新年度が始まり、世の中 賃金アップ、ベースアップと騒いでいるけれど、田舎の中小企業にそんなもんはない。
何年働こうが、何十年働こうが、何も変わらない。
少なくとも事務職はそう。
どこの会社も。
会社は技術職が回している、そういう考え。
技術職が居なければ会社は成り立たない、けど事務職はそうじゃない。
事務職の代わりは居るけど、技術職の代わりを探すのは難しい。
そういう事なんだと思う。
大きな会社は違うと思うけど、田舎の中小企業はこんなもん。
事務職はいつも最低賃金ギリギリのラインで、給料が上がるのは最低賃金が上がった時。
それでも これしかやってきてないし、この年で違う職種なんて無理がある。
安いとは思ってるけど、やっぱり事務職が好きなんだと思うんだよね…。
だから辞めずにやってきたんだと思う。
まぁ、最低賃金だとしても、それを悩んだところで雇い主に賃金を上げる気がなければ どうしようもないことだから、私はもう悩まないことにしてる。
一応 正社員だしさ、これ以上どうしようもないもん。
事務に関わる資格は一通りあって この給料だしさ。
自分の力では どうしようもないことを悩みたくない。
職種を変える、転職する、なんて、田舎じゃ簡単ではない。
辞めてしまえば、次に正社員で働ける確率はほぼゼロ。
いくら若かろうが、特別な資格でもない限り、正社員の募集自体ないんだから。
手取14万じゃ将来どころか今の暮らしも描けない。
けど仕方ない。
それなら もらった額でやるしかないし、その中で楽しみを見つけるしかないだけ