『スピリチュアルなまでの力強さと包容力は既に完成されている。長い間ジャズから失われていた声の再来。柳樂光隆 (Jazz The New Chapter)』

現在進行形の男性ヴォーカル・シーンを牽引するシンガー・ソング・ライター、グレゴリー・ポーターの2010年に発表した1stアルバム『Water』がボーナストラックを追加し、国内盤年発売。ニコラ・コンテや、ロバート・グラスパー、ジェイミー・カラム、ベン・ロンクル・ソウルと共演するなど幅広いジャンルの音楽ファンから注目される男性シンガー。

『ウォーター』は、ハーレムのジャズクラブ、St Nick’s Pubに集まり今も活動を共にするメンバー、チップ・クロフォード(p)、アーロン・ジェームス(b)、エマニエル・ハロルド(dr)、佐藤洋祐(as) らと録音しヴェテラン奏者のジェームス・スポルディングを迎えたグレゴリー・ポーターの1stアルバム。
洗練されたブラックネス溢れる「Black Nile」では、パワフルにスイングするスキャットも披露。ヴェテランのジェームス・スポルディングがレコーディングに参加。人気に火をつけた名曲「1960 What?」は、デトロイトの暴動を歌ったプロテスト・ソング。
往年のジャズ・ボーカル、70年代のソウル、ゴスペルからの影響をつよく感じる表情豊かな歌声を披露し、ひときわ美しいIllusion」、「Water」、「but Beautiful」での全身に沁み渡るバラードでのスィートさが絶品。デビュー作ながらも長く聴き継がれるであろう名作です。

Tracks
01 Illusion
02 Pretty
03 Magic Cap
04 Skylark
05 Black Nile
06 Wisdom
07 1960 What?
08 But Beautiful
09 Lonely One
10 Water
11 Feeling Good
12 1960 What (Gerald Frisina Cuban Soul Mix)- BONUS TRACK

Water[ボーナストラック収録・解説付]/Gregory Porter

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