洞爺湖畔にて中島を臨む
先日、ワイナリーツアーに参加して来ました。北海道ワインツーリズム
主催の初夏のワイナリーツアーです。参加したのは、6月29日に催行された、小樽の北海道ワイン
さんと洞爺の月浦ワイン
さんを見学するツアーでした。こちらのワイナリーツアーは、以前から新聞や雑誌などで紹介されているのを目にして興味があったのですが、土・日のツアーが多く参加は無理かな、と思っていたところ自分の休日に催行があるのを発見、即!申し込みました。
しかも、この平日ツアーは定員も19名とこじんまりしたもので、ランチも付いているとのこと、楽しそう♪
集合はテレビ塔近くの中央バスターミナル。普段ならまだパジャマでのんびり新聞読んでる時間帯ですが、いそいそと出掛けました。ちょっと眠いですが
小型バスに乗り込みます。ツアー参加は久しぶりです。どんな方々がご参加でしょうか。ご年配の方も多く、落ち着いた感じのツアーです。自分も年配者の一人ですから(^_^;、浮かれず落ち着いて行動しようと自分をいましめました。決して、酔っ払ってクダを巻いたりしないよう自戒(笑)
北海道ワインさんの小樽ワインギャラリーに到着。丘の上の風光明美な場所です。
こちらでは工場見学をさせて頂きました。北海道ワインさんの方でもあり、北海道ワインツーリズムの事務局長でもあるシニアソムリエの阿部眞久さんが、丁寧なご案内をして下さいました。
大きなワインの発酵タンクが立ち並びます。葡萄を運び込む場所から発酵、瓶詰まで一連の流れを見学しましたよ。葡萄の発酵には熱をともないますので、タンクを冷却する必要がありますが、こちらでは豊富な地下水をくみ上げタンクの外側に流すことにより冷却をしていました。水は循環させてまた使用します。とてもエコなシステムということで、印象的でした。この地下水のおかげで工場内はとてもひんやりしていました。真夏でも大変涼しいそうです。
一通り、見学した後はお楽しみの試飲です。白が2種、ロゼのスパークリングが1種、赤が2種類です。皆さん、楽しそうに、美味しそうにグイグイ。自分も全て頂きましたが、控えめに、、、(笑)
その後、またバスに乗り込み、阿部さんやアシスタントの荒井小百合さんの北海道のワインやワイナリーについての解説や楽しいお話など伺いながら、留寿都へ向かいました。
荒井さんは道産ワイン応援団
を設立してさまざまなイベントを行っているそうです。北海道ワインに愛情たっぷりな感じですね~(^-^)
ルスツタワー・ホテルでランチを頂きました。留寿都ポークのソテーでしたよ。
留寿都に立ち寄るのも久しぶりですねー。若い頃は、スキーに来たり夏は遊園地でジェットコースターに乗ったりして悲鳴を上げていたものです・・・。今は骨折が怖くてスキーもさっぱり(^_^; 夏の留寿都は、ゴルフ天国みたいですね。設備も素晴らしく、ホテルも立派ですからゴルフ好きには楽しいことでしょうね!
そして、洞爺湖へ向かい月浦ワインに到着しました。お天気も良く、素晴らしい眺望です。
葡萄畑は斜面になっており、みんなでゆっくりと登っていき、一番上に着いて振り向くと、、、こんな素敵な風景が目に飛び込んで来ました。緑の葉を茂らす葡萄の樹越しに湖と中島。なんてすがすがしい光景でしょうか。
畑はお布団のようにふかふかの土で、靴がめり込むような感じです。雑草1本見当たらないような、手入れの生き届いた畑でした。
ミュラートゥルガウの樹と、蕾み(右)。もうすぐ花が開くそうです。
こちらは赤ワイン用のドルンフェルダーです。繊細なミュラートゥルガウに比べてたくましい感じですね。
畑で、冷えたミュラートゥルガウを試飲させて頂きました。日差しも強くなり、乾いた喉にゴクゴクと流れ込んでゆきました。爽やかな甘味と酸味が楽しめる、きれいな味わいの白ワインです。オーナーさんの、熱の入ったお話を聞きながら、ゆっくりと味わわせて頂きました。
湖畔の方に、月浦ワインさんの売店がありますので、こちらでお買いものの後、しばしのフリータイムとなり皆さん、思い思いに湖畔の散策を楽しみました。
外にテーブルを出したカフェがあり、こちらで月浦ワインさんのハーフボトルのワインを売っていました。時間があるので、白を1本買って湖を眺めながらワインを楽しみました。こんないいお天気に、爽やかな風に吹かれながら、外で、というシチュエーションにぴったりなワインでしたね(^-^)