7月13・14日、娘と熊野那智大社例大祭に行ってきました。
13日の夜、宵宮では、御本社にて、
大和舞(稚児舞)と那智田楽の奉納がございます。
大和舞で謡われているのは、ホツマツタエ7あやに書かれている
「天晴れ(あはれ) あなをもしろ あな楽し あなさやけ をけ 」
の 道すけの歌。
この歌を 現在まで歌い続けて
お祭りが執り行われていることにも 感動します。
田楽は、土を起こして田を作るところから始まります。
(しかも、その部分が45分・どれ程
開墾して稲を作れる田を作るまでが、大変だったかよくわかります。)
そして、後半は、踊り手が、稲になって風にそよがれたり、
黄金に実った稲穂を喜ぶ表現まで ありました。
日本人の感性は、凄い!
そして、日本は お米。 稲 で守られてきたのです。
14日 御本社大前の儀が始まる前は、
大社前に、扇神輿の担ぎ手たちが集まって、
扇立神事の練習です。
扇神輿は、一番下に扇のもとになった桧扇が飾られています。
これも、ホツマツタエ1あや に
書かれていることと重なり、嬉しくなりました。
全員がひとつになって、
まだ慣れていない若者に年長者が指導なさっている姿は、
拝見していても、和やかで、清々しく、ほほえましくもありました。
大和舞、那智田楽、御田植式 と 進んで、いよいよ午後1時。
扇神輿渡御祭、 伏拝み扇立神事、 一・二・三の使発進、
光ケ峰遥拝神事
そして、 待ちに待った 御火行事
大松明 ひとつは、約50キロあるそうですが、
その大松明12体に火がついて
御滝本石段を、何度も上がり、下がりし、
清められる姿は、本当に 勇壮で
拝見しているだけで、感動して 涙がでてきました。
その後も、ご神事が続き、
しててんの
「 千年 万年 あっぱれ あっぱれ、
千年 万年 あっぱれ あっぱれ ・・」の 舞と 謡い。
この時は、地元の子どもたちや大人まで 一緒に
楽しそうに声を張り上げ、 謡われていました。
松明を奉持なさった白装束の地元民の方が
日の丸の扇子を持って歌を唱えながらの舞で、祭りは
収められます。
異次元に迷い込んだような タイムスリップしたような
不思議な 感動の 連続の 二日間でした。
けふのでましの あなあら貴と
滝の流れも さらさらと
ちりも残さず 神風ぞ吹く 神風ぞ吹く