もしかしてですが
「ラジオのお話し【AMラジオ放送の廃止は、再開出来なくなる??】番外編(2024年07月17日投稿)」
で頂いたコメント
ラジオのお話し【AMラジオ送信施設の移転実績がありました】R16
に対してではないでしょうか
「ラジオのお話し-R16」の内容は、「一般社団法人 日本民間放送連盟が作成した資料」について書いております
https://www.soumu.go.jp/main_content/000610221.pdf
AM大規模親局を放送しながら更新することは極めて困難
・AM送信所は効率を高めるため、①送信周波数に対して適切なアンテナ高、②ラジアルアースを敷設する広い敷地、③伝導率の高い敷地(多くの水分を含んだ土地)が必要。
・AM親局の送信柱は、保守することで50年間使用可。それ以降は精密検査で耐用年数を判断している。
・AM親局(100kW級)を放送しながら更新することは同じ敷地内の建替え、別の敷地での新設のいずれも物理的に極めて困難。
・5kW級も困難だが一定の条件が整えば可能な場合がある。中継局(1kw級)は敷地に余裕があれば、同じ敷地内に建替え可。
日本民間放送連盟がおっしゃるとおり
新規で送信施設を建設する場合、条件を満たす広大な土地を探すのはとても困難だと思います
特に東京都内AMラジオ放送3局ですと、条件を無視したとしても、まとまった土地ってそもそも無いと思ってます
この資料に対する疑問
ワイドFMが誕生したのが、10年くらい前
その前って、AM放送局は、送信施設の老朽化に伴う更新を考えていたはず
ですよね
(全く考えていない放送局があったら教えて!って言うくらい)
形あるものはいつか壊れる
送信施設だって、いずれ更新することがわかってますよね
お金の面で見るなら、将来を見越して開局当時から積み立てているはず
確かに、インターネットの登場で広告収入が減少し、経営が厳しいのは確かだけど
ただ資料を見る限り、日本民間放送連盟は、この4つの理由からFM放送への移行が妥当と言い切っているように読んでしまいます
なので、日本民間放送連盟の記載内容が正しいのか否か
明確にしたい!!
特に、この資料
注目してもらいたいのがここ
「極めて困難」
「可能な場合がある」
「極めて困難」とは
→「出来ないに限りなく近いが出来る」
困難であって、出来ないとは言ってないと言われてしまうのが「オチ」
「可能な場合がある」とは
→「出来なくはないけど、条件を満たす必要はある」
(その条件は、明らかにしていない)
この様に、非常にいとわしい言葉を使っているのが気に入りません
で
調べたのが送信施設の引っ越し
過去に実績はあるのか!
です
だって、5kW級の親局の更新ですら、困難だと言っているのですから
もし、実績があれば、日本民間放送連盟の資料はウソとまでは言いませんが、真実を記載していないと言えますよね
で
見つけたのが「文化放送」
文化放送は「AM親局(100kW級)」で放送を続けながら、同じ敷地内に送信施設を新規で建設しているのです
この記事を見つけ、日本民間放送連盟の資料と実際が違うのではないかと疑問を持ち書いたのが経緯です
教えて下さい
ラジオからのアナウンス
JO(ジェイオー)○○「○○放送です」
この放送は、○○ステーションから、周波数○○kHz、出力○○kWでお送りしております
と
日本民間放送連盟の資料で記載している
「AM親局(100kW級)」「5kW級」「中継局(1kw級)」
この違いは何?
seisは、同じことだと思っておりました
しかし
頂いたコメントでは
送信所移転については色々誤解があるようです。
民放連報告書でいう送信所移転は空中線新設も含めてのものだと思います。
「空中線新設も含めて」とはどういうこと?
このコメントから、seisなりの理解
<コメント>
送信所移転は空中線新設も含めてのものだと思います。
→「日本民間放送連盟の資料のとおり、空中線新設も含めてのものであり、AM親局の更新は出来ない」と言うことでしょうか?
<コメントの続き>
日本国内で親局レベルの送信所移転は、2002年RCCが最後ではないでしょうか。
同じく親局レベルの中波アンテナ新設は2006年AFN東京(国内ラジオ局ではないですが・・・)が直近だと思います。国内局はもう何十年も新設していないのでは?
送信所内での局舎新設であれば、2008年にNHK菖蒲久喜の第2局舎が500kW送信しながら新築されてますね。
→「送信施設の移転等の実績があり、日本民間放送連盟の資料に記載している内容は誤っている」と言うことでしょうか?
<さらに、コメントの続き>
送信所移転についても、送信所間の距離によって決められた変更距離の制限があるので、それを超えると国際調整は必要です。
→「国際調整も必要になるから、やはりAM親局の更新は出来ない」と言うことでしょうか?
結局
このコメントからは、何を伝えたいのかがわからないのです
知りたいのは
日本民間放送連盟の資料が正しいのか否か
記載した内容の、どの部分が勘違いで、どの様に記載するのが正しいかです
一部の民間放送を除き、AMラジオ放送の歴史に幕を下ろすことになります
20年前のAM放送局は、送信施設の更新は物理的に困難なため、現在と同様FM放送へ移行を考えていたのでしょうか
日本民間放送連盟の資料、後付けにしか見えないのです
資料の信憑性・信頼性に関わってきます
やはり、AM放送からFM放送への移行
seisは反対です
屁理屈を並べた資料なら、もっともっと反対を訴えて行きたいのです
誰か
教えて!!
・AM親局(100kW級)を放送しながら更新することは同じ敷地内の建替え、別の敷地での新設のいずれも物理的に極めて困難。
・5kW級も困難だが一定の条件が整えば可能な場合がある。中継局(1kw級)は敷地に余裕があれば、同じ敷地内に建替え可。
「空中線新設も含めて」って、どこから読み取るのだろう
謎です