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以前自分が会社に勤めている時、「あなたの顔は労働者の顔をしている」と妻から言われショックを受けたことがある。これが労働者の顔かとマジマジと鏡の中の自分を見つめたものである。個人事業主になって7年半となるが、自営になってからは「お父さんの顔は輝いている」と言ってくれるようになった。もうとっくに還暦を過ぎているのにそう言われたら嬉しくなる。還暦を過ぎると髪も薄くなり、白髪も増えて来た。たとえ小さな個人事業といえども白髪混じりの頭ではお客様に申し訳ないと思い、思い切って黒い髪に生まれて初めて染めた。すると妻は「お父さんは20才若返った」と言った。早速鏡の前に立って見ると、確かに自分でも見違える程実年齢より若く見えた。どうやら妻は夫が若く見える方が良いらしい。そして若く見せたいのは女性だけではなく男にもそのような心理があることがわかった。(髪の染めは頭皮に刺激が強すぎて結局止めた)
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では、主人意識と非主人意識はどう違うのか。非主人意識と言うのは言われたことしかやらない、出来るだけ楽をして多くもらうことばかり考える。出世の為、上司にご機嫌ばかり伺い、自分の意見を押し殺す。

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それに比べ主人意識とは経営者であれ、勤め人であれ、主婦であれ、科学者であれ、スポーツマンであれ、自分の仕事に誇りを持ち、常に向上心を持ち、創造性豊かな人である。主人意識を持つ為には常に頭で考える人だ。人から言われなくても自分で考え気が付いたことはどんどんやっていく人である。又、相手に対して常に気配りの効く人ではなかろうか。小さい頃から親が子供に自分の考えを押し付けガミガミ言い続けると、創造性豊かな子供は育たないだろう。より良い個人の為、より良い家庭をつくる為、より良い社会を作っていく為に主人意識を持つことが必要でしょう。そのようなことは小さい頃から家庭内の家族関係の中から育まれるのではないか。

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