えの持ち主だと思います

ただ、動物病院でワクチンの間隔を決めるために

抗体価検査をしてから接種するかどうかを決めるには

費用と手間と、時間がかかります

人のワクチン接種において、たとえばインフルエンザワクチンで考えた時

接種前に抗体価をはかる方はどの程度いらっしゃるのでしょう?

まずいないのではないでしょうか?

ワクチンとは、比較的簡便に、安価で、広範囲に予防をし

伝染病の発生を防ぐ方法として優れているのだと思います


だから、「本当は」抗体価をみんな測って

それから必要な人だけ接種をするのが「いいけど」

そこまできっちりする事なくみんなが「利用しやすい」形で

「普及」させましょうというのが

ワクチンの考え方であり

一般的な伝染病の予防手段なのです


それでも

きちんと毎年抗体価の検査をするから、ワクチンの接種はそれから決めます

といってくださる方がいるなら、私はその方を尊敬しますし

その方の意向に沿うように検査をし

抗体価が下がっていたならワクチンの接種をおすすめするようにします


以上が、私のワクチンに関する考え方になりますニコニコ

(今日は少し堅い話で、さらに長い話になってしまいました

  興味のない方にはすいませんでしたあせる


こはる嬢もあくびしてますにひひ
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昨日は休診日音譜

お出かけしようと玄関を出ると

あら、お客様目



殻がついてる方でしたか(笑)かたつむり

ところで、似て非なるもので

殻を持たないナメクジもいますが

こちらはずいぶん嫌われ者だったりしますねあせる



何年も前の話になりますが

散歩から帰ってきてから犬の様子がおかしい

おじさんが病院にふらふらの犬「りゅう」くんを連れてこられました

足が震え、うまくあるく事が出来ず、そのうち座り込んでしまいます

四肢は突っ張った状態で、意識障害も時折あります

嘔吐などがない事を確認しグッド!

点滴の準備をしながら飼主さんにいろいろ話を聞くと

昨日家の周りにナメクジ駆除の薬を撒いたとの事でした叫び

ご存知の方もいらっしゃると思いますが

多くのナメクジ駆除剤にはメタルアルデヒドが含まれており

この成分が強直性痙攣をはじめとする神経症状を引き起こしますドクロ

また重い肝臓障害も引き起こす怖い薬です爆弾

またメタルアルデヒドの最低致死投与量は100mg/Kgとされており

比較的簡単に犬が誤食しやすい量といえます

基本的には、痙攣のコントロールとともに

肝臓のケアをしていく事になりますが

場合によっては

痙攣がおさまったあとも重い肝機能障害が残ったり、

肝障害で死亡する事もあります

幸いその時のりゅうくんは元気になって退院出来ましたが

駆除剤、殺虫剤には多くの怖い成分が使われていますので

購入前、使う前には

使用上の注意を良く読んでから使ってくださいね
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昨日のブログでも触れましたが

今日は黄色脂肪症という病気について

少しお話しさせてください




黄色脂肪症は犬では見られず

ネコ、ミンクにゃー、豚ぶーぶー、子馬馬で見られる病気になります


症状としては、脂肪の変性から身体のあちこちが痛くなりダウン

跛行がみられたり、身体を触るとひどく痛がって怒ったりしますショック!

そっと身体を触ると普通の脂肪よりも固く凸凹とし

しこりのようなものが触ることもありますえっ

急に猫が元気がなくなったとか

怒りっぽくなったといって連れてこられた際に

この病気を疑う事がありました

ありました、、、と過去形になってますが(笑)あせる

実は

黄色脂肪症という病気は

ひとむかし前は普通に見られた病気ですが

最近ではほとんど見られなくなった病気です


というのも、病気の原因が偏った食生活にあるためです

マグロやカツオ、サバなどの不飽和脂肪酸を多く含む魚を

常食としている子の脂肪組織内で変成がおこり

皮下や内臓脂肪で炎症が起きます

文字通り脂肪が黄色く見えます

避妊手術の時などに開腹して初めて気づく事もありました





ただし、現在市販されているキャットフードには

この病気の予防のためにビタミンEが多く含まれているので

キャットフードをあげるのが一般的になった現代では

ほとんど見かける事のなくなった病気と言えるでしょうグッド!


ただ、漁村部などで、余り物をもらう猫さんや

魚屋さんのおこぼれのごちそうばかりを食べる猫さんは

気をつけなくてはいけませんねあせる



人の通風と同じく

ある種の贅沢病なのかもしれません(笑)


なお、不飽和脂肪酸は人の場合は適量であれば

コレステロールを下げるなどの効果もあり

積極的に摂取する事が望ましいとされていますが

猫さんにはあんまり良くない栄養素である

という、お話でしたニコニコ
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