17/6/24(土)外房! | 三度のメシよりボート釣り

三度のメシよりボート釣り

3代目さぶろく丸(ヤマハU-19BF)で東京湾を疾風怒濤縦横無尽に駆け回り釣り三昧。
ヒンカーズジャパンメンバー募集中で~す。

ラリホー♪

4月22日以来、約2ヶ月ぶりの外房でやんす。

日の出: 4:25
日の入:18:57
大潮
満潮: 3:41 17:38
干潮:10:40 22:56

あまり相性の良くない外房ですが、これから始まる海水浴の期間中、ボートを出せませんので、とりあえず出しておこうと言う算段です。

0:00
自宅出発。
夜間も随分と気温が上がってきました。積み込みで汗をかきましたよ。

2:30
現地着。
同じ思いの方は多いようで、すでに数台の先客があります。

3:45
仮眠後、準備開始。
本日のお仲間は、ぐっちゃんすてきちさん、JBB288さん、BIG先生、SAIさん。
ジャイアン船長がブイイーーーンと爆音轟かせ先陣を切ります。
我々(いつもの相方宮ちゃん)も夜明けに合わせてゆっくり出発。


本日は、
・ひとつテンヤ
・タイラバ
・ジギング
の3タックル。
真鯛、青物狙いです。
深場はやらないので電動はお休み。バッテリーも要らないので、タックルも少なくて済みます。


「タモの向こうに見えるのは、生まれたばかりの朝日なり」あひ

鯛にせよ、青物にせよ、決め手は「ベイト」です。
まずはベイトの居場所を特定しましょうぞ。

そうは言っても、勝手の分からぬ外房です。
わずかな成功体験を頼りに、ボートを西へ向けます。
以前ぐっちゃん船長に乗せてもらって行ったポイントに、結構なベイトがいたんです。
水深30m辺りにて魚探掛けしますが、無反応。
少しずつ沖へ進みます。

40m無反応
50m無反応
60m無反応

全然おらんやん!!

仕方ない。
この辺でタイラバやってみっか。

風はほぼ無。
それでもボートは真西へ流されます。
大潮で結構潮が効いてるんですね。
幸い100gのタイラバはまっすぐ落ちていきます。

「あっ、アタった!」

宮ちゃん、1投目からアタリが出たと。
あらあら。底を引きずったのをアタリと勘違いしたのかしら。ふふふ。慌てんぼさん♪

なんて思ってたら、

「来た来た!よっしゃ!乗った!」

ウソよねーん。
幸先良すぎじゃない?

「底から3mくらい上でしたよ」

朝マヅメの高活性か。
しかもいい引きですよ~♪
ドラグも滑っています。

「何かな?根モノ?」
「いや、この引きは鯛っぽい」

ホンマかいな。
かなりの手応えがあるようで、慎重に巻き上げる宮ちゃん。
そして、姿を見せたのは……


おおおおお!!
ホンマに真鯛やんか!
しかもデカイ!

宮ちゃんも興奮してます。


どどーーーん!
1投目でまさかの大物ゲット!!


ノッコミと言うには遅すぎるかもしれませんが、野武士のような黒ずんだオス65cm。
宮ちゃん自己記録を更新です。
おめでとう~🎉🎉🎉

イケスに入りきりませんが、このチャンスを逃してはいけません。
とりあえず、無理矢理イケスに押し込んで、釣り再開。

流れは速く、2.5km/hくらい。
水温は21℃台。

「ん?何か触った」
私のタイラバにアタリらしきモノ。
再びフォール、のち着底、すぐにリフト開始。3巻きくらいで、

ガ、ガ、ガガガッとアタリ!

「よしっ!」
しっかりと乗せられました。

ズズズズッ、とドラグが滑ります。
あまりテンションを掛けすぎないように、少し弱めに調整します。

悪くないサイズですよー。
ゴンゴン引き込む感じは真鯛ですが、そんな出来すぎな話あります?

「おーっ、また真鯛や!」

宮ちゃんほどではないですが、いいサイズのオスです。


どーん。
大股開きの般若顔。

ではなく、54cmのナイス真鯛!
安物まとめ買いのカーリーネクタイのタイラバフックセットで釣れました。
値段じゃないね!

「ここ、いるよ!真鯛」

立て続けに真鯛が出るなんて久しぶり。
魚探にはほとんど反応が出てないんですよ。
ベイトはもちろん、たまーにエサ盗りっぽいのがチラチラ映る程度です。
地形的にもなだらかな斜面で、底もフラットな感じです。
何を目当てにこの辺をウロウロしてるんでしょう。
大自然の神秘です。

「あっ、アタった!」
「おっ、何か触った!」

アタリ頻発です。
タノシーー!!

