2020年8月5日(水) はれ
会津磐梯山、宝の山。毎日眺めています。
いつでも登れると思うといつまでも登らないものです。そのうちではなく今日しかないという思いで登りました。
中腹まで来てやっと磐梯山のシルエットが確認できました。
朝のゴールドラインは涼しくて空いていて気持ちいいなぁ〜。
八方台登山口に到着。
道は空いていたけれど、駐車場は満車ですな。
この登山道の良いところは緑豊かでずっと木陰なことですね。
てっぺん目指して足取りも軽やかに。
北側の視界が開けました。あれが西吾妻山…いや西大巓か?
コースの半分くらいは過ぎたでしょうか。
目と目で通じ合う。
お花畑は復路でお邪魔するとして、まずは最短距離で山頂へ。
清水の前に茶屋があります。
ビールより美味い弘法清水はこちらに。
めちゃ冷たくて美味い。ガブ飲みぜよ。
水を確保したらラストスパート。
桧原湖ウェーイ。
下山開始。清水からお花畑を経由します。
いいねぇ。
時期的にお花畑という感じではないのかもしれませんが、景観は良好です。
ゴールです。下山完了。
往復4時間コースなのでまだ陽が高いです。
ただの登山ではない。これは山ツーリングである。
ゴールドラインを駆け上がるところから戦いは始まっているのだ。
天気晴朗なれどガス多し。
猪苗代湖がほとんど見えません。
山頂は天気良さそうですね。
…すぐ着いちゃうんですけどね。
ゴールドライン最高地点から登り始めます。
忍者が跳躍の鍛錬に木の苗を植えて毎日飛び越えるが如く、徐々にハードルを上げていきますよ。
熱中症の危険も比較的少ないのではないでしょうか。
路傍の花。
中の湯跡地を通過。
明治の初めに開湯、90年代に廃業。温泉は今も湧き続けているそうな。
復活を望む声も。
ここが裏磐梯コースとの合流点。ここまで30分弱、裏磐梯登山口からだとここまで90分くらいです。
近々登るんで待っていてください。
ビールも売ってるんだ…飲みてぇ…。
また絶妙な場所にあるもんで。
もう頭からかぶっちゃう。
ここから急坂が続きます。
明治21年の磐梯山噴火で川がせき止められてあの湖ができたのですね。
コーラの化石。
いよいよ日陰がなくなってきました。
山頂が…見えてきた?
あの人だかりは…ついに…。
登頂です!
三等三角点「磐梯」が最初に設置されたのは明治37年。
土に還る頃には人類は滅びているかも。
ここは我慢。
うひょー。
初代は風化によって消失、現在のものは平成22年に再設置されたものです。
ともかく、登頂記念。小学校以来。
パノラマ撮影。
猪苗代湖も見えますが霞んでいます。
同じく北東1.5kmに太刀持ち・櫛ヶ峰(1636m)。
子供の頃は磐梯山の高さは1819mで「いっぱい食う」と教わったものです。
三角点再設置の際に1816mに改められたのですね。
磐梯山、古くは磐椅山(いわはしやま)と呼ばれていました。
猪苗代町の磐椅(いわはし)神社の神様は当初この山頂に祀られていたそうです。
登山者で賑わっています。密にならないよう距離を保ちましょう。
風が爽やかです。
え?下界は猛暑ですって?
磐梯山山頂の東南東1.5kmに露払い・赤埴山(1430m)。
かつては磐梯山と同じ山体だったのが約2500年前の噴火で分かれたそうです。
ここからだと案外低く見えます。
山頂で食べたら何でもご馳走ですよ。
BGMはゴールドラインを攻めるライダーたちの甲高い排気音。
実は…下りで膝が痛み出しまして。
やっぱりストックあったほうがいいのかなぁ…。
杖突きながら山登りなんて年寄りじゃあるまいし…と考える時点で素人ですよねぇ。
下界の気温が下がるまで高原で涼んでいましょう。
桧原湖畔にて。
桧原ブルーソフト。結構有名らしいです。
普段はあまり立ち寄らない、観光客が集まる場所。
…閉まっている売店も多くて閑散としています。
ラムネ味で場の雰囲気にも合っていると思います。
まだ暑いです。時間調整のために桧原湖一周。