6J6のヘッドフォンアンプを改造しました.プレート負荷を200kオームの半固定にして調整しても,プレート電圧があまり変わらなかった,,やっぱりバイアスが深すぎるようです.2Mオームをパラって都合670kオームにすると少しプレート電流が流れるのか100kの負荷でプレート電圧が8.3~9Vぐらいまで下がってきたので,これで良しとすることに.音はあまり変わらず気分的なものがほとんどです.負荷も固定抵抗にした方がいいのでしょうが音質的に引っかかるところが無いのでそのままになってます(いじるのが面倒なだけですが,,,)
ただ,ユニットによってプレート電流にかなりバラツキがあります.やっぱりこんな低電圧動作は想定されていないため品質管理できないのでしょう.商売で作るのは無理ですね,つまり究極のアマチュアライクなアンプという訳です!!

仕事する間一日中聞いていても全然飽きないところがいいです.mp3ファイルが結構生々しく聞こえるのが面白いなと,,,真空管の歪みが,mp3の欠け落ちた「雰囲気」を補ってくれる感じですね!

真空管による音の違いもあんまりよくわからない.made in CANADA のGE製がクリアで密度が濃い感じ,RCA製が若干おとなしい感じ,made in USA のGE製は中庸な感じ,,と,強いて言えばいえるかも,,,ま,満足してます.(電流はRCAが少し多めに流れます)
これにくらべるとChuMoyはすごくカッチリとまとまっていることがよくわかります.逆に言えばYAHAは暴れているのでしょうか?きっと特性はひどいはずですね!佐久間アンプにも通じる所があるといったら佐久間さんに怒られるでしょうか??
こんな,見た目も楽しめて,気に入った音の出るアンプは久しぶりです.当分の間リファレンスになりそうです.