みんな元気にしてるかな?

広島のアイ動物病院で院長やってる人の、つれづれなる毎日


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さて、世の中ではE3というゲームの祭典があって

プレイステーションXBoxというゲーム機の新型の発表がありましたが


なんと!

うちのPSVita

$みんな元気にしてるかな?

立ちました

そんな発表、E3のカンファレンスでは無かったのになーはてなマーク

だけど

これで、テレビも手を離して見る事が出来ますにひひグッド!



そっと裏をのぞくとひらめき電球

$みんな元気にしてるかな?
「こ、ここは俺が押さえておくにゃ!!おまぃは先に行くにゃ!!!」


猫が必死の形相で(笑)

頑張ってるんやねー

$みんな元気にしてるかな?

この保護猫さんの名前を募集にゃ!
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言葉がしゃべれない動物にゃーわんわんにとって

飼主さんの説明というのは

小児科におけるお母さん目の話と同じように

とても大切な問診になりますアップ

だけど、その話が飼主さん自身の先入観思い込み

場合によっては、言いたくない事によって

少し違った状態で獣医師に告げられる場合がありますあせる

先日の診察室

「今朝から、気分が悪そうで食欲がなくって、元気がないんです」

「なるほど、食欲がないのは、今朝からですか?」

「はい、今朝から食べなくなって吐いたんです」

「吐いたのは、今朝?」

「いえ、吐いたのは2日前くらいでしたかねぇ」

「なるほど、じゃあ、2日前は食欲はあったけど、吐いたという事ですか?」

「いえ、その時も食欲はありませんでした」

「?ふむ、じゃあ、昨日は普通に食事は食べたんですか?」

「いえ、あんまり食べませんでした」

「あ、じゃあ食欲が落ちてきたなーと思ったのはいつごろからですか?」

「うーん、3日前ですかねぇ」

(えっと、じゃあ今朝からってのは何だったのかな?むっ

まぁ、こんな会話は日常茶飯事なのですが、

やはり具合が悪くなってからどのくらい経つのかは結構問診では重要な事項でもあるので、

丁寧に、だけど問い詰めるような事のないように

気をつけながら情報を聞き出していきます

と、まあ、ココまではある意味いつも通りの会話でしたが

その日はちょっと違う展開にひひ

「どうも、おなかが痛いんじゃないかと思うんですよねー」

「ほうほう、それはどうしてですか?」

「あんまり動きたがらないし、おなかを触ると唸ったりしたし」

「それはいつごろです?」

「3日前、散歩に行ってからかな。なんか変なもの食べたんじゃないかなー」

「散歩の時に変わった事とかありませんでした?」

「特に何もなかったですね。だけど拾ったものとか食べてたら、わかんないし」

「へー、下痢とかは無いんですよね?」

「はい、下痢はありません」

「わかりましたー、診てみましょうねー」

情報が有る程度整理されたところで診察開始

ゆっくりと身体を触りながら診察していきます

聴診。。。。腸の蠕動音等問題なし
可視粘膜、体温他異常なし

実はお話を伺いながらも、怪しいあせると思っているところはあるのですが

あえて、そこは最後まで触れずに他の部分が悪いという可能性を消していきます得意げ

超音波エコーで腹腔を視ますが特に異常なし

食欲不振、嘔吐とはいうけれど、消化器系の問題ではなさそう

といったところで、もう一度触診に戻ります(さぁ、いよいよ本丸へ)

身体の腰辺りを触ったところで、筋緊張の反応あり

痛み爆弾を感じているようです

早速レントゲンを撮ると、骨盤の仙腸関節脱臼を起こしていました

$みんな元気にしてるかな?
おそらくは、痛みから食欲不振や、嘔吐があった様子が推測されます

腰を痛がって、背中を丸めている姿が、おなかを痛がっているように見えたのでしょう


よくよく話を聞くと、散歩は近所の子どもが連れていってて

その時の状況はよくわからないとの事ガーン

まぁ、いつ怪我をしたのかは詮索はせずダウン

ひとまずは痛み止めと、安静の指導をしたところ

次の日から食欲も元気も出始めたということで、ひとあんしん^^;アップ


これは一例ですが、

飼主さんが意識、無意識関係なく伝えて欲しい事が伝わらなかったりしますので

ほんの小さな情報でも何でもいいので飾る事なく、引く事なく教えてくださいね^^

私も精いっぱいがんばりますニコニコ
$みんな元気にしてるかな?
(あたしもがんばりまーす)