「よしっ、乗った!」
掛けたのは私。
さっきよりパワーは落ちますが、やはり真鯛っぽい。


今度はきれいなメスです。
45cmの捌き頃・食べ頃サイズ。
スーパーの鮮魚コーナーのイメージ写真に出てきそうな、いかにも真鯛らしい美しい個体です。

ここまで30分ほどの出来事。
まさに朝マヅメの時合です。
潮も下げ始めて動き出したタイミングだったんでしょう。

いやー、いい日だ。
宮ちゃんはいきなり記録更新。
私は立て続けに本命良型2枚。
いい日に当たりました。

「せっかく活性が高いんだから、テンヤもやってみよう♪」

と、宮ちゃんタックルチェンジです。
私も真似っこしてテンヤに切り替えます。

「前回根掛かりでPE高切れしたんだよねー。5~60mは持っていかれたと思う。痛かった~」

なんて言いながら、ラインが40mくらい出たところで、スプールの地肌が見えました。ウスラハゲ。
げっ!そんなに短くなってたの!?
これでは着底しませんて。
すぐに回収して、再びタイラバにチェンジ。

宮ちゃん、何度かリフト&フォールを繰り返すと、ラインがどんどん斜めになります。
底潮が効いてるんですね。8号のテンヤでは底が取りづらそうです。

6:00
スタートしたポイントから、あれよあれよで数km流されました。
アタリも激減してしまい、一旦元の場所へ戻ることにします。
岸寄りの浅場で、ベイトを探しながら帰りましょう。

遊漁船が数隻やって来て、我々の近くで仕掛けを下ろしています。
どうやらコマセマダイ(イサキ?)の様子。
やはりこの辺は真鯛のポイントなのかな。
しばらく様子を探ったのち、みんな東へ向かっていきます。


浅場は起伏が激しいところが多く、至るところ根だらけです。
反応は出ますが、エサ盗りっぽいのばかりですね。アジでもいれば、万々歳なんですが。

宮ちゃんがウマヅラを掛けました。
こんなんが沢山いるんでしょうね。

捜し物のベイトは全然見当たりません。
うーん。青物が欲しいところですが、これでは期待薄ですかね。

LINEのグループトークで、真鯛の報告をしたところ、JBBさんからはメタボワラサの写真が。
うむ、いるところにはいるのだ。

次いでぐっちゃんからも「ワラサとヒラマサ出た」の連絡が。
流石です。
メジマグロのボイルを見た、ともあります。
こちらでも時おり沖でジャンプしてる魚を見かけるけど、あれマグロなのかも。
ロマンだねぇ。
釣ってみたし。

ジグザグに走ってベイトをサーチしますが、ダメですね。いません。
再び沖の本日の真鯛hitポイントをトレースしてみましたが、朝イチあんなにあったアタリも、ピタッと出なくました。
やはり時合の問題ですね。

よし、ここはいっちょ東のジギングポイントへ大きく移動しよう。あの辺イサキもいるはずだから、お土産も期待できるし。

8:00
朝方少しあった波もどんどん落ち着き、海は外房とは思えないベタ凪になってきました。
やはり相当流されていて、戻すのにかなりの時間を要しました。
潮の流れに逆らって走りましたので、ガスの減りも激しい。もう残り半分を切りました。


あー、のどかだねぇ。
ひねもすのたり。


8:30
すてきちさんに遭遇。
今日はアイパイなしです。
電動ジギングのウィーンウィーンが遠く近くに聞こえてきます。

根周りをしつこく攻めてみましたが、浅いところ、根のてっぺんに反応が出ます。
これはイサキ?
宮ちゃんに探ってもらいます。オキアミエサ、3本針のイサキ仕掛けを投下。

「宮ちゃん、上から15mで止めて」

魚探に仕掛けが映ります。

「あと3m下げて。そう、そこで待って」

ほどなく竿先が、ガタガタと。


「おー、かわいいウリボウ」
20cm弱の縞模様も鮮やかなイサキちゃん。
棚を群れに合わせれば、確実にアタリが出ます。
しかし、群れが小さく、すぐポイントを外れてしまいます。
また、エサ盗りにハリスを切られ、アジビシ仕掛けに変更してからは、針掛かりが甘くなり、バラシ連発。
ムツ針ではフッキング率が落ちるみたいです。

なかなかデリケートな釣りだなぁ。
私は見てるだけだけど。


10:40
上手く写りませんでしたが、5~6匹います。
そしてやがて訪れる潮止まり。
本日のピークは明らかに朝イチでした。
始まりを最高潮として、右肩下がりの人生。
やだなー、それ。

残り燃料を気にしながら、昼過ぎまで粘りましたが、ダメっぽい。

12:30
終了でーす。

夕マヅメにまたチャンスは訪れると思いますが、肝心のガソリンが残り3分の1。
移動必至の外房では心許ない分量です。
本命の真鯛も出たし、今日は勘弁してあげましょう。


ポータブルシャワー見参。
シュコシュコしてあげると、

シャワワ~♪

と心地よい水流であなたを洗い流してくれます。
ぐっちゃんが、
「あー、例のシャワーですか」
と、ハイプレッシャーポンプユーザーの上から目線の台詞。

「ドラえも~ん!ジャイアンをやっつける道具を出してよ~!」
の新疆ウイグル自治区。
今度ぐっちゃんのポンプのタンクに、こっそり砂を入れて進ぜよう。

14:00
皆さんに別れを告げ、いざ行かん、江ざわ!

しかし昼のピークを過ぎてるかと思いきや、およそ20人以上の待ち!
先にお風呂にしようと、つるんつるん温泉へ。
そして、しっかりつるんつるんになったところで、再度江ざわへ。

15:30
まだまだ待ちがあり、挫けそうになりますが、次回9月まで来ないことを考え、40分待ち。


無事に大辛チャレンジできました。
辛い辛い。
美味しいけど、私にはやや辛すぎ。中辛でいいかな。
せっかく流した汗、再びです。

21:15
途中仮眠しても、早く帰着できましたよ。

7,8月どうするかなー。
1回はtoshiさんの23フィートに乗せてもらう目論見ですが、マイボートを出す場所が限定されるので大変です。

んでは、そんなわけで、また!