コンプレックス



「あーもっと顔が可愛ければなぁ…」

「あーもっと目が大きければなぁ…」

「あーもっと足が細ければなぁ…」

「あーもっと肌が綺麗ならなぁ…」



一度は誰でも自分に対して自信の無い箇所に目を向けては


「あーもっとこうならな…」


と、思う事がありませんか?


可愛い子や綺麗な人と自分を比べては凹んだ経験はありませんか?



過去の自分はコンプレックスの塊だった



特に容姿はコンプレックスだらけで自信がなく


好きな相手から好かれないのは


「自分がデブだからだ」

「ブスだからだ」


と難癖付けては自分自身を見下す様な事ばかりを自分にぶつけていた



自分だけならまだしも



親にまで



「髪の毛が天然パーマなのは遺伝のせいだ」


だの


「顔がブスなのは母に似たからだ」


だの


両親や家族にまで自分の見た目の悪さは


「遺伝やご先祖様のせい」


と言わんばかりにぶつけた事があった



しかし当時の自分を思い出すと


思春期で10キロ以上太り

MAX 65キロまで急上昇


もう誰?と分からないくらい太った


周りから


「明るいデブ」


と良く言われ外面的には笑っていたが


女子として内面的に男子から言われると案外傷ついた



好きな物を好きなだけ食べ自分で太ったのに


人から


「太った」


と言われて傷付くなんて変な話だった


「よし!ダイエットしよう!」


と始めてみたものの


1キロの体重の変動に一喜一憂し3日坊主


私は行動するのも早いが、諦めるのも早かった




当時コンプレックスに感じていた事が


髪の毛が天然パーマ

毛深い

目が小さい

鼻が低い

肌が汚い

顔がでかい

ケツがでかい

足が太い

太っている



まだまだ山の様にあったが


もはや足が太いだの、顔がでかいだの、太っているだの、肌が汚いだのは自分の責任だ



痩せろ!ジャンクフードやめろ!その一言だ



「もう元の顔の作りがこれじゃぁ仕方ないな」


なんて思ってる時期もあったが



好きな人が出来ると女は変わる


そして別れた時が強い


「よしっっ!次はもっと良い男捕まえてやる!良い女になって見返してやる!!」


とメイクを変えたり、髪型を変えてみたり試行錯誤してどうやったら可愛くなれるか動き始める



その向上心と言うのが大切で

上に向かう向上心が波動を上げ、プラスに動き出す事で


その人の「魅力」になる


そのちょっとした


「変化」


を人に気づいてもらえたり、褒めてもらえたりしたら


内心めちゃくちゃ嬉しい



これが男性から言われたりしたら一気にやる気スイッチがオンする



だが元の顔の作りとは整形でもしなければ中々変わるものじゃない



ならどうする?



それは


「幸せオーラを出す事」


「いつも笑顔でいる事」


「清潔感を出す事」


「自分の事が好きだと自分に向かって言う事」

(部分的に褒めてあげる、目が可愛いとか、笑顔が最高とか、自分を大切に扱ってあげてほしい)



これだけでだいぶ変わってくる事が分かった



容姿って凄く大切だと思う


やっぱり女性なら異性からも同性からも


可愛く見られたかったり


若く見られたかったりする




その為に自分に出来ることは沢山ある!


なんだかんだ理屈を並べる前に


痩せる為の行動をする

毛深いなら脱毛する

目が小さいならアイプチする

肌が汚いなら毎日マッサージやパックをする



何もせず変わらない変わらないと自分に対して文句言っても何も変わらないのだ


今、一つだけでも出来る事はある


行動するかしないかだけ



それに


なんだかんだ女性なら愛嬌が一番可愛く

魅力的に見える武器になる



昔職場にとても綺麗な方が働いていた



いつもイライラしていて、眉間にシワを寄せていた

口はへの字口で

発する言葉も冷たく

愚痴や不平不満ばかりだった

時々ヒステリックに大声を出して怒っていた

いっしょの仕事だと圧迫感が凄かった


どれだけ綺麗で美しくても


性格は顔や波動に出てしまう


人はそれを感じる為、どれだけ取り繕っても


誰も近寄らないし愛されないだろう



ならば

いつも笑顔でニコニコしている

誰に対しても変わらず優しく接する

人の感情に流されずいつも上機嫌でいる

人を笑わす事ができる面白さがある


そんな生き方をしてる方がよっぽど魅力的で可愛いのでは?


そう思った




今の自分が大好きだ!


毎日が幸せで楽しい!


容姿も性格も生き方も自分らしくて好き!


生まれ変わっても自分にもう一度生まれ変わりたいくらい!


そう思って過ごしていたら、いつの間にか周りには人が集まり、大切にしてくれる様になった


「魅力」


は容姿がどれ程、美しくて可愛くても

性格が悪ければ何の効力も持たない



容姿はケーキのスポンジと一緒でデコレーションするのは自分だ!


と江原啓之さんの本に書いてあったが


本当その通りだ


変わらないものに目を向けるのではなく、出来る事に目を向けなければ何も変わらない



魅力を上げ

人から愛される


そんな自分でいたいといつも思う


続く…