富山県は、東京の赤坂に赤坂会館という施設を持っています。これは、旧富山藩邸跡地に建てられたもので、首都圏にやってきた富山県人の宿泊施設として40年ほど前にできました。ところが、近年では安いホテルが多くできたことなどから、赤坂会館を利用者は激減しています。そのため、富山県から首都圏の官公庁、財団などに派遣された職員の宿舎としても利用されるようになっています。

 さて、私も4月からこの赤坂会館でお世話になることになりました。実は職場の人事異動で、9月ごろから上海市政府に派遣されることになりまして、4月から東京で語学研修があります。上海では上海を訪れた富山県の行政、企業関係者の接待や、上海市政府との橋渡しをする役割があります。外交官的な役割をするものですから、みっちり中国語を習得することになります。

 本県から上海市政府には毎年職員を派遣していますが、その前の東京での語学研修では、皆が宿舎としてこの赤坂会館を利用しているのですね。語学の学校も赤坂にありますので、赤坂会館は宿舎としては好立地です。

富山県赤坂会館