トラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)
トラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)
君知るや鈴懸の径秋憂い
人知れず種を零すや秋の花
雨ばかり三日もつづく秋の昼
虎の尾鈴懸暗がり好む秋の午後 ひだまり
トラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)
非常に珍しいので絶滅危惧種に指定されています。
暖地の林中に生える。半日蔭で撮影。
茎は細長く稜線があり、斜上し先はつるとなり、長さ70~150cm。
葉は長さ5~10cm。花冠は長さ5mmほど。
トラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)は四国、九州だけに生えている植物。
昔は修験者が入る山は女性は登ることはできませんでしたが
こんにちは誰でも登れることが出来たようです。
由来は球形の花序の付きようが、(鈴懸衣)山伏などの修験者が着用する
法衣の上につける結袈裟(ゆいげさ)についた、丸くて大きな房に似ている
ことから付けられた。
修験道の入峰修行の法衣で丸い大きいボタンの花のようなものが前側に
4つ後ろに2つ付いている飾りものを鈴懸(すずかけ)とも言います
トラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)
スズカケソウの仲間は3種あるが、3種ともごく限られた地域でしか
見られない。
1、スズカケソウは岐阜県。2、キノクニスズカケは紀伊半島。
3、トラノオスズカケは四国、九州。
トラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)
ゴマノハグサ科 ・クガイソウ属 ・ 多年草 。
花期 8~9月 分布 四国、九州。絶滅危惧種