上質な光沢と独特のヌメリ感をもつカシミヤ。カシミヤとは、インド北部のカシミール地方を原産とし、中国奥地(内モンゴル)、モンゴル、イランなどの山岳地帯に生息するカシミヤヤギから採取した毛のことです。(引用終了)

 

https://www.rakuten.ne.jp/gold/islandstyle-kawabe/players/mufller_contents.html より拝借

 

突然、カシミア製ストールの画像からスタートしました。おしゃれな女性ならば、カシミア製のコート、ストールの一点ぐらいはお持ちなのではないでしょうか。照れ 

 

カシミアとは、インド北部の「カシミール地方」原産のカシミア山羊から採取した毛のことなのです。真夏には適さない話題ですが、そのカシミール地方というのは、核保有国であるインドとパキスタンが互いに譲らない紛争地域でもあるのです。

 

カシミール問題とは・・・(朝日新聞デジタル)

 

1947年に英領から独立した印パ両国は、ヒンドゥー教徒の藩王が治めながらイスラム教徒が多数を占めていたカシミール地方の帰属をめぐり、領有権を主張して戦争に突入。49年に停戦ラインを挟み、同地方は分断された。インド側では89年以降、分離独立を求める武装闘争が激化。インド政府によると、死者は約4万人に上る。(引用終了)

 

インド、パキスタンの分断、緊張に満ちた植民地時代の遺産?(2017/8/13 イランのプレスTV)

 

崩れ行くインドの宮殿 印パ分離70年の歴史物語る(8/11)

 

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イランのTV局とBBCが同時期に印パ問題に言及しています。これは偶然ではないかもしれません。

 

「広島原爆の日・広島市長が8月8日と言い間違える」(8/6)より

 

現在の核保有国は、米・英・仏・露・中・インド・パキスタン・イスラエル・北朝鮮の9か国あり(イランは不透明)、いつまた核兵器のボタンに手をかけるかわかりません。(引用終了)

 

インド、パキスタンの紛争は宗教対立です。日本では、ほとんど報じられないので疎い方が大勢おられますが、ある意味、朝鮮半島問題よりも根が深いのです。宗教が原因で戦争に発展したのは数々あり、妥協点を見出すことは、まずあり得ませんので、とことんやっちゃう傾向があります。

 

パキスタン・ムシャラフ元大統領「インドに核使用を検討」(7/26 毎日)

 

インドとパキスタンが8月に分離独立70年を迎えるのを前に、パキスタンのムシャラフ元大統領(73)が毎日新聞のインタビューに応じた。

 

ムシャラフ氏は大統領在任中の2002年、インド国会襲撃テロ事件後に両国関係が緊張した事態を受け、インドへの核兵器使用を検討したが、報復を恐れ断念したと明らかにした。核保有国のトップが核使用を検討した事実に言及するのは極めて異例。印パ対立が核戦争の引き金になりかねない状況を改めて浮き彫りにした。

 

01年12月に発生したインド国会襲撃事件について、インドはパキスタン軍情報機関の支援を受けたイスラム過激派が実行したと非難。印パ双方は計約100万人の陸海空軍を国境付近に動員し、02年10月ごろまでにらみ合いが続いていた。

 

滞在先のドバイの自宅で今月21日に会見に応じたムシャラフ氏は「緊張が高まった02年に核使用の一線を越える可能性があった」と指摘。「核をどう使うのか。使えるのか。何日も眠れない夜が続いた」という。ムシャラフ氏は当時「核戦争も辞さない」と公言していたが、外交的ポーズではなく、現実的な選択肢として検討していたことを示す発言だ。

 

ムシャラフ氏は「当時、印パ両国とも核弾頭はミサイルに搭載しておらず、発射までに1~2日かかる状態だった」と説明。核弾頭の装填(そうてん)の指示は「しなかった。インドもそこまでしなかったはずだ」と述べ、双方に核の報復を恐れる心理が働いていたことを示唆した。両軍はその後、全面衝突を回避し緊張は緩和に向かった。

 

カシミール地方の領有権で対立するインドとパキスタンは1998年5月に相次いで核実験を実施。インドは99年に核の先制不使用を打ち出したが、パキスタンは先制使用もあり得るとの立場を崩していない。

 

このため、インドは国会襲撃事件後、パキスタンの越境テロなどに対し、核を使う時間的猶予を与えずに即座に限定攻撃を加える軍事方針を採用したとされる。これに対し、パキスタンは戦術核の開発を進め対抗している。

 

昨年11月にはインドのパリカル国防相(当時)が核先制不使用政策に「縛られない」と発言するなど、核の脅威は高まっている。ムシャラフ氏はこうした状況について「非常に危険だ。核を一つ使えば、(報復で)10個落とされる。最大限の破壊を招く」と警告した。(引用終了)

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このように、パキスタンのムシャラフ元大統領が「核兵器使用を考えた時期があった」と言及しています。現在の大統領がどう考えているかは分かりませんが、元大統領よりは過激かもしれません。

 

先述で、現在の核保有国9か国をお伝えしましたが、常任理事国でもなく、戦勝国でもないインドとパキスタンが核保有している点に疑問を持たれませんか?

 

以前から不思議に思っていたのですよ。両国に核保有が許されるのならば、北朝鮮側にすれば、「うちだって許可されてもいいはず!」という理屈が成り立ちます。

 

現在の北朝鮮とアメリカの「売り言葉に買い言葉」は、多分にプロレス的要素があるとは思うのですが、印パに関しては芝居とは言えないと思うのです。

 

ソドムとゴモラ(以前保存していたソドムとゴモラ関連の画像)

 

 

そんなことを考えていた10日夜のことでした。先週の平日放送された飛鳥動画は「旧約聖書背徳の町・ソドムとゴモラ」でした。その中で、飛鳥氏は「インドとパキスタンは核を使うと思うよ~」と述べており、「やっぱり同じこと思っていたんだ~」と少々驚きました。

 

 

 

        ニネヴェ遺跡で見つかった謎の石版

 

死海の底に沈んでいるとされるソドムとゴモラという都市の話題から、どうして印パの核問題に発展したのかといいますと、ソドムとゴモラが滅亡したのは核戦争だという説があるからです。しかし、飛鳥氏は否定されており、「天体現象だろう~」とのことでした。そんじょそこらの天体現象ではないですよ~。

 

カシミール地方を巡る印パの紛争は「一触即発」の状態です。米朝がリーチを賭けているように見えますが、印パは既に黙ってテンパイしているのかもしれません。株式市場の方も、意外とインド市場からの大暴落で始まるかもしれません。

 

なぜ、常任理事国でもなく、戦勝国でもない印パに核保有を許したのか?闇の勢力の思惑が垣間見えるようです。チーン

 

(参考)

聖書の都・ソドムとゴモラが消滅した原因が判明?!~古代ニネヴェの遺跡の石板に滅亡の真相が隠されていた