食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


テーマ:
カズオ イシグロ, 飛田 茂雄
浮世の画家

カズオ・イシグロの本は幾つか読んで、自分の中では魅かれる作家の一人。イシグロの出世作と言われる本作が書店の平台に文庫で置かれていたので早速購入。なかなかもどかしい気持ちにさせられる文体だ(^_^;


この物語も一人称で語られている。語っている「わたし」はもう引退した画家の老人、小野。戦争の空襲で妻を亡くし、娘二人がいる。長女は結婚して男の子が一人いる。次女は縁談が進んでいるが、以前に一度縁談が先方から断られ、その原因が「わたし」が過去におかした過ちのせいではないかと考えている。


この「わたし」の過ちについて語られているのだが、それは、戦時中に戦意を鼓舞するような絵を発表していたことのようだ。師匠についていた若い頃のこと、実力が認められ多くの弟子を持っていた頃のこと、終戦となり世の中が変わっていったこと、現在の娘達やその夫、孫との会話など、過去や現在を行ったり来たりし、話は脱線していつの間にか違う話題を熱心に語ったり、実に多くを語ってはいる。けれども、「わたし」には、今はもう大きな事件が起こるでもなく、過ちと折り合いをつけて、静かに新しい国の出発を見守っているのみ。なんとなくはっきりしないモノがたくさん残り、カタルシスのない、読後感。


たぶんこの小説のレベルが高すぎて、自分は読み手としては落第だな、という感じです(^_^; 感想もあれこれとりとめもなく、ここで短くまとめるというのも困難。お手上げ~ショック!



昼食:実家の母とちょっと楽しい飲茶ランチ音譜 シェラトンホテル札幌の中国料理・仙雲 で開催中の「ウエスティンホテル東京 龍天門料理長 陳啓明フェア」の¥2000のランチ。このお値段で美味しい点心をたくさん頂けてお得感いっぱいラブラブ!

前菜  前菜六種をワゴンサービスで。

点心 蒸し点心もワゴンサービス。こちらはお好きな二品を。


点心 二人分の蒸し点心。


香港麺 中国粥か香港麺を選べる。ワタシは香港麺。このスープが激ウマ!上品でコクがあって。陳料理長は上湯の名人だそうな。

デザート デザートも選べる。左が選んだ杏仁豆腐。とろっとろで美味しいっ。右は必ず出る白玉団子のシロップ漬け。

小さな量で色々頂ける飲茶ランチ、この他にもあれこれ全10品あって、少しずつとはいえお腹もいっぱい。新札幌に近い人にはぜひお勧めしたいけど、2月28日までだって。

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