食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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ゴールデンカムイ

2016年マンガ大賞を受賞作。

ということもあり、前々から読んでみたいと思っていて、年末に立ち寄ったレンタル店にて1巻から11巻までまとめ借り(^-^; おかげで楽しいお正月休みとなったものデレデレ

 

北海道の先住民族アイヌの暮らしや文化を非常に丁寧に描いているという事も話題になっていて、それも興味深かった。物語の時代背景は明治末期、日露戦争の後で二〇三高地の戦いを経験した復員兵たちや北海道各地の監獄に収容された囚人たち、開拓民、アイヌ民族など様々な人々が登場する。

復員兵の一人、「不死身」の異名を持つ杉本佐一は戦死した親友の妻の病を治すための金を得ようと北海道に砂金採りに来たが、アイヌが隠した莫大な埋蔵金の噂を聞きつける。埋蔵金のありかを網走監獄を集団脱走した囚人たちの身体に入れ墨として描いた図面があり、全員の入れ墨を集めるとその場所が判明するというものだ。杉本はヒグマに襲われた時に助けてくれたアイヌの少女アシパと知り合い、彼女の父親が金塊を集めていた一人であり、金塊を奪いに来た者に殺されたという話を聞いた。そこで二人は協力して奪われた金塊を探すことにした。

 

というような、流れなんだけど、まず各々のキャラクターが個性的な奴らばかりで本当に面白い。

特にアシはまだローティーンの可愛らしい少女なんだけど、幼いころから父親に連れられて山で狩りをしてきた凄腕の猟師だ。彼女がアイヌの狩りや料理、文化を(我々読者にもわかりやすく楽しく)杉本に教えてくれる。鹿や熊やキツネやリス、山鴫(も!)などなど色々な動物を獲ってさばき、皮から肉、骨まで余さず食べたり利用したりする。肉を叩いてすり身状にしたチタタプを煮込んだ汁ものオハウを野外で作って食べるシーンなどあまりにも旨そうだ。食事への感謝の言葉「ヒンナ」を言いながら食べる楽し気な風景が頻繁に出てくる。

 

そんなアイヌ文化を中心に当時の北海道の厳しい開拓時代を描きつつ、金塊にとらわれた荒くれものどもの血みどろの戦いが物語の中心だ。入れ墨を背負った囚人たちと第七師団の軍人たち、そして実は生き残っていた(!)新選組副長・土方歳三が永倉新八とともに金塊争いに絡んでくる。波乱万丈、荒唐無稽、変態男たちも山ほど出てきて、残虐な殺し合いもてんこもり、だがしかし、とてつも無く面白い!

 

心のすさんだ元兵隊や囚人たちが、天真爛漫で狩猟の達人、自然とともに生きる強いアイヌの少女アシパと触れ合ううちに、だんだんと人が変わって来るのも愉しいところである。

まだまだ先が長そうな物語、オバサンの楽しみも一つ増えたなニヤニヤ

 

 

ダンナの食事当番: アムシペのオハウ(笑)

毛蟹の甲羅汁。テレビで見て美味しそうだったのでと、ダンナが作ったもの。味噌仕立てでバター風味、大根が入ってあっさりめでなかなか美味しかった。

「ヒンナ、ヒンナ!」デレデレ

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