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前回のブログで触れさせていただいた

B君のナルコレプシーについて

今日は、少し書かせていただきます

ナルコレプシーとは、慢性の睡眠疾患で

食事や、遊んでもらえると言った、主に陽性の情動刺激によって

カタプレキシー(情動脱力発作)が起きて、力が入らなくなったり

日中も眠気が強く、活動性の低下が起きる病気だと言われています。

ただし、人間のナルコレプシーに比べると

犬のナルコレプシーはその症状であるカタプレキシーの発現形態が多様で

一見すると、他の神経障害などと見誤ったり、失神、てんかんなどと混同されたりします。

カタプレキシー(情動脱力発作)ですが典型的なものとしては、

食事を目の前に出されると、とたんに力が抜けてへたり込むという症状があります

人であれば、みんなと歓談中楽しく笑っていると、

とたんに力が抜けて座り込んだり眠り込んだりするという症状が良く知られています

こういった症状だけであれば、カタプレキシーの判断もつきやすく

ナルコレプシーの診察も出来るのですが、、、、

難しいのは、例えば四肢の力が抜けた時に、

それに対して、転倒しないようになんとか耐えようと本人が力を入れる結果

腰をふらつかせながら、うろうろしたり

がくがくと震えたり

大きな声をあげたりする事なのです

また、この状態で食事をしようとする結果、食事をのどにつまらせたり

ひどい嘔吐を伴ったりします(噴水状の嘔吐)

B君の飼主さんにいただいた動画を見ると

発作時の様子を良く観察すれば、カタプレキシーの兆候ははっきりと出ています

しかしながら、不幸な事に、いくつかの病院ではそれらの兆候が見逃されていました

最初のいくつかの病院では、肝機能障害からくる肝性脳症などを疑われたり

その後、CTの検査をおこなった別の病院では頚椎の異常や、分離不安神経症などの

診断を受け、眠くてつらいのに重いコルセットを首に巻かれ

前のめりになっているB君の映像を見ると、私でも涙が出てきます。

それを見ていた飼主さんの不安は想像も出来ないくらい大きいものに違いありません

CT,MRIといった最先端の診断機器はもちろん隠れていた病気を探し出す事も出来ますが

残念ながら、ナルコレプシーはそれらの診断機器では見つける事が出来ません。

普段の動物の様子や、発作時の細かな観察があってこそ、

その特徴的なカタプレキシー(情動脱力発作)を見つける事が出来るのです

ナルコレプシーの可能性が指摘されたあとも、この病気の希少性のためか

間違った薬の処方を受けたりしている例も散見されます

やっとの思いで最適の薬の処方を受け、その後当院でも薬の処方を変えながら

最終的には薬を使わずに済むようになったのは奇跡的な事なのかもしれません

けれど同じ病に悩む子やその飼主さん家族に少しでも手助けとなれば、、、


B君とその飼主さんの残してくださった記録を無駄にしない方法

私なりに考えていこうと思っています
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ここに、1枚のDVDとA4用紙で21ページにも及ぶレポートがあります

$みんな元気にしてるかな?

最初の診察の日におあずかりしたB君の今までの通院歴と、

症状発現時の動画や、データのつまったDVDCDです

獣医師がまとめた報告書や、カルテではなく、

飼主さんが一つ一つ少しでも参考になればと手渡してくれたものでした

その子、B君はまだ認知度が低い「ナルコレプシー」のなかでも、

カタプレキシーが強く出るタイプの病気でした。

人における診察に比べると、カタプレキシー発症時の鑑別が難しいため

他の神経症状や、脊椎異常、心疾患などと混同されてしまう事が多くあります

飼主さんからいただいた今までの通院歴のレポートをみても

2008年の秋頃からの症状発現から実にたくさんの病院を回られ

いろいろな病名をつけられたり、投薬を繰り返されていました

病気の特性上診断がつきにくい事情があるにせよ

中には明らかな誤診や、間違った投薬治療をされている時期もあり

本当に壮絶な病気との闘いの記録です

最終的には2010年の秋に静岡の動物病院で治療方針が定まっていったのですが

その後、縁あって、2011年の6月から当院に来られるようになりました


「だいじょうぶマイペット」というサイトで相談に回答した時に

似たような症例の話をしていた事を調べられて最初にお電話いただいたかと記憶しています

それこそ電話で30分以上お話しさせていただき

「ずいぶん熱心な方だな」と思った事を思い出します
(その時は、ここまで壮絶な治療記録があると思っていませんでした)

その後は、薬の量を調整したり、種類を変えることによって

ずいぶんと回復しアップ

ここ一年は薬の服用もなく普通の生活が送れるようになっていました音譜

住んでいらっしゃる場所が遠いので、

日常的な予防や、診察は近くの病院に行っていただいてもいいと思っていたのですが

ありがたい事にささいな事もいつも相談してくださっていました

そのB君

たまたま残っていたインターネットで購入したマダニ予防の薬を使ったところ

調子を崩し、それこそあっという間に亡くなってしまいました

原因は全く不明です。

「ちょっと調子が悪いので今日の午後伺います」と電話をもらった時に

嫌な予感はしながらも、午後の往診や手術の予定が入っていたので

「はいはい、午後待ってますね」と答えて、その日の夜近く

亡くなったとの電話をもらったのです。

本当にあっという間だったようです

何が原因なのか、すぐに連れてきてもらえていれば救えたのか

自問自答はつきません

でも、電話口で、涙ながらの飼主さんからいただく

「ありがとうございました」の言葉

本当に私にとっての宝物の言葉です

そして、B君の闘病の記録

決して無駄にしてはいけない貴重な記録だと思っています
$みんな元気にしてるかな?
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